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X (Twitter) のキャンペーンでは、フォロー、リツイート、ハッシュタグなどの機能を効果的に利用することが成功のポイントです。
拡散や新規フォロワー獲得に適したX (Twitter) キャンペーンですが、最新事例からも学べることは多いです。他社の成功事例から共通する要素を知り、同時に失敗を回避する必要があります。
X (Twitter) キャンペーンは現在あらゆる業界で頻繁に実施されていますが、ここでは最新の成功事例からキャンペーン成功に必要な5つのコツを解説します。
最後には、よくある失敗事例についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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X (Twitter) キャンペーンとは
企業が X (Twitter) 上で行うキャンペーンは、認知拡大・エンゲージメント向上・フォロワー獲得などを目的としたマーケティング手法です。特に「フォロー&リポスト」などのアクションを条件とした参加型キャンペーンは、多くの企業が活用しており、目的に応じて形式を使い分けることで効果を最大化できます。
以下では、代表的な3種類のキャンペーン形式を紹介します。
| キャンペーン形式 | 主な目的 | 特徴 |
|---|---|---|
| フォロー&リポストキャンペーン | アカウントのフォロワー増加と投稿の拡散 | 最も一般的な形式。ユーザーはフォロー+リポストの2ステップで応募できるため参加ハードルが低い。拡散力が高く、新商品やキャンペーン告知に適している。 |
| フォロー&いいねキャンペーン | 投稿へのエンゲージメント獲得 | 拡散力はやや劣るが、気軽に参加しやすくエンゲージメント(いいね数)を稼ぎやすい。告知系よりもブランディングや既存ファン向け施策に向いている。 |
| フォロー&引用リポストキャンペーン | ユーザーの意見や投稿を可視化・二次利用 | ユーザーが自分のコメントを添えて投稿できるため、参加型・UGC(ユーザー生成コンテンツ)として活用可能。投稿内容を集めてキャンペーンサイトに掲載するなど、拡張性が高い。 |
キャンペーンの目的に応じて、形式を使い分けることが重要です。たとえば、話題化やリーチを狙いたい場合は「フォロー&リポスト」、UGC創出を狙いたい場合は「フォロー&引用リポスト」が適しています。
X (Twitter) キャンペーンの事例 41選 〜 種類別 〜
X (Twitter) では、企業がさまざまな形式のキャンペーンを実施し、認知拡大・ユーザー参加・ブランド好感度向上など多様な成果を生み出しています。ここでは、代表的なキャンペーン形式の種類ごとに、実際の企業投稿事例をピックアップし、それぞれの特徴や工夫ポイントを簡潔に紹介します。
1. フォロー&リポストキャンペーン
最も手軽に参加でき、企業のX (Twitter) 運用で定番となっているのが「フォロー&リポストキャンペーン」です。
有楽製菓
実際に、有楽製菓の「ブラックサンダー」公式アカウントでは、この形式を活用したキャンペーンを展開しました。
毎日参加できる“インスタントウィン方式”を採用し、その場で当落が分かる仕組みを導入。日々のアカウント運用とX (Twitter)プレゼントキャンペーンを組み合わせた結果、わずか2年で50万人のフォロワーを獲得し、1投稿あたり平均100万回以上のインプレッションを記録。さらに、月間では3,000万回を超えるインプレッションを達成しました。
成功のポイント
毎日参加できる「日課化」を促したこと、当選枠を100名に広げて当たる可能性を高めたこと、そして「その場で当たる!」というワクワク感を前面に打ち出したことです。
商品のビジュアルを大きく活用した訴求も、視認性の高さからユーザーのアクションにつながりました。
実際に、お客様からは以下の声をいただきました。
注力商品を発売する際にインスタントウィンキャンペーンのツールを活用させていただいております。毎回高い参加数が獲得できており、フォロワー数の増加にも繋がっているため、弊社のX運用には欠かせないツールです。また、フィードバック等も実施いただいている為、キャンペーンを追う毎に“質”の向上面でも助けていただいております。
キャンペーン担当者が工夫した点やキャンペーンの概要は、以下の画像をタップで詳細をご覧いただけます。
焼肉きんぐ
「焼肉きんぐ」は、期間限定の「北海道フェア」開催を記念して、3,000円分のお食事券が当たるフォロー&リポストキャンペーンを実施しました。
投稿文で「あなたはカニ派?ラム派?」と問いかけ、ユーザーが自分事として考えたくなるフックを入れています。「30名に3,000円分」という明確なインセンティブと、シズル感のある(食欲をそそる)メニュー画像を組み合わせることで、来店意欲を刺激しながら情報の拡散を狙った王道の成功事例です。
MSI JAPAN
ゲーミングPCパーツメーカーの「MSI JAPAN」は、クリスマスシーズンに合わせて「MSIサンタ」と銘打ったプレゼント企画を展開しました。ゲーミングノートPCや高性能モニターといったターゲット層に刺さる豪華賞品を用意し、フォロー&リポストに加え、「欲しい賞品と、届いたらやりたいこと」を引用リポストで投稿させる形式を採用しています。
高額賞品と季節イベントを掛け合わせることで、ファンの熱量を高めながら強い拡散力を生み出しました。
三菱UFJ eスマート証券
「三菱UFJ eスマート証券」は、NISA口座開設キャンペーンの認知拡大を目的に、抽選でAmazonギフトカードが当たる施策を行いました。
こちらはフォロー&リポストを行った後、指定のURLをクリックすることでその場で当選結果がわかる「インスタントウィン(即時抽選)」形式を取り入れています。結果がすぐにわかる手軽さで参加ハードルを下げて拡散数を最大化しつつ、結果確認画面からスムーズにサービスサイトへ誘導する導線設計が特徴です。
2. フォロー&いいねキャンペーン
「フォロー&いいねキャンペーン」は、リポストと比べて拡散力はやや劣るものの、ユーザーにとってはさらに手軽な操作で参加できるため、応募ハードルが非常に低い点が特徴です。
スシロー
最新の事例として、回転寿司チェーン「スシロー」公式アカウントが実施したX (Twitter)プレゼントキャンペーンがあります。対象ポストをフォロー&いいね&リポストした人の中から抽選で当たるプレゼント施策で、期間中は多くのユーザーが参加しました。
このような「フォロー&いいねキャンペーン」は、ユーザーが参加しやすく、企業側にとってはアカウント評価向上やアルゴリズム上の露出増加といった効果も期待できます。とくに、飲食・小売業界のように幅広い顧客層にアプローチしたい場合に有効な施策です。
一休
「一休.com」は、高級旅館「下田蓮台寺温泉 清流荘」のペア宿泊券が当たるキャンペーンを実施しました。参加条件を「フォロー&いいね」というシンプルな形式にしつつ、「誰と行きたいか」をコメントすると当選確率が上がるという仕組みを取り入れています。
これにより、単なる応募作業で終わらせず、「大切な人と旅行に行く」という具体的なイメージを想起させ、エンゲージメントの質を高めることに成功しています。
FLANMY
カラーコンタクトブランド「FLANMY(フランミー)」は、クリスマスシーズンに合わせて、好みのカラー2色がその場で当たるキャンペーンを展開しました。
こちらは「フォロー&いいね」に加えてリポストも条件に含めた複合型ですが、特筆すべきは「その場で結果が分かる(インスタントウィン)」仕組みを導入している点です。「いいね」という軽いアクションと即時抽選を組み合わせることで、短期間に多数の参加者を獲得しています。
JTB
大手旅行代理店「JTB」は、シンガポール4日間ツアーが当たる豪華プレゼント企画の告知にX(旧Twitter)を活用しました。「フォロー&いいね」で応募の意思表示をさせつつ、さらに「行きたいスポット」をコメントすることで当選確率が2倍になる設計にしています。
魅力的な現地のイラストをクリエイティブに採用し、「いいね」を押したくなる視覚的なアプローチで旅行意欲を刺激する運用事例です。
3. フォロー&引用リポストキャンペーン
フォロー&引用リポストキャンペーンは、通常のリポストに加え「ユーザー自身の言葉」を通じて商品の魅力や感想を広められるため、UGC(ユーザー生成コンテンツ)の獲得に大きな効果があります。
丸亀製麺
丸亀製麺公式アカウントが実施した X (Twitter) プレゼントキャンペーンがあります。フォローの上で対象ポストに感想を添えて引用リポストをすることで応募できる形式でした。
ユーザーに自社商品を食べた感想を引用リポストしてもらうことで、単なる拡散に留まらず、ブランドの魅力が自然に広がっていきました。
この形式は、ユーザー参加型の投稿が増えるほどSNS上での波及効果が大きくなり、マーケティングにおける口コミのような役割を果たします。特に飲食業界では、メニューの魅力を実際の消費者の言葉で広げられる点が強みと言えるでしょう。
ガーナチョコレート
ロッテの「ガーナチョコレート」では、プレミアムガーナの新CM公開に合わせた記念キャンペーンを実施しました。単にリポストで拡散させるだけでなく、指定のハッシュタグ「#プレミアムガーナ食べてみたい」を付けて引用リポストすることを応募条件としています。
これにより、新CMの話題化とともに「食べてみたい」というユーザーの能動的な意欲を可視化させ、商品の魅力を口コミとして広げることに成功しています。
JR東日本
JR東日本では、フォロワー22.2万人突破を記念して「フォロー&引用リポストキャンペーン」を開催しました。16名に「東京ステーションホテル宿泊ギフト券」や「Suicaのペンギングッズ」などの豪華賞品が当たる企画です。
応募条件は、公式アカウントをフォローした上で、「#推し路線は〇〇線!」というハッシュタグとともに、好きなJR路線を引用リポストで回答するというもの。
このキャンペーンの秀逸な点は、ユーザーの「地元愛」や「思い出」を自然に引き出すテーマ設定にあります。「あの路線の景色が好き」「通学で使っていた」といった個人的なエピソード(UGC)が大量に生成されることで、単なるプレゼント応募を超えた、ファン同士のポジティブな会話がタイムライン上に広がる効果を生み出しました。
4. カンバセーションボタンキャンペーン
カンバセーションボタンキャンペーンは、クイズやアンケートのような要素を組み込むことで、ユーザーに参加のきっかけを与えやすく、自然な形で情報拡散が進むのが特徴です。
大東建託
実際にシャトルロックジャパンが提供するX (Twitter)キャンペーンツール「Shuttlerock BBF」を活用して実施したカンバセーションボタンキャンペーンの事例として、大東建託の「いい部屋ネット」があげられます。1月18日の「いい部屋の日」を周知する目的でカンバセーションボタンキャンペーンを実施しました。
公式アカウントをフォローした上で、ボタンから回答を選ぶと、自動で「#いい部屋の日」を含む投稿が作成され、応募が完了する仕組みです。
参加者には抽選でYogiboとオリジナルパーカーのセットやAmazonギフトカードが当たる特典を用意しました。
このように、参加が簡単で拡散力の高い仕組みを持つカンバセーションボタンキャンペーンは、ユーザーの関心を高めながらブランド認知を広げるのに効果的な方法といえます。
タクトホーム
住宅メーカーの「タクトホーム」は、クリスマスシーズンに合わせてカンバセーションボタン(カンバセーションカード)を活用したキャンペーンを実施しました。
「勇者イルカ」が授かった武器は何か?というクイズ形式になっており、ユーザーは「ビーチボール」「剣」「杖」といった選択肢ボタンをタップするだけで簡単に応募投稿が完了します。
Nintendo Switchなどの豪華賞品をフックにしつつ、ゲーム感覚で楽しみながら参加できる仕組みを作ることで、高いエンゲージメントを獲得しています。
5. レシート応募キャンペーン
レシート応募キャンペーンは、特に実店舗の購入体験とオンライン上の参加を結びつけ、ブランドとの接点を強化することができます。
Q10ヨーグルト
Q10ヨーグルト公式X (Twitter) アカウントでは、Q10ヨーグルトを1点以上購入し、そのレシート画像をDMに送信すると抽選で「えらべるPay」が最大10,000分当たるX (Twitter)プレゼントキャンペーンが実施されました。
この施策の最大の魅力は、レシート画像をハガキや個人情報を入力しWebから応募する必要がなく、X (Twitter) のDMに送信するだけで完結するだけという手軽さにあります。
応募のハードルが低く、手軽に参加できるキャンペーン形式として、購買意欲の喚起やユーザー体験の向上に寄与しています。
ポッカサッポロ
ポッカサッポロは、人気キャラクター「リラックマ」とコラボレーションした「じっくりコトコト」シリーズのプレゼントキャンペーンを実施しました。
応募条件は、対象商品を2個購入したレシートをWebサイトからアップロードすること。抽選で合計300名に「オリジナルスープボウル」や「スープ詰め合わせ」が当たる内容です。
このキャンペーンのポイントは、X(旧Twitter)をあくまで「告知の入り口」として使い、実際の購買行動(マストバイ)へ確実に誘導している点です。人気キャラクターとのコラボグッズという強力なインセンティブを用意することで、SNS上の認知を実店舗での売上に直結させることに成功しています。
6. アンケートキャンペーン
アンケートキャンペーンは、ユーザーの属性や嗜好などのデータ収集にも役立ち、マーケティングにおいて価値の高い手法です。
Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)
Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)の公式アカウントでは、「あなたならではの #ポケポケの楽しみ方を大募集」という名目でアンケートを実施。アカウントをフォロー&リポスト後、Webに遷移をして用意された設問に回答すると応募完了という構成でした。
アンケート形式であれば、ユーザーの嗜好やトレンドを把握しつつ、気軽に参加してもらえる環境を構築できるため、幅広い業種でのプロモーションに適しています。
ハウス食品
ハウス食品グループは、1年の感謝を込めた「ハウスのありがとうキャンペーン」を実施しました。X(旧Twitter)の投稿から専用のアンケートページへ誘導し、回答者の中から抽選で「ハウス食品グループ詰め合わせBOX」をプレゼントするという内容です。
このキャンペーンの巧みな点は、SNSでの拡散(認知)を入り口にしつつ、自社製品に関するアンケートに回答してもらうことで、顧客の生の声を収集する市場調査(マーケティングリサーチ)としての役割も果たしていることです。「詰め合わせBOX」という魅力的なインセンティブを用意することで、アンケート回答という少し手間の掛かるアクションへの参加率を高めた好例です。
7. マイレージキャンペーン
マイレージキャンペーンを実施することで、単発ではなく継続的なアクション促進が期待でき、参加者のエンゲージメントを自然に維持することが可能になります。
ニベア
「@nivea_promo_jp」公式アカウントでは、「#ニベアマイレージ24」がついた投稿に対して以下のようなアクションごとにマイルが付与され、蓄積したマイル数に応じて、希望の賞品へ応募できるといった X (Twitter) プレゼントキャンペーンを実施しました。
・リポスト 3マイル
・引用リポスト 5マイル
・いいね 1マイル
・返信 3マイル
この形式の利点は、「ユーザーが複数回自社アカウントへのアクションを行う仕組みを作れる」点です。通常の投稿にもリアクション対象として活用することで、継続的なエンゲージメントが生まれ、フォロワーのアクティブ率が向上します。
本事例は、シャトルロックジャパンが提供しているX (Twitter)キャンペーンツール「Shuttlerock BBF」を活用した事例で、実際にお客様からは以下のコメントをいただきました。
Shuttlerock BBFでは、即時抽選(インスタントウィン)の設定ができるため、当選者選定やDM送信などの工数による負担がなく、利用できるため満足しています。また、シャトルロックの営業担当者は対応スピードが速く、キャンペーンに関する提案をしていただけるので、今後もぜひ利用したいです。
キャンペーンの概要や使用したツールの詳細などは以下の画像をタップでご覧いただけます。

ミツカン
ミツカンの「味ぽん」公式アカウントは、人気アニメ『らんま1/2』とコラボレーションした「味ぽんマイレージキャンペーン」を実施しました。
このキャンペーンは、対象商品を購入するなどして「味ぽんマイル」を貯め、そのマイルを使って限定コラボグッズに応募できる仕組みです。単発の応募ではなく、マイルを貯めるというプロセスを挟むことで、ファンに商品を繰り返し購入してもらう(リピート促進)きっかけを作っています。「個人的に待望のコラボ」と担当者の熱量を添えることで、ファンの共感を呼び込んでいる点もSNS運用として秀逸です。
8. Web遷移型キャンペーン
Web遷移型キャンペーンは、投稿からサイトへ遷移することで、ブランドの詳細情報を伝えたり、訴求内容をより深く伝えるマーケティングが可能になり、離脱率を抑える工夫にもつながります。
Q10ヨーグルト
Q10ヨーグルトの公式アカウントでは、対象アカウントをフォローし、対象ポストをリポストした後、結果をWebページで即確認することができるWeb遷移キャンペーンを実施しました。
Q10ヨーグルトの公式アカウントでは、対象アカウントをフォローし、対象ポストをリポストした後、結果をWebページで即確認することができるWeb遷移キャンペーンを実施しました。
この形式を採用することで、X (Twitter) だけでは表示しきれない自社のおすすめしたい情報をユーザーに伝えることができたり、サイト訪問数の寄与にもつながったりします。よってブランド理解も深まり、顧客育成にも活かせるプロモーション設計といえるでしょう。
通常X (Twitter)内で即時抽選結果を通知させるキャンペーンの場合は、ツール費用とは別にX (Twitter)への広告出稿が必須です。
しかし、Web遷移キャンペーンでWeb上で即時抽選結果を表示させるにはX (Twitter)への広告出稿は必須ではないため、最低限のコストでインスタントウィンキャンペーンを実施できる点もメリットです。
サントリー
サントリーは、「金麦」の恒例企画「春の彩り皿当たる!キャンペーン」の盛り上げ施策として、X(旧Twitter)を活用したWeb遷移型キャンペーンを実施しました。
内容は、フォロー&リポスト後に投稿内の画像をタップして特設サイトへ遷移すると、その場で抽選結果が分かり、本キャンペーンに応募できる「点数(シール6缶分など)」が当たるというものです。
通常、商品を購入してシールを集めなければ参加できないキャンペーンに対し、SNS経由で「応募点数」を配布することで参加のハードルを劇的に下げています。
X上の拡散をきっかけに、Web上の本キャンペーンサイトへ大量のユーザーを誘導し、最終的に商品購入(マストバイ)へのモチベーションを高めることに成功した高度な連携事例です。
9. フォロー&コメントキャンペーン
フォロー&コメントキャンペーンは、コメント内容がユーザーの声としてSNSに可視化されることで、口コミ効果や共感の拡散も期待できます。
はま寿司
回転寿司チェーンのはま寿司公式 X (Twitter)アカウントでは、フェア開催を記念し指定のハッシュタグと「食べたいねた」を対象投稿へコメントするという設計の X (Twitter)プレゼントキャンペーンを実施しました。
実際に、フェアや商品に対する期待の声が多く集まり、ブランドとの共感構築にもつながりました。また、コメントが他のユーザーの目にも留まることで、認知拡大の効果が自然に広がっています。
テングル
韓国発のプロテインパスタブランド「tangle」は、毎月11日の「たんぱく質の日」に合わせたプレゼントキャンペーンを実施しました。
参加条件は、フォローと投稿のいいね&リポストに加え、「食べたことある?ない?」という質問への回答をコメントすることです。
「感想を書いてください」という漠然とした依頼ではなく、「ある・ない」の二択に近い簡単な質問を投げかけることで、ユーザーがコメントする心理的ハードルを下げています。まだ食べたことがないユーザー(見込み客)と、既存のファンをリプライ欄で可視化し、双方向のコミュニケーションを生み出すことに成功した事例です。
10. アプリインストールキャンペーン
アプリインストールによりプレゼントが当選するキャンペーンも人気です。
ラストメモリーズ
ラストメモリーズ公式アカウントでは、新作ゲームアプリのリリースを記念したX (Twitter)プレゼントキャンペーンを実施しました。参加条件は、フォロー&リポストですが、キャンペーン対象アカウントにアプリインストールカードを設置し、さらにインストールをすることで当選確率がUPするという仕組みを採用しました。
この施策が成功したポイントは、「手間なく参加できる即時の体験設計」と「アプリへの導線をスムーズに組み込んだ点」です。特に新規アプリのローンチ時には、参加者が迷わず行動できる設計がユーザー体験とダウンロード数の増加につながります。
アカチャンホンポ
マタニティ・ベビー・キッズ用品専門店の「アカチャンホンポ」は、アプリの新規会員登録キャンペーンをX (Twitter) 告知しました。
このキャンペーンの特徴は、単に「アプリをインストールして応募」とするのではなく、インストール後に「会員登録」「キャンペーンコードの入力」、さらに「店舗で税込2,000円以上の買い物」という3つのステップを条件に設定している点です。
アプリのダウンロード数(CPI)だけを追うのではなく、会員登録と実店舗での購買(O2O)までをセットにすることで、将来的に優良顧客(ロイヤルカスタマー)になり得る層を確実に獲得するための、戦略的な設計がなされています。参加者には「300ポイント」という実利的なインセンティブを提供し、購買行動を後押ししています。
11. ダブルフォローキャンペーン
ダブルフォローキャンペーンは、単なるフォロワー増加に留まらず、相互プロモーションやコラボ戦略を強化する際に有効な設計です。
クオ・カード ペイ
クリスマス商戦期に実施された本キャンペーンでは、「@Aoki_sns」と「@QUOcardPay」の2アカウントをフォローし、ハッシュタグ「#週末はAOKIに行こう」と@QUOcardPayへのメンション付きで投稿することが参加条件とされました。
この形式の魅力は、双方のフォロワーを一度に拡大できる点です。キャンペーンの拡散効果が相乗的に高まり、お互いの認知拡大や店舗来店促進が同時に実現されました。ブランド連携を自然にSNS反応へとつなげる設計として、有効な選択肢です。
本事例は、シャトルロックジャパンが提供するX (Twitter)キャンペーンツール「Shuttlerock BBF」を活用いただいた事例です。
キャンペーンの詳細や、使用したツールなどは以下の画像をタップでご覧いただけます。
ウエルシアグループ
ドラッグストアチェーンの「ウエルシアグループ」は、ヘアケアブランド「+tmr(プラストゥモロー)」とコラボレーションし、「Wフォロー&リポストプレゼントキャンペーン」を実施しました。
参加条件は、ウエルシア公式アカウント(小売)と、プラストゥモロー公式アカウント(メーカー)の両方をフォローし、対象の投稿をリポストすること。抽選で10名にヘアケアセットが当たる内容です。
この事例は、小売店とメーカーが手を組む「流通×メーカー」コラボの典型的な成功パターンです。
双方のアカウントをフォローさせることで、ウエルシア側はメーカーのファンを、メーカー側はウエルシアの広範な顧客層を相互に送客(クロスユース)し合うことができ、単独で行うよりも効率的に新規フォロワーを獲得しています。
12. 診断キャンペーン
診断キャンペーンは、「自分事」になりやすく、ユーザーが気軽に参加するきっかけとして非常に有効です。
dアニメストア
dアニメストアの公式 X (Twitter) アカウントでは、「あなたが今読みたいマンガ診断」という形式の X (Twitter) プレゼントキャンペーンを実施。公式アカウントをフォローし、画像やリンク先で診断に回答しすることで応募完了となります。診断結果を投稿すると、その場で抽選の結果が届くインスタントウィンキャンペーンを採用しました。
このような診断型キャンペーンは、「自分に適した答え」を知る楽しさがあり、さらにはSNSでの結果共有が自然に広がる点がメリットです。参加と拡散という二つの行動を誘導しつつ、ブランドの印象をポジティブに保てる点で、特に若いユーザー層とのエンゲージメント強化に適した手法といえます。
スターバックス
スターバックス CPG 公式アカウントは、パーソナルドリップコーヒー「スターバックス オリガミ®」のプロモーションとして、「オリガミでタイプ診断」キャンペーンを実施しました。
特設サイトでいくつかの質問に答えると「あなたは〇〇タイプ」といった診断結果が表示され、その結果をXでシェア(投稿)することで応募が完了します。合計7,000名に商品が当たる大規模なサンプリング施策ですが、単なるバラマキではなく、診断コンテンツを通じてユーザーに「自分ごと化」させ、楽しみながら商品の特徴(コーヒーを淹れる体験)を刷り込むことに成功しています。
キャンペーン事例に学ぶ成功のコツ5つ
X (Twitter) キャンペーンでは、X (Twitter) ならではの高い情報拡散性を活かした企画が成功を収めています。事例を見ると、いくつか共通する成功要素が見て取れます。
X (Twitter) キャンペーンには、決して豪華な賞品が必要なわけではありません。それよりもユーザーが「面白そう」「楽しそう」と思える仕掛けが重要であり、誰でも簡単に参加できる気軽な企画が成功する傾向にあります。
アイデアとちょっとしたプレゼントがあれば多くの参加者を集めることが可能ですが、やはりあらかじめ一定数のフォロワーがいる環境は必要と言えるでしょう。
まずは、キャンペーンの企画段階で押さえておくべき5つのポイントを把握しましょう。
1. 目的に合った企画にする
X (Twitter) キャンペーンを実施する目的は、企業ごとに異なります。ただ、大きく分けると2つの目的に大別することが可能であり、まずはそれを意識することがポイントです。
代表される2つの目的とは、「認知拡大・ブランディング」と「フォロワー増加」です。認知拡大・ブランディングにおいては、キャンペーンを実施することでまず企業やブランドを知ってもらい、親しみを持ってもらうことが重要になります。
X (Twitter) の拡散力を活かし、これまで企業やブランドの存在を知らなかった、または知っていても利用したことがなかったユーザー層を引き寄せることが可能です。
このようなプロモーション活動の一環として、X (Twitter) キャンペーンを活用する企業は多いです。また、フォロワー増加に関しては、応募条件にアカウントのフォローを盛り込むケースが多いでしょう。
目的によってX (Twitter) キャンペーンの内容やKPIは変わってくるので、予め自社の課題を抽出し、目的に沿ったキャンペーン内容にしていきましょう。
なお、X (Twitter) などのSNSを活用して企業の「ブランディング」を成功させるポイントや注意点、企業事例に関しては、以下のページで解説しておりますので、ご確認ください。
2. 簡単に応募できる設計にする
ユーザーにとってキャンペーンへ参加するときに最もハードルとなるのが、面倒な手間や労力です。簡単に応募できる内容にすることで参加ハードルを下げ、気軽に応募できる工夫が必須と言えます。
応募条件を少なくする、応募までに二度手間がかからないようにするといった気遣いで、ユーザーの参加意欲を上げるのがキャンペーンのコツです。条件をシンプルにし、フォローやリツイートのみ、ハッシュタグ投稿のみなどに限定することが成功につながります。
ユーザーの立場にたって考えて、シンプルな応募条件を設定しよう
3. ユーザーを巻き込む工夫をする
盛り上がりやすいX (Twitter) キャンペーンのひとつに投票企画があります。一定の認知のある商品であれば、ユーザーが自分の推薦したいほうに投票し、数を競うことで話題になるキャンペーンを実施することが可能です。
このようにユーザーが自分事として認識できる工夫を凝らすことで、多くの人を巻き込みやすくなります。同じ内容で複数回キャンペーンを実施することも可能なため、中長期でも開催しやすい企画と言えるでしょう。
4. 自社の商品やサービスの特性を活かす
X (Twitter) キャンペーンは、単に話題になっただけでは成功とは言えません。
企画には自社の商品やサービスの特性を盛り込み、他社や他の商品では真似できないような独自性のある内容にすることが非常に重要です。
自社の商品やサービスを利用するユーザー目線に立った企画にすることで、多くのユーザーが「実際に利用してみたい!」という心理状態になることを目指しましょう。
競合他社と差別化できるようなキャンペーンを企画しよう
5. 長期的な運用計画を持つ
長期的といっても、X (Twitter) キャンペーン自体を長期間実施するという意味ではありません。最も重要なのは、X (Twitter) キャンペーン終了後のプランまで考えるということです。
多くのX (Twitter) キャンペーンが自社アカウントのフォローを応募条件にしますが、そこで仮にフォロワーが増加しても、定着しなければまったく意味がありません。キャンペーン終了後に企業側が何のアクションも起こさずそのまま風化させてしまったとしたら、かけたコストを無駄にしたと言わざるを得ないでしょう。
X (Twitter) キャンペーンの目的は「認知拡大・ブランディング」や「フォロワー増加」なので、一時的なフォロワー数増加ではなく、長期的な運用計画を持つことが重要です。
X (Twitter) キャンペーンが失敗する原因
成功のコツを押さえるのと同時に、失敗を回避するためには共通する失敗要素も押さえておく必要があります。
ここでは、X (Twitter) キャンペーンが失敗する主な原因について、解説していきます。
1. 応募条件が複雑
応募条件が複雑になると、ユーザーが面倒だと感じて参加意欲をなくす事例が少なくありません。X (Twitter) は情報拡散力が非常に強いSNSプラットフォームであるからこそ、間違いのないように細かく応募要項を掲示したくなる企業側の気持ちも理解できます。
ただ、応募するためのアクションが複雑、手間も労力も掛かるとなると、やはりユーザーは遠のいてしまいます。また、フォローもリツイートも写真投稿もハッシュタグもというように、一度に多くのアクションを求めることも失敗につながるでしょう。
しかし、ユーザーが賞品目当てで、複数アカウントを作成して応募すると、アカウント凍結のおそれがあります。ユーザーと企業双方にとってダメージにつながるトラブルを回避するために、必要な要綱はきちんと応募規約に明記するのも重要です。
2. 賞品がターゲットに合っていない
X (Twitter) キャンペーンは参加すること自体を楽しんでくれる企画が最も理想ですが、やはりユーザーはプレゼントありきで応募するケースが大半です。プレゼントに魅力がない場合は集客につながりにくく、キャンペーン自体が失敗に終わる事例も多く見られます。
ユーザーが求めるのは単価の高い豪華なプレゼントであるというのも真理ですが、それよりもプレゼントの質を重視するユーザーが多いことも事実です。また、単価が高くてもプレゼントが1つだけでは当たる確率が低すぎるため、ユーザーは興味を失います。
当選数も重要な魅力の一つであり、ユーザーにとって質も量も十分だと感じられるキャンペーンがより集客につながりやすいと言えます。つまり、10万円を1人に渡すより1万円を10人に、1,000円を100人に渡すほうがより効果的だということです。
プレゼント賞品が魅力的なほど、応募者数は増える傾向にあります。
よくある質問
X(旧Twitter)キャンペーンを企画・運用する際、担当者の多くが悩むのが「形式の選び方」「景品設計」「初動の伸ばし方」といった実務面の判断です。ここでは、企業のSNS担当者が実際によく直面する課題について、成功事例や運用ノウハウを踏まえて解説します。
「フォロー&リポスト」以外の形式を選ぶメリットは?
UGC型や診断型との違いとは?
拡散力を重視するなら「フォロー&リポスト」が定番ですが、商品理解やブランド共感を深めたい場合は、UGC型・引用リポスト型・診断連動型など、より能動的に関与できる形式の方が成果につながるケースがあります。目的別に最適なキャンペーン形式の選び方を紹介します。
キャンペーンの当選者数や景品金額はどれくらいが適切?
拡散とエンゲージメントの違いに応じた設計方法
「豪華すぎても逆効果?」「1,000円のギフトを何名に?」など、景品設計はキャンペーンの目的によって大きく変わります。拡散型とエンゲージメント型それぞれで有効だったパターンや、成功事例に共通する「絶妙なインセンティブ設計」について具体的に解説します。
フォロワーが少ないアカウントでも成果を出すには?
広告連携・クリエイティブの工夫・初動設計のポイント
フォロワー1万人以下の中小企業アカウントでも、企画力と初動戦略次第で大きなリーチを生み出すことは可能です。リーチを最大化する初日の拡散設計、CTRが高かった投稿構成、広告配信や外部メディアとの連携による補完手段など、実務的な打ち手を詳しく紹介します。
X (Twitter) キャンペーンの事例まとめ
X (Twitter) キャンペーンの最新事例5選と成功のコツ5つを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
X (Twitter) キャンペーンは過去にも数多くの企業が実施し、大成功した事例もあれば残念ながら失敗してしまった事例もあります。ユーザーもこうしたSNSによる企業キャンペーンに慣れてきた側面があり、企業側は更なる企画力が求められる時代となりました。
X (Twitter) キャンペーンを成功させるため、成功事例から成功のコツをしっかり掴み、より魅力的なキャンペーン企画していきましょう。





