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X (Twitter) CEOのイーロン・マスク氏が 2025年6月26日 自身のX (Twitter)アカウントで「明日から、ハッシュタグという美的悪夢がXの広告から禁止される。」と投稿しました。
この突然の発表は、これまでハッシュタグを活用してきた多くの企業広告主にとって、大きな戸惑いと同時に今後の戦略を見直す必要が出てきています。
本記事では、ハッシュタグを含むX (Twitter) 広告の配信を停止されたことで企業へどのような影響があるか、そして今すぐ講じるべき対策について詳しく解説します。
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こんな方におすすめ
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欲しい情報
- ハッシュタグを含むX (Twitter) 広告の配信が停止されるという情報を耳にしたが、具体的な詳細が分からない。
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本記事内容
- 最新の情報を提供するとともに、企業への影響や対策をご紹介。
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X (Twitter)広告におけるハッシュタグ禁止の概要
2025年6月26日(金)に、X (Twitter) CEOのイーロン・マスク氏が以下の投稿をしました。
日本語訳
明日から、ハッシュタグという美的悪夢がXの広告から禁止される。
X (Twitter)は、より快適なプラットフォーム体験の向上を目的として、2025年6月27日より順次、ハッシュタグを含むX広告の配信を停止するとアナウンスしています。
なお、ハッシュタグを含まない広告およびキャンペーンは、引き続き通常通り配信されます。
企業広告主への具体的な影響
今回の変更は、企業のマーケティング戦略に多岐にわたる影響を与えるでしょう。
ハッシュタグ経由の拡散力の低下
ハッシュタグは自然検索やトレンド入りによる拡散に寄与していましたが、広告投稿で使えなくなることで、広告からハッシュタグ経由での拡散や検索流入を促す施策が難しくなります。
トレンド活用型プロモーションへの制約
話題性のあるハッシュタグを広告で使用することができなくなるため、トレンドに乗ったハッシュタグ活用型の広告運用が制限されます。リアルタイムの話題に合わせたマーケティング施策は引き続き可能ですが、ハッシュタグを通じた連動性は低下する可能性があります。
ブランド機能を活用した広告配信の停止
ブランド絵文字・ブランドアニメーション・ブランドいいねなどのブランド機能は、引き続き投稿上で表示はされますが、広告としての配信はできなくなります。
KPI・効果測定への影響
ハッシュタグを活用した投稿数の可視化やリーチ、エンゲージメント分析がしにくくなり、特定の指標での効果測定が難しくなる可能性があります。
企業が今すぐ取るべき対策と今後の戦略
X (Twitter) からの突然のアナウンスだったため、混乱している企業担当者も多いでしょう。
ここからは、まず着手すべき対策と今後の戦略について解説していきます。
今すぐ取るべき対策
6月27日(金)から順次、ハッシュタグを含むX広告の配信を停止するとアナウンスされたため、取り急ぎの対策が必要になります。
広告クリエイティブの差し替え
現在広告配信がアクティブなキャンペーン、もしくは配信を控えている広告クリエイティブのテキスト内にハッシュタグを使用している場合は、ハッシュタグを除いた新しい広告クリエイティブへの差し替えをしましょう。
シャトルロックは、X (Twitter) のマーケティングパートナーであるためX (Twitter)のベストプラクティスに基づいたクリエイティブを制作できます。気になる方は以下のバナーをクリックして詳細をご覧ください。
ターゲティングの再精査と強化
詳細なターゲティング機能(興味関心、行動、フォロワー類似など)の重要性が一層高まります。
ハッシュタグに頼らず、より精緻なターゲット設定が広告効果を左右する鍵となります。
今後の戦略
広告配信でハッシュタグが使えなくなったことで、広告の「中身」と「見せ方」がこれまで以上に重要になります。
テキスト広告の再構築
広告内のテキストは完結、かつユーザーの興味をひくようなキャッチコピーを追求しましょう。
さらに、訴求したい商品やサービスがユーザーにどのようなメリットをもたらすのか、具体的な提供価値やユーザーの悩みに対する解決策などを明確に提示することが重要です。
また、ユーザーが自分事として捉えられるような共感を呼ぶ内容や問いかけを取り入れることで、エンゲージメントを高める工夫をしましょう。
画像・動画による視覚的訴求力強化
ハッシュタグの代わりに、伝えたいメッセージやキャンペーン名を画像や動画自体にデザインとして組み込むことで、視覚的に訴求できます。
さらに、画像だけでなく短い動画やGIFアニメーションを活用し、ユーザーの目をひく高品質なクリエイティブを活用することでタイムライン上での存在感を高めましょう。
CTAの明確化と最適化
CTAは、広告バナーや動画の最後、または広告文の目立つ位置に配置し、クリック率を高めるデザインや文言をA/Bテストで検証しましょう。
「詳しくはこちら」「今すぐ購入」「無料ダウンロード」など、ユーザーに次に何をしてほしいのかを明確かつ具体的に記載しましょう。
シャトルロックで実施できるキャンペーン手法
今回のハッシュタグ付き広告配信の停止により、「#〇〇をつけて投稿」のようなハッシュタグを参加条件とするキャンペーンでは、広告との連携が難しくなる可能性があります。
この章では、ハッシュタグを活用した広告配信が停止されても実施できるキャンペーン手法を紹介します。
ハッシュタグに依存しないキャンペーン設計で、広告配信にも柔軟に対応可能
シャトルロックでは特定のキーワードや絵文字を使った投稿をトリガーにしたキャンペーンが設計できるため、ハッシュタグを使わずに広告と組み合わせた施策が可能です。
例えば、以下のようなキャンペーンでも問題なく実施できます。
- 「フォロー&「○○」とコメントしてくれた方の中から抽選でプレゼント」
- 「指定の絵文字を含む投稿をした方に限定コンテンツを配布」
- 「対象投稿を「〇〇」のコメント付きで引用リポストしてくれた方の中から抽選でプレゼント」
このように、ハッシュタグに依存しないキャンペーン設計を取り入れることで、広告配信のルール変更やトレンドの変化にも柔軟に対応しながら、安定した成果を生み出すことが可能です。
以下のバナーをクリックして、シャトルロックで実施できるX (Twitter) キャンペーンについて詳細をご覧ください。

まとめ
X (Twitter) 社は、2025年6月27日より順次、ハッシュタグを含むX広告の配信を停止するとアナウンスしました。
一時的な混乱をもたらすかもしれませんが、この仕様変更によって起こる企業への影響や取るべき対策を正しく理解することで柔軟に対応することできます。
X (Twitter) のマーケティングパートナーであるシャトルロックは、このような急なX (Twitter) の仕様変更にも柔軟に対応できる体制が整っていますので、今実施している施策はどのように修正したら良いか、今後何を注意しておくべきかなど、お気軽にご相談ください。