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企業が欲しいものをユーザーのメリットに変える方法

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みなさん、こんにちは。

以前に投稿した【見つけた!】キャンペーン成功の法則という記事で、キャンペーンの成功のためには3つの要素のバランスを取ることが大事だ!とお伝えしました。「ユーザーが欲しいもの(ユーザーのメリット)」と「企業が欲しいもの」のバランスによって、参加するユーザーの数は大きく変わってきます。

“ユーザーに多く参加して欲しい!だけど、企業が欲しいものは下げられない。” 今回はそんな時に使える「企業が欲しいもの」を「ユーザーのメリット」に変える方法をご紹介します。

まずは具体例から。

キャンペーン概要

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「#opera初夏のリップ診断」という化粧品ブランドのoperaのキャンペーンです。

■キャンペーン参加条件

キャンペーンの参加条件はoperaのX(Twitter)アカウントをフォローすることと、質問に答えると今のあなたにピッタリなリップカラーがわかる診断の結果をX(Twitter)でシェアすることです。

■プレゼント

リップメイク製品現品のセットが100名に当たる。

■企業が欲しいもの

アンケート結果。ひとつめの質問でピンクとベージュのどちらの色をポイントに置きたいのかをきいています。これは人気カラーをみなさんにお聞きしたかったのかと推測しています。

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キャンペーンの成功バランス分析

ただのアンケートだと、ユーザーは「面倒だなー」と思いながらアンケートを進めていきます。ユーザーにとってはメリットがありません。

ですが、診断結果というメリットがあれば「プレゼントは当たらないかもしれないけど、診断結果がわかるならやってみようかな」と思うのがユーザー心理です。

つまり、こちらのキャンペーンは参加条件をメリットに変えることができているということです!

今回の診断キャンペーンは、アンケートに「診断」という付加価値をつけることで、「企業が欲しいもの」を「ユーザーが欲しいもの」に変換することに成功している例です。キャンペーン参加のハードルを、ユーザーに乗り越えてもらうための工夫ですね。

ただのアンケートだと、ユーザーはメリットを感じないので参加しないということも多くあります。ユーザーに魅力を感じてもらうために、アンケートに診断、占い、オススメのコスメやサプリのアドバイスを加えてみてはいかがでしょうか。

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