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2025年4月22日に、Meta社が動画編集アプリ「Edits」をリリースしました。
スマートフォンで簡単に動画を作成できるアプリは今までも複数ありましたが、Meta社から公式のアプリがリリースされたとのことで注目を集めています。
本記事では、そんな今話題の「Edits」に関するメリットや便利機能などの基本情報から、実際の使い方、使用時の注意点まで詳しく解説します。
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本記事内容
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Instagram の動画編集アプリEdits とは
Editsは、Meta社がリリースした動画編集アプリです。Editsでできることやリリース時期、リリースの背景などをご紹介します。
Edits の概要
Editsは、もともと3月にリリースすると予想されていましたが、約1ヶ月延期し、4月22日にMeta社から正式リリースされました。
Editsは、スマートフォンでクオリティの高い動画を作成できるInstagramの新しい動画作成アプリで、編集だけでなくSNSへのシェアやインサイト機能が備わっており、Instagramで積極的に動画を活用していきたい方には嬉しいサービスです。
出典:「効率的なビデオ作成アプリ「Edits」のご紹介」Meta,2025.4.22
Edits はなぜリリースされた?
TikTokとCapCutの規制による影響
2025年1月に、アメリカでTikTokとその関連アプリであるCapCutの利用を禁止するとの発表があったことで、多くのユーザーが代わりとなるアプリを求めるようになりました。
Meta社がこのタイミングで「Edit」をリリースすることで、TikTokユーザーのInstagramへの移行を促し、シェアの拡大を狙ったと考えられています。
Instagram利用ユーザーの支援とデータ収集の強化
Editsは、スマートフォンで簡単に高クオリティな動画を作成できるよう支援するだけでなく、ユーザーが作成するコンテンツやインタラクションに関するデータを収集する目的としても考えられています。これにより、広告の精度向上やシステムのアップデートが期待されています。
Instagram の動画編集アプリEdits 4つのメリット
ここからは、Editを活用することのメリットについて細かく紹介します。
1. 高機能な動画編集ツールを無料で使用可能
Editでは、背景を抽出できる「green screen」やAIで被写体を自動で切り抜いてくれる機能、ボイスエフェクトなどの編集機能を無料で使用することができます。
特別な編集アプリを使用しなくても、まるで高度な編集アプリを使用したかのような動画を作成できます。


2. 最長10分の撮影と高画質なエクスポート
最大10分の動画を撮影することができ、ウォーターマークなしで動画をエクスポートすることができます。
多くの動画編集アプリでは、ウォーターマークを外すために課金をしなくてはならなかったのですが、Editsではその必要がない点も魅力です。
3. 誰でも利用できるインサイト機能
Instagramで動画を投稿すると、いいね率やシェア率などのエンゲージメントを確認することができます。
実際に試したところ、ビジネスアカウントでなくてもインサイトを確認することができました。
また、個人アカウントで尚且つ鍵をつけていても、以下のような情報を取得することができたため、Instagramユーザー全員が使用できる機能と言えるでしょう。

4. InstagramやFacebookへ直接投稿が可能
Editsで作成した動画は、直接InstagramはFacebookに投稿が可能です。
動画編集後、右上の「エクスポート」をクリックすると動画をシェアできるようになります。


例えば、「Instagramでシェア」をクリックすると、下記の画像のように直接Instagramの編集画面に遷移するため、ここでキャプションやタグ付けなど、通常Instagramで投稿するのと同じ操作方法で投稿ができます。

Instagram の動画編集アプリEdits の便利機能10選
編集・エフェクト関連
トランジョン
動画のカットとカットを繋げる際、場面転換をスムーズに行うことができるエフェクト機能が備わっています。前のカットを残しながら、次のカットがフェードインする「Dissolve」や、ぼかしでつなぐ「blur」など、全20種類のエフェクトがあります。(2025年5月1日現在)
色調補正
Instagramの編集と同じように、「明るさ」「コントラスト」「暖かさ」「彩度」「フェード」など、全9種類の項目を活用して細やかな調整をすることができます。すでにInstagramにアップしているコンテンツと似た色味や明るさに調整することで、アカウントの統一感や世界観を保った動画を作成することができます。
フィルター・エフェクト
フィルターを使えば、元の素材の印象を簡単に変えることができます。たとえば、洗練された雰囲気やレトロなテイスト、モノトーンでクールな仕上がりなど、目的に応じたスタイルを手軽に演出できます。色味を自分で細かく調整しなくても、フィルターを選ぶだけでおしゃれなコンテンツに仕上がるため、初心者にも嬉しい機能です。
速度の変更
スローモーションから早回しなど、自由に速度を変えることができます。Editsでは0.1倍速から10倍速まで、0.1刻みで調整をすることができるため、希望の速度に調整がしやすい点が特徴です。
音声・音源関連
トレンド・オリジナル音源
Instagramのリールで使用されている、人気の楽曲やオリジナル音源を動画に使用することができます。また保存機能もあるため、よく使う音源や気に入った楽曲があれば保存をしておくとスムーズに使用可能です。
効果音
ドアノック・水しぶきなどの「アクション」や拍手・笑い声などの「リアクション」、瓶から注ぐ音・ハサミで着る音などの「ASMR」など、全8種類の効果音を自由に選択し動画に入れることができます。効果音により、臨場感の演出や強調など、より動画への興味や理解を深めてもらうための機能として効果的です。
音声の挿入
録音機能で動画に自分の声やナレーションを入れることが可能です。また、BGMや音声の音量のバランスも自由に変えることができるため、視聴者にとって聞き取りやすい動画を作成することができます。
テキスト関連
テキストアニメーション
フォントや色の変更はもちろん、テキストにアニメーションを加えることができます。ゆっくりズームされるように表示される「slow zoom」波打つように表示される「wave」など、動画の印象によって自由に変更することが可能です。
ステッカー
Instagramで人気のGIFを使用することができます。検索欄に何も入れなければ、「トレンド」が表示されていますが、例えば「キラキラ」など自分が入れたい効果やスタンプのキーワードを入力すると、関連するGIFが表示されます。


自動文字起こし
動画内の音声を自動で認識しキャプションとして文字起こしをしてくれる機能もあります。日本語にも対応はしていますが、音声の読み取りにムラがあるため今後の改良に期待をしたいところです。
Instagram の動画編集アプリEdits の使い方
ここからは、実際の使い方について画像付きで解説をしていきます。
ダウンロードとアカウント連携
iOSであればApp Storeから、AndroidであればGoogle Playストアから「Edits」と入力をして、以下のアプリをダウンロードします。

インストールをすると、現在ログインしているInstagramのアカウントが表示されるため、Editから直接Instagramに投稿する場合は該当のアカウントになっているかを確認しましょう。
最下部に「アカウントを切り替える」があるため、変更をしたい場合はここから変更します。
「Instagram」でログインをクリックし、「Editsに参加」をクリックすると動画編集画面に遷移します。


動画作成
Editsを開くと、「付箋」「保存済み」「コレクション」の3つのカテゴリが表示されます。「付箋」は、どのような動画を作りたいかや、他のユーザーの動画を見て参考にしたい点などを書き溜めておける場所です。
「保存済み」や「コレクション」はInstagramと連動しており、過去に保存していたコンテンツが一覧で表示されます。


右下にある「+ボタン」から、動画を作成することができます。ボタンを押すとカメラロールに遷移するため、使用したい動画を選択します。ここで動画の編集が可能です。

EditsとCapCutとの違い
リリースして間もないEditsですが、人気の動画編集アプリCapCutと何が違うのでしょうか。異なる点を理解することで使い分けに役立てることができます。表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
特徴 / アプリ名 | Edits | CapCut |
提供元 | Meta | ByteDance |
リリース年 | 2025年 | 2020年 |
対応SNS | Instagram・Facebook(現時点では縦型動画に限定) | Instagram・Facebook・YouTube(横長動画も作成可能) |
テンプレート | まだ使用できないか、一部のユーザーのみ使用できる可能性あり(2025年5月現在) | トレンドを押さえたテンプレートの種類が豊富 |
ウォーターマーク | なし | 無料版はあり |
料金携帯 | 無料で全機能使用可能 | 無料 + 有料プランあり(使用できるテンプレートやエフェクトが開放) |
対象ユーザー | InstagramやFacebookのリール動画を作成したい方 | TikTok用や短尺動画を作成したい方 |
Editsを利用する際の注意点
ここまで、Editsの便利さや機能性の高さをご紹介してきましたが、押さえておくべき注意点がありますのでご紹介します。
機能に一部制限がある
テンプレート機能やAIによる動画編集など、全てのユーザーが使用できる機能はまだ完全には備わっていません。
そのため、今まで動画編集ツールを使用していた方は、Editで簡単に動画制作ができるからといって完全に移行をするのはもう少し待ったほうが良いでしょう。
リリースされて間もないため、今後のアップデートを楽しみに待ちましょう。
音楽は他の媒体で使用しない
Editsで作成した動画内にInstagramオリジナル楽曲が入っている場合、他のSNSでアップをすると著作権に抵触する可能性があるため、注意をしましょう。
あくまでEditsはInstagramやFacebookのリールに特化したツールと認識しておくのが安全でしょう。
アップデートが頻繁に起こる可能性がある
Metaは、「アプリの継続的なアップデートにスピード感を持って取り組んでいます。」と公言しています。そのため、つい最近アプリをインストールしたばかりだけれどまたアップデートのお知らせがあるといったこともあります。
※本記事を執筆する前日にアプリをダウンロードしましたが、翌日にはアップデートのお知らせがありました。
そのため、最新の機能を使用するには定期的にアップデートを確認するか、自動アップデートにしておくと良いでしょう。
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まとめ
Instagram の動画編集アプリEdits についてご紹介をしましたがいかがでしたでしょうか?
InstagramやFacebookに特化した動画編集ツールで、UIも分かりやすく初心者の方でも簡単に動画を作成できる機能が多く備わっています。
まだまだアップデートにより使用できる機能の幅が広がりそうなので、楽しみに待ちながらうまく活用していきましょう。