Instagram

Instagram動画広告【完全ガイド】7つの成功原則と事例を解説

Instagramで動画広告をよく見かけるので、自社でも取り入れてみたい。

そうお考えのSNSの運用担当者も多いのでは無いでしょうか?

Instagramの動画広告は、少額からスタートできる上、費用対効果も高いマーケティング手法として近年さらに注目されるようになりました。

そこで今回はInstagram動画広告に初めて取り組む方に向けて、活用事例と7つの成功原則を解説していきます。

数多くのクライアント企業のInstagram動画広告を手掛けてきたノウハウを一挙にご紹介する完全ガイドとなっているので、ぜひ参考にしてください!

 

Instagram動画広告の種類と規格

まず始めに、3種類のInstagram動画広告とそれぞれの規格について説明します。

フィード広告

フィード広告は最も一般的な配置方法で、Instagramのタイムラインに表示される広告です。タイムラインをスクロールする際に、ユーザーの投稿に混ざって同様の形で動画広告を掲載できます。

Instagramフィード広告は一般的に、ブランドストーリーや商品の認知度を高めるために活用されるケースが多いです。

ストーリーズ広告

ストーリーズ広告は、ユーザーのストーリーズに混じって、縦長で表示される広告です。スマホのフルスクリーンで動画広告を表示できるため、よりたくさんの情報やインパクトを与えることのできる広告として知られています。

一般ユーザーにとってストーリーズは、24時間で消えるタイプの投稿のため、フィード投稿よりも高い頻度で利用されています。広告の場合は、24時間で消えることはありません。

ディスカバリー広告

ディスカバリー広告は、Instagramの発見タブに掲載されるタイプの広告です。発見タブは、アプリ下部の虫眼鏡マークから見ることができ、ユーザーの興味・関心に応じてパーソナライズされた投稿を自動で表示してくれる機能です。

フィードやストーリーズとの違いとして、発見タブではフォローしていない人の投稿も表示されます。フィードやストーリーズの場合、フォローしているアカウントの投稿だけが出てくるため、見慣れない広告は浮きやすい傾向にあります。一方で発見タブの場合は、すべてが見慣れない投稿のため、動画広告も他の投稿に馴染みやすいという利点があります。

Instagram広告の課金形式

Instagramの広告では、事前に予算額と出稿期間を柔軟に決めることができます。
課金形式については4つあり、それぞれの形式について簡単に見ていきましょう。

CPC(クリック課金)

CPC(Cost Per Click)とはクリック課金型で、広告を1回クリックされるごとに課金される形式です。

認知拡大やブランディングというよりは、ウェブサイトへ誘導してリードや申込みを獲得したい場合に相性の良い課金形式と言えます。

CPM(インプレッション課金)

CPM(Cost Per Mille)は、広告が1000回表示されるごとに課金される形式です。

とにかくユーザーの目につくことが大切なブランディング重視の広告と相性がよい課金形式になります。

CPV

CPV(Cost Per View)は、動画広告が1回視聴されるごとに課金される形式です。動画広告が10秒以上再生されるごとに課金される仕組みになっており、10秒以上見てもらってこそ意味のある動画を使う場合に有効です。

CPI

CPI(Cost Per Install)は、アプリがダウンロードされるごとに課金される形式です。アプリのダウンロードを目的とした広告に使われます。

■ 関連記事

Instagramキャンペーンの成功事例3選!失敗しないコツをプロが解説します

動画広告の事例

InstagramやFacebookをはじめとしたSNSにおける動画広告の事例を次にご紹介します。
日本国内の事例2つと海外の事例を1つご紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さい。

株式会社HRBrain

人事評価クラウドを提供している株式会社HRBrainでは、動画広告を活用してCPAを20〜30%削減することに成功しました。
*CPA(Cost Per Acquisition):購入や問い合わせなど、特定のコンバージョンを一度獲得するための単価。顧客獲得単価。

 

 

CPAを下げることで一日の広告予算を増やし、コンバージョンの件数も増やしていく循環を目指し、動画広告に取り組みました。その結果、同じ素材を使った静止画と比較し、CPAを最大20〜30%削減することに成功しました。

動画の冒頭で人物を使いユーザーを惹き付けた上で、ツールの中身紹介へスムーズに移行する構成が成果に繋がりました。静止画のカルーセル広告と違い、動画広告ではユーザーが何もしなくても情報が展開されていきます。そのため、多くの情報を自然に提供できるようになるのです。

■ インタビュー記事

動画広告でCPA30%削減した方法!株式会社HRBrain様インタビュー記事

株式会社ラクス

メールマーケティング事業などを行う株式会社ラクスでは、複数の訴求軸に合わせた動画広告を活用し、コンバージョン率を44%上昇させることに成功しました。

 

 

動画広告に取り組む以前は、静止画とテキストのみの広告を配信しており、LPの画像や、Google広告・Yahoo広告で利用している画像を使い回していました。

静止画を利用していたときは6.9%だったコンバージョン率も、動画広告を活用することで10.8%まで改善。コンバージョン率の向上により、リード数の目標も達成することができました。

静止画で伝えられる情報量との差や、冒頭でユーザーを惹きつける動画広告の強みが現れた結果となりました。

■ インタビュー記事

動画広告成功事例!株式会社ラクス様インタビュー

Asics

最後は、海外の事例をご紹介します。ASICSがヨーロッパで展開した動画広告の事例です。グローバル企業でもあるASICSは、InstagramやFacebookの動画広告をヨーロッパの複数の国で実施しました。

 

 

イギリスやフランス・ドイツ・イタリアなど9カ国で広告を出稿する際、クリエイティブは共通のものを使い、字幕をローカライズする方法で動画広告を展開しました。これにより、より少ない工数でクリエイティブ制作及び効果測定のPDCAを回すことができました。

・英語版の詳細はこちら

 

今回ご紹介した事例は、いずれもシャトルロックジャパンが提供する「Shuttlerock Studio」という動画制作サービスをご利用いただいたものです。

Shuttlerock Studioにご関心のある方は、ぜひ詳細ページをご覧ください。

 

Instagram動画広告における7つの成功原則

Instagram動画広告の基礎と事例について知ったところで、次は7つの成功原則を具体的に解説していきます。

これから初めてInstagramの動画広告に取り組む方にも分かりやすい内容なので、ぜひ最後までチェックして下さい。

1. 動画のサイズを調整する

InstagramをはじめとしたSNSは、一般的にユーザー同士の投稿を楽しむプラットフォームなので、広告は嫌煙される傾向にあります。そのため動画広告を出す際も、できるだけ広告感を消すことが重要になります。

動画のサイズを合わせることも広告感を出さない要素の一つで、広告を配置するタイプに合わせたサイズで作るようにしましょう。
フィード広告を出す際は基本的に正方形(アスペクト比 1:1)の動画を、ストーリーズ広告には縦型(アスペクト比 9:16)の動画を使うと良いです。サイズを配置箇所に合わせて、スマホの一般投稿に溶け込ませることが成功原則の一つです。

2. 短い動画で攻める

動画広告においては、ユーザーに動画を最後まで見てもらい、アクションを促すことが重要になります。そのため長い動画を使用すると、コンバージョン率が低下し、広告の効果が下がってしまいます。
Instagramの動画広告は最大60秒まで使用できますが、15秒以下の短い動画を使用して、最後まで動画を視聴してもらうようにしましょう。

3. 離脱されない動画構成にする

動画広告は静止画と違い、長く見てもらわなければ効果が薄いタイプの広告です。そのため、いかに動画を見続けてもらうか(離脱させないか)が重要になってきます。また、動画広告は簡単にスキップやスクロールすることができるため、冒頭の1〜2秒間でユーザーを惹き付けることが成功原則です。

最初の2秒間では、特に動きのある動画を流したり、続きを見たくなるキャッチコピーを伝えるなど、最大限の工夫をしましょう。

4. 無音でも成立させる

Instagramを使用するユーザーはほとんどがスマートフォンを使っています。また、通勤時間などのスキマ時間で見ていることも多いのが特徴です。そのため、マナーモードなど無音での使用を想定して動画作りを行うことが重要になります。

音声無しで動画が再生されることを踏まえて、字幕を付けたり、インパクトのある映像を使うなどの工夫をしましょう。

5. テキストの位置に配慮する

Instagramのストーリーズ広告では、通常のストーリーズと同様に上部にアイコンやアカウント名が表示されます。また、下部には「詳しくはこちら」「申し込む」などのCTAボタンが配置されます。

字幕などのテキストがアイコン等に被ってしまうと、動画広告の内容が伝わらなかったり、見づらい動画になってしまうので気をつけましょう。

6. ユーザーに取ってほしい行動を示す

動画広告の最後には、ユーザーに取って欲しいアクションを必ず示すようにしましょう。テレビCMのようにただ映像を流すのではなく、その場でユーザーの行動に繋げられるのがSNS動画広告の強みです。

ウェブサイトに詳細を見に来てほしいのか、今だけのお得な申し込みをして欲しいのかなど、行動を明確に促すことがInstagram動画広告における成功原則です。

7. ABテストと分析を行う

最後の成功原則は、ABテストと分析を継続的に行うことです。Instagramの動画広告は、配信して終わりではありません。配信した動画がどれくらい見られているのか、コンバージョンに繋がった割合はいくらなのか等、継続的に効果測定を行う必要があります。

初めて動画広告を出稿した最初の1週間は、毎日インサイトを確認し、それ以降は最低でも1週間単位で効果測定をするようにしましょう。一定の期間が経ったことで、同じユーザーに繰り返し広告が表示されるようになったり広告の効果が薄れてきた場合は、積極的にクリエイティブを変更することが重要です。

■ 関連記事

Instagramのキャンペーンにツールは不要?知っておくべき2つのメリットと注意点

広告の入稿方法

それでは最後に、Instagram広告の入稿方法を4ステップに分けてご紹介します。
簡単なので、順を追って再現してみてください。

1. アカウントのリンク

Instagramで広告を出すためには、Instagramアカウントに加えて、Facebookページが必要です。まだFacebookページを持っていない場合は、先に作成しておきましょう。

まずFacebookページで、設定 > Instagram > アカウントをリンク を押し、Instagramアカウントにログインします。

 

これによって、FacebookページとInstagramアカウントのリンクが完了となります。

2. 広告アカウントの作成

リンク作業が完了したら次に、広告アカウントで出稿に取り掛かりましょう。

まず、Meta for businessを開き「広告を作成」ボタンをクリックします。キャンペーン目的を選択し、次へ進みます。

配信先

最も重要なポイントとして、オーディエンス設定を自社商品/サービスのペルソナに合わせて明確に設定します。年齢・性別・興味関心などを設定できますが、狭めすぎて推定オーディエンスサイズが小さくなりすぎないようにしましょう。

配置

手動配置を選択することで、InstagramやFacebook等どのプラットフォームで広告を配信するのかを選ぶことができます。動画のサイズに応じて、フィードやストーリーズなど最適な配置を選択するようにしましょう。

3. 入稿・クリエイティブ設定

次に「メディアを追加」から動画をアップロードし、クリエイティブを設定してきます。メインテキストや見出しもここで併せて設定します。

コールトゥアクションの項目では、「詳しくはこちら」「ダウンロード」などユーザーに行動を促すための文言を選択できます。

4. 支払い設定

最後にクレジットカードの登録を行い、広告配信の設定が完了です。カードが有効期限切れを起こした場合は、自動で配信停止されるので気をつけましょう。

まとめ

Instagram動画広告の完全ガイドとして、7つの成功原則と事例をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

Instagramの動画広告は、少額から始められ、高い効果が期待できるマーケティング手法です。今回ご紹介した成功原則や事例を参考にし、ぜひトライしてみてください。

Instagram広告用の動画制作に関しては、今回ご紹介したShuttlerock Studioでも承っています。ぜひ、お気軽にお問い合わせ下さい。

皆様のInstagram動画広告が成功することを願っています!