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こんにちは!rabbitのキャンペーン分析担当官です。

今や影響力最強のSNSとなったインスタグラムは、日本のみならず海外の企業もマーケティングの一環として取り入れています。インスタグラムにはユーザーを惹きつける様々な機能も開発されており、それらをいかに効果的に利用していくかがカギとなっています。今回は2017年に大きな話題となった海外のインスタグラムキャンペーンを3回に分けてご紹介します。

ディスカウントコードを無料公開?!「Amazon」からの感謝が購買意欲を掻き立てる​

アメリカ・シアトルが本拠地の大手Web通販サービス「Amazon(アマゾン)」は、様々なサイトで顧客満足度1位を獲得すると、その感謝としてディスカウントキャンペーンをインスタグラムで行っています。今年2017年も度々そのキャンペーンが見られ盛り上がりを見せました。

インスタグラムには、1位を獲得した画面や大きくディスカウントの金額が示された画面を掲載し、「〇〇ドル以上お買い上げに際には、〇〇ドルのディスカウントをします。お会計時に〇〇のコードを入力してください。」などと共に、キャンペーン価格のアマゾンのページに飛ぶようにリンクも掲載されています。

これはアマゾンファン以外にも、ネットショッピングをする人々にとったら、大きなメリットとなるため、いつも以上に顧客が集まりやすくなります。また「いつもお買い物をありがとうございます。これも皆様のお陰です。」という意味合いが伝わる感謝のキャンペーンですので、利用者にとっても気持ちのいいものです。

次のネットショッピングの時にも、念のためアマゾンのインスタグラムを覗いてみようと思う人も多くなっているはずです。もしくは次のディスカウントもいち早く得ようと、Amazonをフォローし始める利用者も増えていくことが期待できます。

タグ付け機能でカタログ作成?!「IKEA」の秀逸な集客方法

インスタグラムには、タグ付け機能が付いていますが、それを巧みに使用して前代未聞のデジタルカタログを作ったのが、スウェーデン発祥の世界最大家具量販店「IKEA」です。元々2014年に、インスタグラムに投稿した写真内の家具類やアイテム一つひとつにタグを付け、それぞれをクリックするとその商品の詳細のインスタグラムアカウントに飛べる仕組みを作り話題となっていました。それぞれのアイテムごとにアカウントが作成されているという、大変ユニークな使い方はどんな企業も考えていませんでした。

2017年にも同様の仕組みでタグ付けを展開しており、商品のデザイナーのアカウントや海外のIKEAのアカウントに飛べたり、さらに奥へ奥へとユーザーたちを惹き込んでいきます。

アイテムごとにアカウントを作ると、同じ商品を買った人がさらにタグ付けて、そのアイテムで盛り上がることも可能です。また2017年は、デジタルカタログにはそのアイテムが販売されている国やデザインナーのアカウントに飛べるような設定が多く、より幅広い商品に出会えるチャンスもあります。

今後はこういったインスタグラムのデジタルカタログを、もっと使いやすくユニークにデザインしていく方法が生まれてくるのではないでしょうか。

アディダス新作スニーカー「EQT」シリーズが有名人たちとタッグ

アディダスが90年代に発表した名シリーズと言われる「EQT」が、この2017年に復活し話題を呼んでいます。アスリート達が究極のパフォーマンスを掴むべく機能性に着目して開発され当時から好評価でしたが、2017年となった今ではさらに進化した機能をインスタグラムという画期的ツールでもプロモーションを行っています。

アディダスは自社のプロモーションに、世界的有名なミュージシャンやアスリート達を使ってインスタグラムのビデオで拡散しているのは有名な話ですが、このEQTシリーズでは、NBAのヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデン氏や、ラッパーのエンジェル・ヘイズ氏などを採用して、より洗練された印象で信頼性を高めています。

インスタグラムのコンテンツ内には、「#EQT」のほか「@JHarden13」など登場する有名人たちをリンク付けることで、多くの「いいね」やコメントが寄せられています。影響力のある人物とタッグを組むことで、そのファン層からも注目を得るという画期的な戦略が功を奏しています。

最新海外インスタグラム活用事例Vol. 2とVol. 3に続きます。楽しみにしていてくださいね!!

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