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Facebookの動画広告【完全ガイド】コツ・成功事例・設定方法をすべて解説

Facebookで動画広告を最近よく目にするので、配信方法を知りたい。

新しいサービスや商品を売り出したいとき、そのように考える方も多いと思います。実際、Facebookの動画広告はコツさえ掴めばそれほど難しくない仕様になっています。

そこで今回は、Facebook動画広告の完全ガイドとして、動画制作などのコツ・成功事例・設定方法をわかりやすくご紹介します。

Facebook動画広告の課金方式にはどんなものがあるのか、動画広告を作る際のコツといった部分まで深ぼって解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

Facebookの動画広告をマスターし、SNSマーケティングを攻略していきましょう!

Facebook動画広告の種類とサイズ

Facebookの動画広告には、大きく分けて3つの種類があります。
まずは、それぞれの規格やメリット・配置場所などについても紹介します。

フィード広告

フィード広告とは、Facebookのニュースフィード(タイムライン)に掲載される広告です。ニュースフィードに違和感なく動画広告を溶け込ませ、掲載することが重要になります。

推奨アスペクト比は4:5で、最大4GBとかなり大容量の動画を配信することができます。ユーザーに商品やサービスを認知してもらいたい場合におすすめの種類です。

参照:「配置にFacebook動画フィードを | Facebook広告ガイド」

ストーリーズ広告

ストーリーズ広告は、Facebookのストーリーズ機能に付随した広告です。ストーリーズ内に縦長フルスクリーンで大きく広告を出せるのが特徴になります。
そのため、非常にインパクトのある広告になっていて、単なる商品紹介というよりかは、ダイナミックな動画を通じて、商品やサービスを印象づけたい場合に向いているでしょう。

推奨アスペクト比は9:16で、スマホを意識した縦長の作りになります。

参照:「配置にFacebookストーリーズを | Facebook広告ガイド」

インストリーム広告

インストリーム広告は、Facebook内で流れる動画に挿入する形で広告を流す方法です。動画に違和感なく挿入されるので、動画広告の中でも、長時間見られやすい傾向があります。

どのような動画に対して広告を挿入できるかを設定できるため、ターゲティングが特に重要となる種類の動画広告です。ただし、動画広告をすぐにスキップされるリスクも抱えているため、ユーザーを一瞬で惹きつけられるクリエイティブが重要になります。

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Facebook動画広告の課金形式

Facebook動画広告の課金形式は主に3種類あります。
それぞれ特徴を紹介していきます。

CPC(クリック課金)

CPC(Cost Per Click)は、クリック数に応じて課金されるタイプの課金形式です。単なる視聴ではなく、クリックに課金されるので、ユーザーに対して一歩踏み込んだアプローチができた場合にお金を支払うという実益型の方式です。

クリックでウェブサイトに移行してもらった後に、資料請求やお申し込みを促すなど、明確な目標が決まっている場合に有効な課金形式です。

CPM(インプレッション課金)

CPM (Cost Per Mile)は、動画広告が1,000回表示されるたびに課金される方式です。とにかく大勢のユーザーに広告を配信したい場合に採用されることが多く、料金設定もしやすいのが特徴です。

クリックなどのアクションに関わらず課金される形式なので、TVCMのように、ブランディングや認知拡大に適した課金形式と言えるでしょう。

ThruPlay

ThruPlayは、特定の秒数以上視聴された動画に対して課金が行われる形式です。目安になってくるのが15秒で、15秒以上再生された場合にのみ課金することも可能。

また、15秒以下の動画については、最後まで再生されたもののみが課金されるようになっています。ThruPlayを利用している場合は、Facebook側が自動で、動画を長時間再生してくれるユーザーを厳選して、広告配信してくれるのが特徴です。

Facebook動画広告の成功事例

次に、Facebookの動画広告の成功事例をご紹介します。国内の事例2つと海外の事例を1つご紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さい。

株式会社ラクス

メールマーケティング事業などを行う株式会社ラクスでは、Facebookの動画広告を活用し、コンバージョン率を44%アップさせました。

 

 

Facebookの動画広告に取り組む以前は、静止画とテキストのみの広告を配信しており、LPの画像や、Google広告・Yahoo広告で利用している画像を再利用していました。

静止画を使用していた広告は6.9%だったコンバージョン率も、動画広告を活用することで10.8%まで改善。コンバージョン率の向上により、リード数の目標達成にも繋げることができました。

静止画で伝えられる情報量との差や、冒頭でユーザーを惹きつける動画広告の強みが現れた結果となりました。

■ インタビュー記事

動画広告成功事例!株式会社ラクス様インタビュー

株式会社HRBrain

人事評価クラウドを提供している株式会社HRBrainでは、Facebookの動画広告を活用してCPAの20〜30%削減を達成しました。
*CPA(Cost Per Acquisition):購入や問い合わせなど、特定のコンバージョンを一度獲得するための単価。顧客獲得単価。

 

 

CPAを下げることで一日の広告予算を増やし、コンバージョンの件数も増やしていく循環を目指し、Facebookの動画広告に取り組みました。その結果、同じ素材を使った静止画と比較し、CPAを最大20〜30%削減に成功。

動画の冒頭で人物を使いユーザーを惹き付けた上で、ツールの中身紹介へスムーズに移行する構成が成果に繋がりました。静止画のカルーセル広告と違い、動画広告は自動再生されるため、ボタンをクリックしたり画面を横にスライドさせなくても情報が展開されます。そのため、多くの情報を自然にユーザーへ提供することができました。

■ インタビュー記事

動画広告でCPA30%削減した方法!株式会社HRBrain様インタビュー記事

MILO

最後に、海外の事例をご紹介します。MILO Australiaが展開したFacebook動画広告の成功事例です。MILOは今までもFacebook広告を活用してきましたが、自社サイトから直接購入を促す取り組みを今回は初めて行いました。

 

 

冒頭に多くの動きをつけた動画クリエイティブを、クリスマスという季節感に合わせて提供。動画の最後には、ウェブサイトで購入できることを示し、ユーザーに取ってほしいアクションを明確にしています。

・英語版の詳細はこちら

今回ご紹介した事例は、いずれもシャトルロックジャパンが提供するShuttlerock Studioという動画制作サービスをご利用いただいたものです。Shuttlerock Studioにご関心のある方は、ぜひ詳細ページをご覧ください。

 

動画広告を作る際の3つのコツ

ここでは、Facebookの動画広告を作る際の3つのコツを紹介します。この3つのポイントを意識して動画を制作することによって、より良いアプローチが可能になるでしょう。

大原則として、どんなすぐれた広告媒体であっても、動画広告自体に魅力がなければ、なかなかユーザーはポジティブな反応を示してくれません。ユーザーの離脱を最小限に抑える動画コンテンツを作るため、この3つを絶対に抑えるようにしてください。

1.最初の2秒で惹きつける

ユーザーに動画広告が再生されると、まずは2秒の壁が立ちはだかってきます。その動画を魅力に感じるかどうかは、開始2秒くらいの間でだいたい決まってくるのです。そのため、ユーザーを惹きつける部分が後ろのほうに設定されている広告は、それだけで不利だと言えるでしょう。

動画が開始された序盤で、ユーザーを強烈に惹きつけなければなりません。具体的には、重要な結論を冒頭に流すことや、モーショングラフィックやアニメーションといった動きでユーザーを惹きつけることが効果的です。とにかく、開始2秒の間にインパクトを演出できなければ、すぐにユーザーは去ってしまいます。

2.無音を想定してテキストを入れる

Facebookの動画広告を見ているユーザーは、通勤や通学などのスキマ時間で見ているケースが多いです。マナーモードなど、無音で広告を閲覧している人が大半であると想定しておきましょう。そのため動画広告には、字幕やテロップなどを適度に配置することが重要になります。

文字があれば、音声が聞けないような環境であっても、問題なく内容を理解することができます。また、ただテキストを表示させるだけではなく、テキストを動かすことやなんらかのアニメーションを付けてあげることによって、インパクトを演出することができます。

また、同じ動画であってもテキストを別言語にするだけでも新たな市場にアプローチすることができます。日本語だけではなく、英語や中国語といった異なる国に対してアプローチする際にも、テキストを有効活用してみましょう。

3.必ずアクションを促す

動画広告を出す際には、ユーザーにアクションを促すということを常に考えましょう。お申し込みを促したいのか、資料請求を促したいのか、応募を促したいのかなど、動画広告を見た後のステップを明確にすることが非常に大切です。

注意点として、ユーザーに複数のアクションを促そうとして、内容が複雑な動画にしてしまう場合がありますが、あくまでシンプルに一つの行動のみを促すようにしましょう。

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Facebook広告の設定方法

さいごは、実際にFacebook広告を出す際の設定方法をご紹介します。
こちらを参考に、実際に設定してみてください。

1.アカウント作成

Facebookの個人アカウントを持っていない場合は、まず最初に作成しましょう。個人アカウントのほかに、Facebookページも必要となりますので、併せて作りましょう。

2.キャンペーン設定

メニューバーから広告マネージャを選択して開きます。順に表示される「キャンペーン目的」などの項目に沿って、設定を進めて行きます。

3.広告セットの設定

次に広告セットを設定するのですが、事前にやっておきたいのが明確なペルソナの策定です。自社の商品はどのような人たちに受け入れられ、どのような層の人たちにアプローチしていくべきなのかが明確にわかっていなければ、広告の効果を最大限に発揮することはできません。

オーディエンスの設定については、最低限自社サービスの特性やペルソナがわかっていなければ、しっかりと設定することはできません。そのため、広告セットの設定をする前に、社内で細かくペルソナを決めておくようにしましょう。

4.動画の追加

キャンペーンや広告セットの設定が終わったら、今度はアプローチするための動画を追加しましょう。動画の長さは各広告によって異なり、フィードの場合は最大で241分まで、ストーリーズは最大2分までです。また、各動画の対応サイズなどについてもしっかりと確認しておきましょう。

5.支払い設定

支払い方法を設定しておかなければ、広告を配信できません。Facebookの場合、クレジットカードかPayPal、もしくは銀行口座から入金することになります。

まとめ

Facebook動画広告の完全ガイドとして、種類やコツ・設定方法を説明しましたが、いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介したコツや成功事例を参考にして、自社でも効果的な動画広告を配信できるようぜひトライしてみてください。

アプローチしたい層について明確に考えることで、魅力的な動画広告を制作できます。多くのユーザーに届けることができるFacebookの動画広告を、ぜひ上手に活用してきましょう!