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Instagramでは、カルーセル投稿の各スライドに個別のキャプションを設定できる機能がリリースされました。

従来のカルーセル投稿では、投稿全体に対して1つのキャプションしか設定できず、詳細な説明を加える場合は画像内に多くの情報を盛り込む必要がありました。

しかし今回のアップデートにより、スライドごとに異なるテキストを表示できるようになったことで、コンテンツ設計の考え方そのものが変わる可能性があります。

本記事では、企業のSNS担当者が押さえておきたい新機能のポイントと、今後の運用における活用方法を紹介します。

Instagramカルーセル投稿で「複数キャプション機能」が利用可能に

カルーセル投稿の各スライドに個別キャプションを設定できる

Instagram 複数キャプション カルーセル 投稿手順
 Instagram | シャトルロックジャパン株式会社 公式アカウント(@shuttlerock_japan)

新たに追加された機能では、カルーセルに設定した画像や動画それぞれに対し、別々の説明文を設定できます。

例えば、5枚構成の商品紹介投稿であれば、1枚目では商品の概要、2枚目では機能紹介、3枚目では利用シーンといったように、スライドごとに最適な情報を表示することが可能です。

これにより、1つの投稿の中で、より整理された情報提供を行いやすくなります。

従来のカルーセル投稿との違い

項目従来新機能
キャプション投稿全体で1つスライドごとに設定可能
情報量画像内テキスト中心キャプションで補足可能
表現方法限定的ストーリー性を持たせやすい
商品説明まとめて記載商品ごとに個別説明可能

これまでは、詳細な説明を行うために画像内へテキストを追加したり、投稿本文へ長文を記載したりする運用が一般的でした。

一方、新機能ではスライド単位で説明を補足できるため、画像は視覚的な訴求に集中させながら、必要な情報だけを適切なタイミングで伝えられるようになります。

その結果、ユーザーはスライドを閲覧しながら自然に情報を理解できるようになるでしょう。

企業アカウントにおける活用メリット

より分かりやすい情報設計が可能になる

各スライドに関連する説明を表示できるため、ユーザーは画像とテキストを紐づけながら内容を理解できます。
特に複雑な商品やサービスを扱う企業にとっては、情報を段階的に伝えられる点が大きなメリットになるでしょう。

クリエイティブの自由度が高まる

これまでは、必要な情報を画像内に盛り込む必要があり、デザインが煩雑になりがちでした。

今後は説明文をキャプション側へ移せるため、画像はビジュアル訴求を重視したシンプルなデザインにしやすくなります。ブランドの世界観を重視する企業にとっても活用しやすい機能といえます。

ユーザーとの接触時間の増加が期待できる

スライドごとに新しい情報が表示されることで、ユーザーは次のページを閲覧する動機を持ちやすくなります。
結果として、投稿の閲覧時間や保存、シェアなどのエンゲージメント向上につながる可能性があります。

Instagramの新機能を活用することで、商品紹介やUGC活用、キャンペーン施策など、これまで以上に多様なコンテンツ設計が可能になります。

一方で、成果につながるInstagram運用を実現するためには、アルゴリズムを理解したうえで、適切な投稿設計やキャンペーン施策を実施することが重要です。

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企業におすすめの活用方法

複数キャプションの活用方法 1)UGC紹介 … (例)コスメブランドの口コミ紹介

複数キャプション機能を活用すれば、ユーザーの投稿やレビューをより分かりやすく紹介できます。
例えば化粧品ブランドの場合、以下の構成が考えられます。

複数キャプションを活用したUGC紹介
  • 1枚目:キャンペーンやハッシュタグ投稿の紹介
  • 2枚目:ユーザーAの投稿とレビュー
  • 3枚目:ユーザーBの投稿とレビュー
  • 4枚目:ユーザーCの投稿とレビュー
  • 5枚目:商品ページへの導線

各スライドにレビューの詳細や使用感を記載することで、購入を検討しているユーザーへ具体的な利用イメージを提供できます。

複数キャプションの活用方法 2)ブランドストーリーの発信 … (例)食品ブランドの開発ストーリー紹介

ブランドの世界観や商品開発へのこだわりを伝えるコンテンツにも活用できます。
例えば、新商品の開発背景を紹介する場合、以下の構成が考えられます。

複数キャプションを活用したブランドストーリーの発信
  • 1枚目:新商品の紹介
  • 2枚目:開発のきっかけ
  • 3枚目:原材料や製法へのこだわり
  • 4枚目:開発担当者のコメント
  • 5枚目:商品購入への導線

といった流れで構成することで、単なる商品紹介ではなく、ブランドへの共感醸成につなげることができます。

複数キャプションの活用方法 3)店舗・施設紹介コンテンツ … (例)商業施設やカフェの店舗紹介

カフェやレストランなどの店舗を持つ企業では、施設紹介コンテンツにも活用できるでしょう。

複数キャプションを活用したブランドストーリーの発信
  • 1枚目:店舗全体のイメージ
  • 2枚目:人気メニューの紹介
  • 3枚目:店内の雰囲気や座席情報
  • 4枚目:期間限定メニューやサービス
  • 5枚目:アクセス情報や予約方法

スライドごとに異なる情報を掲載することで、来店前の不安解消や来店意欲の向上が期待できます。

複数キャプションの活用方法 4)FAQコンテンツ … (例)D2Cブランドのよくある質問紹介

ユーザーから寄せられる質問をまとめたFAQコンテンツも有効です。
例えば、サプリメントブランドであれば、以下の構成が考えられます。

複数キャプションを活用したFAQコンテンツ
  • 1枚目:「よくある質問5選」
  • 2枚目:「いつ飲むのがおすすめですか?」
  • 3枚目:「他の商品と併用できますか?」
  • 4枚目:「どれくらいで効果を感じられますか?」
  • 5枚目:「保存方法や注意点」

購入前の疑問を解消することで、問い合わせ削減や購入率向上にもつながるでしょう。

SNSマーケターが見直すべき運用ポイント

画像とキャプションで役割分担を行う

今後は、すべての情報を画像へ掲載する必要はなくなるかもしれません。
重要なのは、画像で興味を喚起し、キャプションで理解を深めるという役割分担を意識することです。

  • 画像=要点
  • キャプション=補足

画像内テキストを詰め込みすぎない設計を意識する

画像内の情報量を抑えることで、スマートフォン上でも見やすいクリエイティブを制作しやすくなります。
ブランドイメージを損なわないデザイン設計にもつながるでしょう。

保存・シェアされやすいコンテンツ設計を行う

情報量を増やせるようになったからこそ、情報の整理がこれまで以上に重要になります。

単なる長文ではなく、「後で見返したい」と感じてもらえる構成や、「他の人にも共有したい」と思える実用性を意識することが求められます。

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