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こんにちは!rabbitのキャンペーン分析担当官です。
今回は、前回に引き続き、海外の記事「facebook広告に外せない6つの重要なポイント」の記事をご紹介します。第2回目の記事になります。
元記事はこちら→https://goo.gl/EKSkFt
この記事は、シャトルロック本社の取締役であるPaul Binghamが寄稿したもので、動画広告について、考えるべきポイントを一気に抑えることができるので、ぜひご一読ください。
3、動画広告の質の話
時代が変化しても、一つだけ変わらないことがあります。人を動かすストーリーを伝えるコンテンツを作る力です。
「モバイルのニュースフィールド」という新しい世界であっても、広告を通じてストーリーを伝え、コミュニケーションをとることができますが、今は違ったアプローチが求められています。
動画広告がより短くなるにつれて、一層クリエィティブであることが求められています。(今はなきアプリ)Vine(6秒動画アプリ)が世界にしめしたように、6秒で動画で何かを伝えることは可能なんです。
良いニュースとしては、「6秒」というのはストーリーを伝えるのに実際には十分な長さであることでしょう。もし、よいものが作ることができれば、むしろ効果的なんです。
それでもブランドは、動画の質を高めることを継続しなくてはいけません。そこは課題でもあります。全ての動画広告は高い質が求められてしまいます。それができないと、ブランドは貧相にみえてしまうでしょう。
事例:vodafone
ヴォーダフォンは素晴らしい事例を創出しました。シンプルなアニメーションを使って視聴者の関心をひくことに成功しました。この動画の素晴らしいところは、とても短い時間の中に高い質を維持した点です。視聴者の動画視聴体験を深化させたといえるでしょう。
事例:KMK
KMKオンラインの事例も素晴らしい成功例でしょう。テキスト文をかぶせた仕掛けと、イメージショットを使った仕掛けにより、簡単にハイクオリティ動画を作成することに成功しています。面倒な作業もなく、変化が激しい動画予算にも影響されずに、製作することができています。彼らの「カードが飛ぶ動画」は6秒をつかって、ユニークな方法で多くの人の関心を引くことに成功しています。
4、動画の構成
facebook動画広告の構成を考える時に、いくつか考えるべきポイントがあります。
箇条書きでポイントをお伝えします。
・モバイル重視のデザインであること。つまり、水平よりも垂直、もしくは四角に切り取った動画がよいでしょう。どうせコストは一緒なので、水平ではなく、垂直にしてインパクトを出しましょう。
・音はOFFにしましょう。facebookは最近、基本設定で音をONにしています。そのため、キャンペーン広告で音を出すことはできるのですが、ユーザーは簡単に音を消すことができます。だから、音ナシ設定を見越して、動画に字幕をつけましょう。
・短い動画広告は、親指を止めてもらわないといけないので、まず1秒目に関心を引く動きが必要になります。
・ブランドは、力つよいブランドメッセージを一番前にもってくることを考えないといけません。昔風に最後にオチをつけることは過去の常識であって、今はそうではありません。
・最後のポイントとしては、ターゲットがWiFiや高速インターネット環境があるかどうかを考慮してください。特に、途上国で動画広告を流す時は注意してください。
事例:YOOX
オンライン上で、ライフスタイルやファッションを提案しているブランドYooxは、インスタグラムで垂直型の動画キャンペーンを行いました。これはイタリアで、ブランドの認知度を上げるための施策でした。この動画は、最初の2秒でブランドのロゴを明かし、画面を分割し、それぞれ四角い動画が複数カチカチと動く仕掛けになっています。画面分割のユニークなテクニックを使うことで、スクリーンを最大限活用しています。