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こんにちは!rabbitのキャンペーン分析担当官です。
今回は、海外の記事「facebook広告に外せない6つの重要なポイント」の記事をご紹介します。
元記事はこちら→https://goo.gl/EKSkFt
この記事は、シャトルロック本社の取締役であるPaul Binghamが寄稿したもので、動画広告について、考えるべきポイントを一気に抑えることができるので、ぜひご一読ください。かなり長い記事なので、3回に分けてご紹介しますね!
「Facebook広告に外せない6つの重要なポイント」
ここ2年でオンライン上の動画視聴は驚くほど増えました。これを否定できる人はいないのではないでしょうか。
もっと言うと、2020年までにモバイル上に流れるコンテンツの75%は動画になるでしょう。
facebookユーザーがこの動きを牽引しており、facebookは動画中心に動いていっています。この動きは、優秀なマーケターにとって大きなチャンスとなると思っています。しかしながら、ここで昔のルールは通用しません。facebookの動画広告や、他のプラットフォームの動画をみて、あなたは何を考えるべきか?
この記事では、facebookの動画広告の成功事例を作るためにあなたができる6つの秘訣をお伝えします。
まずこの記事では一つ目の秘訣から。
1、動画広告は、どれくらいの長さが正しいのか?
いったい何秒の動画が正しい長さなのでしょうか?
動画広告の正しい長さは、あなたのキャンペーンの目的と視聴者によって異なります。ただ、6秒動画が流行っているように、一般的にはとにかく「短め」に作る方向になっています。
理由は明確ですよね。
消費者は、もう山ほどのコンテンツに囲まれています。ある調査によると、私たちは毎日facebookの投稿を約90メートル(!)もスクロールできるそうです。その長さは自由の女神像よりも高いんですよ!
動画の最適な長さを決める際に、視聴者の行動を考えることはとても大切です。facebookの場合、あなたのターゲットする人たちの約70%は「働きづめで忙しい」タイプなので、短めの動画を求めています。Instagramのストーリーや、短めのメッセージを求めるように。
つまり、あなたの作る動画の70%は6秒以内にすべきなのです。
残りの30%の人はどうなのか内訳をみてみましょう。
約20%の人は、 「のめりこむ」タイプの人に分類することができます。つまり、もっと時間があって、360度動画やfacebookのライブ動画のように、じっくりと見るタイプの動画コンテンツに時間を咲くことができる人たちです。
残りの10%は、さらに「のんびり」タイプで、舞台裏の特別映像のように、もっと長いタイプの動画コンテンツを観れる人たちです。
まとめ
この「70:20:10ルール」に従って動画広告の長さを決めてみてください!
事例:Salomonのケース
マウンテンスポーツのブランドであるSalomonは、自分たちのブランドのコンセプト「Play」が視覚的に面白く、しかもモバイル最適化であることを視聴者にわかってもらうことに成功しました。彼らの短い動画は、先ほど紹介した「働きづめで忙しい」タイプの人には理想的な長さであることが証明されました。垂直にそびえ立つ崖をうまく活用し、全画面表示で最適な視聴体験をしてもらうことがえきます。そして、Instagramのストーリー広告に使うにはピッタリの動画でした。
もっと動画視聴に時間を使える人に応じるために、Salomonはもう少し長い1分動画も作成しました。もっとリッチな映像とドラマチックな音楽を使うことで、視聴者に夢中になれる体験を提供しました。
Salomonは、さらにこのキャンペーンを一歩進めました。ターゲットとなる視聴者に彼らの子ども心を反映し、コンセプトの「play」に合った写真を投稿してもらったのです。そして、視聴者が投稿したコンテンツを活用して、1分動画を作りました。この動画は、10%の「のんびり」タイプの人のために仕立てているのです。
2、いったいどれだけ量の動画が必要なのか?
おそらく、あなたは異なる複数のターゲットに届けるために、たくさんの動画コンテンツを必要としているでしょう。ブランドのターゲットを広告疲れさせないためにも。
動画広告の昔風の方法といえば、30秒のテレビCMでしょう。ブランドは、テレビ番組の延長としてターゲティングを考えています。昔風に考えると、フリークエンシー(頻度)が測定基準でした。違う言い方をすると、「いったい何回自分の広告をみてもらえるのだろうか?」という基準で効果測定をしています。この基準からいうと、「何度も観てもらうほど良い!」という視点で考えられています。
この考え方は、facebookのようなオンラインには向いていません。ユーザーは「フレッシュなコンテンツ」、つまり新しいコンテンツを求めています。ユーザーは昔と違って、何を消費するのか選択する力を持っています。全く同じ広告を何度も見せる昔風のやり方は、ソーシャルメディアにとっては有害でしかありません。そのことをブランドは、心から理解すべきなのです。
ペプシ社のブラッド・ジェイクマンは、20年前はブランドは年に4つのコンテンツしか作らなかったこと、そして各コンテンツ製作に4ヶ月も使い、200万ドル(約2.2億円)もの予算を使うことは「普通」だったと話していました。今の時代、ブランドは400から4,000ものコンテンツを2万ドル(約220万円)で作ることを要求されています。
ブランドは、この課題に取り組むために、かつてないほど大量のコンテンツをつくり出さなくてはいけなくなりました。特に動画に関しては、値段も高く、製作に時間を要するので、難しい課題なのです。ただ、良いニュースとしては、テクノロジーの発達がこの問題をサポートしてくれる機会が増えたことでしょう。
まとめ
ユーザーのコンテンツ疲れを防ぐためにも、異なる複数のターゲットにリーチするためにも、あなたはたくさんの動画を用意しなければいけません。
事例:Travel Leaders
アメリカの最大手の旅行代理店、Travel Leaderは、ユーザーが作ったコンテンツを広告に使いました。これによって、同じ広告を何度も表示させて、ユーザーが広告疲れを起こさないようにしました。
