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Instagramのリール機能を活用したいけど、規定サイズやどのようなクリエイティブを掲載するのが良いか分からない!そういった悩みを持つ方に、リール機能をうまく使いこなすためのノウハウをご紹介します。
Instagramは、日本でうなぎのぼりに人気を集め続けており、日本国内の月間アクティブアカウント数は2019年3月に3,300万を突破して以降も、増大し続けています。
そのため、多くのユーザーが利用するInstagramは、企業にとっても絶好のプロモーションの場です。
Instagramは当初、静止画や動画は正方形のみしかアップロードできませんでしたが、
動画コンテンツが人気を高める中、縦長の短尺動画の掲載が可能な、リール機能がリリースされました。
企業でもブランドや商品、サービスのプロモーションのために利用したいと思っているのではないでしょうか。
この記事では、リールの特徴やリールを活用するメリット、規定サイズや制作においてのコツ、注意点などをご紹介します。
目次
Instagramのリールとは
Instagramのリールとは短い動画を作成・投稿できる機能です。
リール機能が2020年8月に新しくリリースされた当初は、投稿可能な動画の長さが15秒以内でしたが、2022年6月には最大90秒までに延長されています。
YouTubeやTikTokが人気を集め、動画コンテンツを楽しむ人が増える中、Instagramでも動画コンテンツをより楽しめるようになりました。
(画像引用元:Instagramの最新情報)
YouTubeが比較的、長尺動画の投稿が多い一方、Instagramはかなり尺が短いです。
動画を楽しむ一般ユーザーにとっては、もっと長く見たいという想いもあるかもしれません。
一方、企業から見ると、プロモーションにはちょうどいい長さです。
伝統的なテレビCMやラジオCMも15秒から30秒程度が多いですし、広告動画は長すぎると見てもらえないという特徴があります。そのため、リールは企業からも注目を集め、リールを投稿している企業も増えてきました。
リールの尺が90秒までに伸長された2022年6月には、リールに新たにテンプレート機能が追加されました。さらに、2022年7月にはリミックス機能も導入されるなど、リールのコンテンツの充実度が増しています。(参考:https://about.fb.com/ja/news/2022/06/igfb_reelsbundle/)
機能が追加されているということは、それだけユーザーからの注目度が高く、利用度も高く、閲覧者も多いということです。
つまり、リールを投稿すれば注目も集まりやすいので、企業プロモーションをするにも、よりベストな環境に向かっていることを意味します。
テンプレート機能とは
テンプレート機能は、ほかのユーザーが投稿した既存のリール動画をテンプレートとして用いることができる機能です。 これにより、簡単に動画を作成できます。
テンプレートとして利用できるリール動画は、投稿したユーザーがテンプレートとして利用しても良いと許可を与えているものに限定されます。
(参考:https://www.instagram.com/reel/Ch-EQWLpeuj/)
使い方も簡単です。 テンプレートとして利用できるリール動画の中で、興味を持った動画や構成などが気に入った動画を見つけたら、「テンプレートを使用」をタップするだけで、音源やクリップの尺の長さや構成などが読み込まれます。
そうすると、テンプレート上に、自分が撮影した動画や写真を簡単な作業でカスタマイズできるようになります。
リミックス機能とは
リミックス機能は、既存のリール動画に合わせて動画を撮影し、ユーザー同士でリール動画のコラボレーションができる機能です。
既存の動画が左に、自分が撮影した動画が右にと1画面が2分割されて、同時に再生されるパターンか、既存の動画の再生が終了した後に自分の動画が再生されるパターンの2つのうちどちらかを選択して投稿することができます。
既存の動画にエフェクトや音声を追加することもできるので、 既存動画のクリエイティブ性を高めたり、ユニークにすることが可能です。
この機能が追加されたことで、自分の好きなクリエイターの投稿とコラボレーションしたり、多くのユーザーから注目を集めているリールに自分の動画をリミックスしてトレンドに参加するなど、新しい楽しみ方ができるようになりました。
ただし、リミックスの素材として利用できるのは、投稿者本人が [リミックスをオン] に設定したリール動画のみですのでご注意ください。
Instagramリールの推奨サイズ
Instagramリールの推奨サイズとは、スマホで見た時に画面に見切れず、きれいに見えるサイズを意味します。 パソコン画面であれば、ある程度、融通も利きますが、Instagramユーザーの多くはスマホで気軽にチェックしています。 せっかく、企業のプロモーションリールを制作しても、見にくいと見てもらえないので、推奨サイズに合わせて制作することが必要です。
リールの推奨サイズ
リールの推奨サイズ(解像度)は1080px×1920pxで、これはちょうどスマホ画面いっぱいに動画が表示されるサイズになります。 ただし、動画の端に文字を入れると文字が切れてしまうおそれがあるので、四方は少し余白を持たせて背景にするのがおすすめです。
リールの推奨アスペクト比
リールの推奨アスペクト比は縦長9:16です。 Instagramのアプリでリールを作成すると、自動的に9:16のアスペクト比になります。 縦長9:16に合わない動画を制作してアップロードした場合、自動で修正されてしまい、一部見切れてしまうおそれがあります。 そのため、最初から推奨アスペクト比で制作するのがおすすめです。
リールの推奨秒数
リールの推奨秒数は15秒、30秒、60秒、90秒から選ぶことができます。 企業の広告動画の場合、長すぎると途中でスキップされるおそれがあります。 もっとも、広告のように感じないストーリー性のある動画やダンスなどを交えた面白い動画などであれば、ある程度長くても、かえってバズるかもしれません。
リールのカバー推奨サイズ
リールのカバーとは、動画を再生する前の静止画像のことです。
リール動画の一部をカバー画像にすることもできますが、より魅力的な画像や目を惹くインパクトのある画像をカバーにすることも可能です。
この際の推奨サイズですが、リールタブで表示されるのは9:16ですが、プロフィールグリッドの場合、1:1になります。企業が広告掲載に使いたいフィードでは、1:1の正方形で表示されるので、文字やイラストは1:1の表示でも違和感がないよう、中央に寄せてカバー画像を制作するようにしましょう。
Instagramリールはどこに表示されるか
Instagramのリールはリール専用タブ、発見タブ、プロフィール画面のリールタブ、フィードの4ヶ所に表示されますのでそれぞれ簡単にご紹介します。
■リール専用タブ:全画面表示で動画が自動で再生される
■発見タブ:おすすめ投稿の一覧で、通常の投稿に混ざってリールが表示される
■プロフィール画面のリールタブ:リール投稿のみが一覧で表示される
■フィード:自身がフォローしているユーザーの投稿、または、おすすめの投稿が表示される
初めてリールを投稿すると、プロフィール画面にリールアイコンが付いたタブが追加されます。
また、投稿すると通常の投稿と同様、フィードにも追加されますが、フィードへの表示をしないように設定することも可能です。フィードに表示されたリールは、リールをタップすることで全面表示され、再生が始まります。
Instagramリールのメリット
Instagramリールのメリットはフォロワーが増えやすいこと、アカウントの評価につながることです。 それぞれ詳しく見ていきましょう。
フォロワーが増えやすい
リールは企業だけでなく、一般ユーザーにとっても、注目されている大人気の機能です。
その中で、リール専用のタブを見るユーザーが増えています。
リールを投稿することで、発見タブやリール専用タブに表示されたりなど
フィード投稿だけを投稿するよりもコンテンツが露出される可能性が高くなり、
「いいね!」をもらうことやフォロワーが増える可能性が高まります。
企業やブランド、商品やサービスのファンを増やすことや消費者とコミュニケーションを密にするチャンスです。
アカウントの評価につながる
リール投稿で話題を集めれば、企業の公式アカウントやブランドのアカウントの評価も高まるのもメリットです。これは、Instagramが公式に発表している話でもあります。
Instagram公式によれば、リールをはじめ、ストーリーズやInstagram動画など
さまざまなフォーマットのコンテンツをシェアすることが、新しいフォロワーの獲得やリーチの拡大につながるとアナウンスしています。
(参考:https://creators.instagram.com/grow)
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Instagramリールのクリエイティブのコツ
Instagramリールのクリエイティブのコツは1カットを短くし、テンポ良く飽きにくい構成にすること、開始2秒で目を惹くコンテンツにすること、ほかの場所(フィード)へリールをシェアすることです。 それぞれ詳しく見ていきましょう。
1カットを短くし、テンポ良く飽きにくい構成にする
リールは、最大でも90秒、企業の広告リールなら15秒から30秒くらいが定番です。
Instagramはもともとおしゃれな静止画や動画を楽しむSNSでもあるため、
だらだらとした動画やあまりにも広告感の強いクリエイティブは嫌悪される傾向があります。
スタイリッシュな静止画が集まったような感覚で、
1カットを短くするとともに、ストーリー性を持たせることやテンポ良く飽きにくい構成にするのがコツです。
開始2秒で目を惹くコンテンツにする
動画がスタートして2秒で注目を集めないと、スキップされてしまいます。
自分には関係ない、面白くなさそう、興味が持てないと思われないよう、最初の2秒で惹き付けましょう。 その後も見たいと思わせることがコツです。
他の場所(フィード)へリールをシェアする
新たに注目を集めているリールが、Instagramの動画機能であるストーリーズと異なるのは、フォロワー以外の新たなユーザーにもアプローチできることです。
ストーリーズはフォロワーにしか表示されず、投稿後24時間で自動的に消えてしまいます。
ですが、リールは削除されることもなく、さまざまな場所でシェアでき、
多くのユーザーの目に触れさせることが可能です。
そのため、リール専用タブに限らず、フィードをはじめ、
既存のフォロワーがチェックしやすいストーリーズなどでもシェアしましょう。
リールの露出が増えることで、すでにブランドのファンであるフォロワーが
「いいね!」で注目してくれることや、新たなユーザーに見てもらえる確率を増やせます。
フィードでリールをシェアする場合、思わず見たくなるような、カバー画像を設定すのがコツです。
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Instagramリールクリエイティブの注意点
Instagramリールクリエイティブの注意点を3点ご紹介しておきます。
第一に、画質の悪い動画は使用しないようにしましょう。
Instagramはもともと、美しい写真をシェアして楽しむSNSですから、見るに堪えない動画では受け入れられません。
企業やブランドに嫌悪感を抱かれ、格や信頼さえ下がってしまうおそれがあります。
第二に、ほかのアプリから転用された動画は使用しないようにしましょう。
これは企業としては当然ですが、転用や盗用にならないよう、
コンプライアンスを意識することが大切です。
第三に、テキストは多すぎないようにします。
インパクトあるテロップなどは、美しさを基調とするInstagramの画像や動画には適しません。
長々と文章が刻まれているのも、画像をメインに楽しまれてきたInstagramには馴染みません。
まとめ
今回は、Instagramのリールとは何かということ、規定サイズやクリエイティブのコツを解説しましたがいかがでしたでしょうか?
まずはリールとは何かや、メリットなどを理解した上で、ご紹介したクリエイティブのコツを活かして投稿を行い、どのようなコンテンツがユーザーに受けるのかなど分析を繰り返していけばアカウントが大きく成長するきっかけとなるでしょう。
まだリール投稿を行ったことがない方は、ぜひチャレンジしてみてください!