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企業のマーケティング活動において、SNSが活用されるのは一般的になりました。なかでも、利用者数が多いX (Twitter)を利用したプロモーション活動は、頻繁に目にすることができます。
しかし、実際にX (Twitter)を利用しているアクティブユーザー数の現状を、把握している人は少ないのではないでしょうか。
ここでは、X (Twitter)のアクティブユーザー数について解説していきます。また、ユーザーの利用状況や他のSNSとの比較などについても話をしていきます。
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欲しい情報
- X (Twitter) のアクティブユーザー数や利用状況について知りたい
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本記事内容
- X (Twitter) のアクティブユーザー数や利用状況、他SNSとの比較について解説
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X (Twitter)のアクティブユーザー数と利用状況
アクティブユーザーとは、一定の期間内にX (Twitter)を利用したユーザー(利用者)のことを指します。
ここでは、日本におけるX (Twitter)のアクティブユーザーについて、詳細を解説していきます。
X (Twitter)の利用者数と年齢層
2024年11月にX社が公式で発表した文書によると、世界と日本のアクティブユーザー数は以下の通りになっています。
項目 | 数値 |
日本の月一回以上利用者数(2023年平均) | 6,700万 |
日本の一日一回以上利用者数(2023年平均) | 4,000万 |
全世界の月一回以上利用者数(2024年第二四半期) | 5.7億 |
全世界の一日一回以上利用者数(2024年第二四半期) | 2.51億 |

またストロイア社のレポートによると、2024年4月時点の日本国内のユーザー数は6,928万とされています。
参照元:ストロイア社「2024年4月時点のX(旧Twitter)ユーザー数に基づく上位国」
日本の人口が1億2,359万人(2025年1月1日時点)ですので、実に半数以上の人が月に一回以上はX (Twitter)を利用していることになります。
参照元:総務省「人口推計 -2025年(令和7年) 1 月 報 -」
そして、日本のX (Twitter)利用者の特徴は、非常に年齢層が広いという点です。
総務省が公開する調査結果(令和5年度)では、X (Twitter)の利用率に関して、以下の図のような結果が出ています。

利用率は10代で65.7%、20代で81.6%という高い利用率を示しています。ちなみに令和3年度の調査では10代で67.4%、20代で78.6%でした。高い利用率は維持しつつも、10代はTikTokなどのSNSに関心が移っているともいえます。
しかし、40代でも47.3%、50代でも37.0%がX (Twitter)を利用しており、幅広い年齢層で受け入れられているSNSであることが分かります。
日本は世界第2位の利用者数
ストロイア社のレポートによると、2024年4月時点の日本国内のX (Twitter)ユーザー数はアメリカに次いで世界2位となっています。

2024年時点では、アメリカ合衆国の人口は約3億4千万人であり、利用者数は1億6,230万人ですので、約47%のユーザー数になります。
一方で、日本の約1億2千万人に対して利用者数6,928万人は、比率にして約57%にも及ぶのです。
さらに、14億人以上の人口がいる第3位のインドの利用者数を、大きく突き放しています。
ここからも、いかに日本のアクティブユーザー数が膨大であるかが理解できるのではないでしょうか。
X (Twitter)の利用状況
それでは、日本のアクティブユーザーは、どのようにX (Twitter)を利用しているのでしょうか。
同じく、総務省が公開する統計調査によると、X (Twitter)の利用において「書き込む・投稿する」を行うユーザーは13.6%という値になっています。
実際にポストなどは行わず、「情報収集」を目的として利用するユーザーが大半を占めていることが分かります。

また、X Japan社の公式ホームページで情報が提供されています。
男女別に、どのような情報を閲覧しているかを調査した結果が、以下のグラフになります。
女性は「グルメ」や「美容・ファッション」「料理」「ダイエット」に関する情報を多く見る傾向があります。
一方で、男性は「インターネット/テクノロジー」や「時事問題」に関する情報を閲覧する傾向があることが分かります。
X (Twitter)への課金状況
X (Twitter)には、「Xプレミアム」と呼ばれる有料のサービスがあります。
この「Xプレミアム」に加入することで、X (Twitter)公式のマーク(認証バッジ)の権利を得られたり、広告の表示が軽減されたりというメリットが受けられます。
なお、認証バッジの種類や料金などに関する詳細はこちらの記事よりご覧いただけます。
日本のSNSアクティブユーザー数と利用状況
ここからは、X (Twitter)だけではなく、他のSNSサービスも含めたアクティブユーザーについて解説していきます。
他のSNSと比較することで、X (Twitter)のアクティブユーザーをより深く理解していきましょう。
日本全体のSNS利用者数
最初に、日本全体でSNSサービスを利用しているユーザー数に関するデータです。
同じく、「ICT総研」の2024年の調査によると、下記の図のとおり、年々増加していることが分かります。
SNSの利用者数は、2024年度には8,452万人にも及びました。2026年度には8,550万人まで及ぶと予測されています。
日本の人口が減少を続けていることを考えると、非常に速いスピードでSNS利用者数が増えていることが分かります。
各SNSの利用者数と年齢層
ここでは、X (Twitter)と同じコミュニケーション系のSNSである「LINE」「Facebook」「Instagram」との比較をメインにして、話を進めていきます。
前述した総務省の統計調査(令和5年度)の「SNSの利用率」に関する調査結果が、以下のグラフになります。

最も利用者数が多いのは「LINE」であり、全年代での利用率は94.9%という高い数字が出ています。
次いで2位が「Instagram」の56.1%、3位が「X (Twitter)」で49.0%となります。
X (Twitter)は、10~30代の年齢層において利用率が50%を超えており、幅広い層に利用されているSNSであるものの、特に若年層に人気があるSNSサービスと言える。
「Instagram」は、特に50代の利用率の高さが特徴的です。X (Twitter)の利用者数を大きく引き離しています。
「Facebook」は、若年層に利用者が少ないのが特徴で、特に10代では最も低い10.0%という利用率です。
また「TikTok」の利用率はとても特徴的です。10代では70%と高い利用率を誇っています。一方で、30代以降になると大幅に利用率が下がっています。
SNSのユーザー満足度
次に、SNSに対する満足度を紹介します。
「ICT総研」の調査では、SNSに対する満足度に関して、以下の結果が出ています。
総じて、すべてのプラットフォームに関して、満足度が高い結果が出ています。なかでもトップはTikTokです。一方で2022年度の調査では5位だったX (Twitter)が相対的に順位を落とし、8位となっています。
まとめ
ここでは、X (Twitter)のアクティブユーザー数や利用状況に関して、詳細を解説していきました。
X (Twitter)利用者の特性や利用状況を理解することで、企業のマーケティングに大いに役立てることができます。
さらに、他のSNSサービスと比較することで、X (Twitter)の特性を活かしたマーケティング戦略を立てることもできるでしょう。
ここで解説した内容を十分に理解して、ぜひ企業のマーケティング活動に役立ててください。