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2025年6月27日 からハッシュタグ付きの広告が配信停止されるとのアナウンスに続き、X (Twitter) は広告ポリシーを更新しました。新たに追記された内容によると、「広告本文にハッシュタグやURLを含めてはなりません。」との記載が追記されています。
本記事では、ハッシュタグ利用の規制に続き、URLの使用にも制限がかかったX (Twitter)広告について、概要や企業への影響、対策を解説していきます。
本記事は、主要9大SNS公式パートナー & X (Twitter) 広告 認定代理店である
シャトルロックジャパンが提供しています。
こんな方におすすめ
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欲しい情報
- URL含むX (Twitter) 広告の配信が停止されるという情報を耳にしたが、具体的な詳細が分からない。
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本記事内容
- 最新の情報を提供するとともに、企業への影響や対策をご紹介。
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X (Twitter)広告におけるURL利用制限の概要
X (Twitter)は、広告ポスト本文内でのURL利用を禁止する方針を発表しました。
X (Twitter)の広告品質ポリシーを見ると、以下の記載があります。
広告本文にハッシュタグやURLを含めてはなりません。
本仕様変更は、日本にも適用されているため広告配信を行う際は、投稿内にURLを含めないよう注意をしましょう。
X (Twitter)広告ポリシー改定の背景
2025年7月30日に、X (Twitter)公式アカウントで、以下の投稿が配信されました。
上記内容の一部翻訳すると以下です。
不自然なハッシュタグ、過剰な絵文字、気を散らすURLはもうありません。このアプローチにより、無駄な雑音や邪魔な要素を排除し、鮮明で魅力的、そして真に共感を呼ぶ広告が生まれます。
上記より、以下の要因によりURLの制限がかかったと言われています。
- ユーザー体験を損なう要素の排除
- 広告の信頼性向上
- CTR(クリック率)の最適化
- 広告ポリシー遵守
スパム的・注意散漫な要素(複数リンクや不自然なリンク先)を排除し、広告の透明性と信頼性を高めるために制限が導入されたと推測できます。
企業・広告運用者への影響
今回のX (Twitter)広告内にURLを入れてはいけないという制限によって、企業が受ける影響とその対策について解説します。
広告効果の測定を見直す必要がある
従来はURLにUTMパラメータを付与することで、広告経由の流入やコンバージョンを正確に把握できました。しかし、広告内でURLが使用できない場合、計測の仕組みが制限され、効果検証や最適化が難しくなります。
ユーザーの離脱リスクが高まる
広告内に直接URLを掲載できないため、ユーザーはプロフィールやCTAボタンを経由して遷移する必要があります。ワンクッションが増えることで、クリック率やコンバージョン率が下がる可能性があります。
企業・広告運用者が講じるべき対策
X (Twitter)広告内にURLを入れてはいけないという制限に対して、企業はどのような対策を取れば良いのかを解説します。
ウェブサイトカードを使用する

広告本文内に、テキストとしてURLを挿入することはできませんが、ウェブサイトカードを使用することで、画像付きでリンクを貼ることができるため、むしろURL単体よりもサイト誘導をしやすくなるためおすすめです。
ツリー投稿を使用する
広告配信を行う対象の投稿のスレッドに、ツリー投稿としてURLを貼ることも可能です。
広告配信対象ポストにURLが入っていなければ問題ないため、別投稿として認識されるツリー投稿であれば、URLの挿入が可能となります。
実際にシャトルロックジャパンで企業様のキャンペーンを支援した際、参加方法を広告配信対象のポストのスレッドに記載した場合、投稿本文内に記載した場合と比べて、参加率が約半分に低下しました。
スレッド投稿は、ユーザーが投稿をタップしないと確認することができないため、できれば投稿本文内でユーザーに情報が伝わるよう、画像や動画で紹介するか、ウェブサイトカードを使用するようにしましょう。
X (Twitter)の最新ナレッジを持つシャトルロックジャパン
シャトルロックジャパンは、X (Twitter)の認定代理店でX (Twitter)運用の効果を最大化するキャンペーンのツールを提供しています。
そのため、X (Twitter)における仕様変更の情報提供や、仕様変更により今まで行なっていた施策ができなくなってしまった際の代替策のご提案なども可能です。
キャンペーンを実施していなくても、X (Twitter)運用周りで何かお困りごとがございましたらお気軽にご連絡ください。
X (Twitter)広告制限に関するよくある質問
Q1. 広告の内容とURL先の内容が違っていても良いですか?
A. X (Twitter)公式の広告品質ポリシーによると、「広告(広告クリエイティブ、広告コピー、広告画像、広告動画、広告のコールトゥアクション(CTA)を含む)には、プロモーションするブランドまたは商品との一貫性がなくてはなりません。」と記載があるため、内容やCTA(URL)は一貫性のある内容にしましょう。
Q2. X (Twitter)の投稿にURLをどうしても入れたいのですが、代替策はありますか?
A. ウェブサイトカードの利用や、スレッド投稿を活用すればURLを設置することができますので、任意の遷移先へ誘導することができます。やり方や詳細を知りたい方は一度シャトルロックジャパンまでお問い合わせください。
Q3. リンク先が外部サービスの場合も広告に利用できますか?
A. 外部サービスへのリンクも可能ですが、規約違反コンテンツや不透明なリダイレクトを含む場合、過剰なリダイレクトは審査で不承認になるケースがあります。必ず公式かつ安全性の高いページを利用しましょう。
まとめ
X (Twitter)広告におけるURL利用制限は、ユーザー体験や広告の信頼性を守るために導入されたものです。これにより、計測や誘導設計に影響が出る一方で、ウェブサイトカードやツリー投稿といった代替手段を活用することで、引き続き効果的な広告運用が可能です。
企業・広告運用者にとっては「どのように計測するか」「どのようにスムーズにユーザーを誘導するか」がこれまで以上に重要になります。最新の広告ポリシーや機能を正しく理解し、適切に対応することで、制限を逆にチャンスへと変えることも可能です。
シャトルロックジャパンでは、最新のX広告ナレッジと豊富な運用実績をもとに、企業のX (Twitter)をサポートしています。URL制限をはじめとした広告ポリシー改定に不安がある場合は、ぜひお気軽にご相談ください。