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Instagramとインフルエンサーは切っても切り離せない関係にあります。
SNS上でたくさんのフォロワーを抱えている個人のことをインフルエンサーと呼びますが、今やひとりのインフルエンサーが企業よりも大きな影響力を持っているケースも少なくありません。
インフルエンサーによって紹介された商品などは飛ぶように売れ、日々新しいトレンドを生み出しています。
そこで、各企業はインフルエンサーマーケティングを行うようになりました。
インフルエンサーに報酬を渡し、自社の商品やサービスをPRしてもらうというものです。
特にInstagramではこのようなPRを見ない日はありませんよね。

ところが、中にはフォロワーを買ったりスパム的な方法でフォロワーを増やしたりしている人もいます。
ただの広告よりもリアルに感じられるという理由からインフルエンサーマーケティングは広まりましたが、見せかけの人気ならお金で買えてしまうのです。
いくらフォロワーの数値が多くても実際に影響力があるわけではないので、企業側から見るとこういった自称インフルエンサーは厄介極まりない存在です。
インフルエンサーは再編成の時代へ
世界的な消費財メーカーであるユニリーバはフォロワーをお金で購入するようなインフルエンサーは起用しないと宣言しています。
また、現在起用しているインフルエンサーでも偽のフォロワーを集めている場合は積極的に取り締まると述べています。
今、世界のインフルエンサーマーケティングは再編成の時期を迎えています。

SNSが流行りだしたばかりの頃のように、インフルエンサーにPRしてもらいさえすれば商品が売れるという時代は過去のものになろうとしています。
今後はPRを依頼する企業側も賢くなる必要がありますし、偽のインフルエンサーは淘汰されてしまうかも知れません。
単にフォロワー数が多いだけでなく、本当に創造性のあるインフルエンサーが生き残っていく時代になるでしょう。