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今やWeb上のインフラと化したX(Twitter)ですが、匿名性が高いサービスであるがゆえに、他者を不快にさせるような心ない発言をするユーザーが一定数いることも事実です。
そのような事態への対応策として、X(Twitter)社は「嫌がらせ」対策をスタートさせるようです。

 ジャック・ドーシー氏のツイート
X(Twitter)社CEOのジャック・ドーシー氏は、外部研究者を招き新たな研究を立ち上げたと発表しました。
この研究の成果については、X(Twitter)社だけでなく他のインターネット企業を含む誰もがアクセスできるようにするとのことです。

ジャック・ドーシー氏は日本時間4月7日、Dangerous Speech ProjectによるMediumのブログ記事をツイートしました。
Dangerous Speech ProjectはX(Twitter)のサービス改善のために協力を求めている団体で、今回のブログ記事はディレクターであるスーザン・ベネシュ氏によるものです。

ある公的な発言によってひとつの集団の中で暴力が発生する可能性があるのなら、それを利用して暴力を防止できるかも知れないというアイデアの元、今回の研究は進められます。

ルールを提示するX(Twitter)
X(Twitter)社はユーザーにルールを提示しようとしています。
嫌がらせに関するルールを提示すれば、人々はそれに従う可能性が高いという研究結果が出ているようです。

これは公共の場所に掲示物を設置するのと似ているでしょう。

「火気厳禁」と掲示してある場所ではタバコを吸おうとは思わないでしょう。
中にはルールを破る人もいるかも知れませんが、まったく何も掲示しないよりはいくらかましかも知れません。

今回の研究のために、X(Twitter)社は匿名化されたユーザーデータを使うようですが、プライバシーを第一に扱うとのことです。
多くのユーザーを抱えるWebサービスには「治安維持」の問題が付いて回ります。X(Twitter)も、その問題から目を背けずにはいられないフェーズに入ったということでしょう。

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