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UGC活用事例4選!Instagram・Twitterでの実践方法を詳しく解説

UGCの活用事例を参考にして、自社のInstagramやTwitterでもトライしてみたい。

SNSのマーケティング担当者なら、そうお考えの方も多いと思います。実際、自社の商品やサービスを知ってもらおうと思っても、InstagramやTwitterで成果を出すのはそう簡単ではありません。

SNSの時代と言われ久しいですが、自社の伝えたいことをSNSで投稿しているだけでは、ユーザーからの反応は得にくい傾向にあります。そこで、一般ユーザーが作ったコンテンツであるUGCを活用する方法が今注目されています。UGC活用を上手に行っている企業は、SNSで成功しているケースが多いです。

本記事では、InstagramとTwitterにおけるUGCの活用事例4選をご紹介し、実践方法についても具体的なステップで解説していきます。今からでも遅くないので、ぜひUGCを活用してみましょう。

 

UGCとは

InstagramやTwitterでは、多くの一般ユーザーが写真や動画を撮影して投稿しています。このようにユーザーが作り出したコンテンツを総称してUGC(User Generated Content)と呼びます。企業が宣伝するよりも、より消費者に近い感覚で投稿されるUGCは他のユーザーの共感を生みやすくなるのです。

一昔前は通販サイトで購入した人が商品を使ったレビューをアップしていましたが、今ではSNSでのUGCが多くなっています。UGCはSNSでの写真やテキストのほかに、YouTubeでの投稿動画やまとめサイトの文章、ECサイトのお客様の声なども含まれます。実際、サービスや商品を購入するかどうか迷ったときに、最終的にUGCを見て判断する人も多いです。

UGCを活用するメリット

UGCを上手に活用すれば、今まで伸びなかったフォロワー数が伸びやすくなったり、自社に興味を持ってくれるユーザーも増えやすくなります。企業がUGCを活用するメリットとしては、大きく分けて2つ。

まずは信憑性の高い情報を届けられること。一般ユーザーが自分達の言葉でコメントを書き、スマートフォンなどで撮影した写真を載せているため、UGCはユーザー視点になっています。そのため、企業が商品のメリットを宣伝するよりも、信憑性の高いコンテンツができあがるのです。

そして2つ目のメリットは、高い拡散性。UGCを活用すれば、自社の発信のみ行っている時よりも多くの方に自社の商品やサービスを知ってもらえます。少しの工夫をするだけで、これら2つが自動的に生成されるのも大きなメリットです。

UGCの活用パターン

UGCの活用にはいくつかパターンがありますので、どの方法が自社に合うか考えてみましょう。ここでは3つの活用方法をご紹介します。

SNSの投稿素材

最も一般的な活用方法としては、Instagramなどの自社アカウントで、一般ユーザーの投稿をクリエイティブ素材として使う方法です。

もちろんユーザーから画像の使用許可を得ることは必要ですが、素敵な素材を多数取り入れることが可能です。

UGCは一般の人が書いたコメントや写真のため、親近感もあり他のユーザーにも受け入れられやすくなります。その結果、写真やコメントに共感した人が自社の商品やサービスに興味を持ってくれるのです。

自社サイトへの掲載

ツールを使ってUGCを収集し、自社サイトに掲載するという方法もあります。もっと自社サイトを身近に感じてもらい、商品に興味を持ってもらうために、UGCを活用する方法です。

企業が考えたコラムや写真・商品説明を載せるだけでなく、一般のユーザーがどのように使っているのかなどを載せると好感を持たれやすく、購買意欲も喚起できます。実際の購入者がどのように商品を使っているのか、使用してみた感想はどうだったのかがわかると安心されやすくなります。

わざわざ別のサイトに行き、口コミなどを見る手間も省けるため、即決で購入してもらえる可能性も高まります。一般ユーザーのコメントや写真は大規模なコストがかかるわけではないため、コンテンツ自体も低いコストで充実させられます。

自社サイトやオウンドメディアにUGCを掲載する場合、ハッシュタグ収集ツールを使用する必要があるので覚えてきましょう。

■ おすすめのハッシュタグ収集ツール

ハッシュタグ収集ツール(Social Hub)

広告素材としての使用

最後は、UGCを素材として使用し広告を打ち出す方法です。

友人や知人の投稿には「いいね」しても、広告だと感じる画像はすぐに飛ばすという方も多いです。しかしUGCを利用して広告を打てば「広告感」が減り、SNSのタイムラインにも馴染みやすくなります。

その結果、SNS広告のクリック率が高くなり、自社サイトへの流入も期待できるのです。実際にInstagram広告などで、UGCのクリエイティブを活用したことでクリック率が向上した事例も多く見られます。

UGCの活用事例4選

次に実際の活用事例として、InstagramとTwitterにおけるUGC事例4選をご紹介します。ぜひ、自社のSNS運用の参考にしてください。

1. #わたしのポッカレモン

まずは、ポッカレモンのInstagramでのUGC活用事例です。ポッカレモン100を使った料理やドリンク・スイーツの写真を撮影し、「@pokkasapporo」「#わたしのポッカレモン」の2つをつけて投稿した方の中から40名にレモン商品の詰め合わせをプレゼントするといった内容でした。InstagramだけでなくTwitterでも同時に実施しており、投稿された写真などはキャンペーンページに掲載されています。

ユーザー投稿(UGC)は一般的なポッカレモン100の使い方だけでなく、独創的なアイデア料理などがたくさん紹介されました。キャンペーン参加者だけでなく、参加していない他のユーザーにとっても、ポッカレモンの新しい使い方を知る貴重なきっかけとなっています。

▼Instagramのキャンペーン投稿
https://www.instagram.com/p/CRVEJ3ZpUEu/

2. #三井ホームアンバサダー

次は、三井ホームのInstagramでのUGC活用事例です。三井ホームオーナーのみを対象としたInstagramキャンペーンで、「夏の暮らしを楽しむお気に入りの空間」をテーマに投稿を募集しました。投稿した方の中から、9名にソニーのスピーカーかフレグランスデュフューザーがプレゼントされるといった内容でした。Instagramでのキャンペーン終了後は、選ばれた投稿がキャンペーンページで紹介されています。

キャンペーン参加者の投稿(UGC)によって、まだ三井ホームのオーナーではない方にも三井ホームでの暮らしを想像してもらいやすくなるというUGC効果があります。家という大きな買い物だからこそ、実際のオーナーが投稿するUGCが重要になると言えるでしょう。

▼Instagramのキャンペーン投稿
https://www.instagram.com/p/CQxu8nxhyVL/

3. #カフェオレどき

3つ目のUGC活用事例は、AGFが実施したBlendyのキャンペーンです。応募するユーザーはAGFの公式Twitterアカウントをまずフォローし、「#私は朝カフェオレ」か「#私はこんなカフェオレどき」ボタンを選択します。ボタンをクリックすると、「#カフェオレどき」 「#いい一日にはいい休憩がある」「#岩田剛典」のハッシュタグが内包されたツイート記入画面が展開されるので、応募者はカフェオレを飲むタイミングに関するエピソードを追記してツイートします。

三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典さんがイメージキャラクターに起用されたことも、SNS上で話題になりました。カフェオレを飲むタイミングという誰でも簡単に思いつくテーマで応募できる点が、たくさんの応募者を集めた要因でもあります。また、AGFの商品に限定せずに、カフェオレというより多くの方を巻き込めるテーマにしてある点もポイントです。自社商品に関連するテーマと応募の手軽さを両方考慮することが、UGCを集める上でも大切になります。

▼キャンペーンページ
https://blendy.agf.jp/stick/cafeaulaitdoki/iwatatakanori/

#亀田の柿の種の日を応援するよ

 

最後のUGC活用事例は、亀田の柿の種(公式)アカウントが実施したTwitterでのキャンペーンです。応募方法は公式Twitterアカウントをフォローし、キャンペーンツイートをRTするのみ。また、「#亀田の柿の種の日を応援するよ」を付けてかきたね愛を投稿すると、当選確率がアップするというものでした。

基本の内容自体は一般的なフォロー&リツイートキャンペーンですが、かきたね愛の投稿で当選確率がアップするというのがUGC活用のポイントです。シンプルな工夫ですが、応募者からのポジティブな投稿を多く促すことができます。良い投稿だけを増やすというのは、UGC活用において非常に重要な考え方です。

Instagramでの実践方法

ここからは、Instagramでの一般的なUGC活用方法を解説していきます。
ステップごとに実践方法を紹介していくので、ぜひ実行してみてください。

1. 独自のハッシュタグを設定する

まず、Instagramのプロフィールや投稿のキャプション(説明文)で、独自ハッシュタグの存在を紹介しましょう。

独自ハッシュタグの存在を伝え、ユーザーに認知してもらうのが第一のステップです。プレゼントや割引キャンペーンなどと併せて行うと、独自ハッシュタグを使ってもらいやすくなります。ユーザーに喜んでもらえそうなキャンペーンを実施しつつ、独自ハッシュタグの使用を促しましょう。

2. ユーザー投稿の中から選ぶ

興味を持ったユーザーからのUGCが集まったら、次は良質なものを選んで自社の投稿に活用します。

キャンペーンであれば、特定のテーマに対して写真や動画を投稿してくれるので、選りすぐりなものをピックアップできます。頑張って素敵な写真を撮影したユーザーも、自分の投稿が使われることを喜んでくれることが多いです。

3. 使用の許可を取る

ユーザーの投稿を使用する際には、必ず許可を取るようにしましょう。何も告知がなく勝手にアカウント名と共に画像が使われていたら、気分が悪くなってしまう方もいます。

最悪の場合、訴訟などトラブルに発展してしまう可能性もありますので、承諾を得るのは大切です。投稿しても良いかコメント欄で聞くか、DMを送って許可を取りましょう。

4. リポストとして投稿する

先程も少し説明しましたが、自社で制作した写真や文章ではないことを表記するために、リポストとして投稿することも大切です。表記する場所は写真などの画像の中か、もしくはキャプションの中で明記するようにしましょう。

以上の方法によってInstagramではUGCを活用できますが、事例で紹介したように、ウェブサイトと掛け合わせることでさらなる効果も期待できます。

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Twitterでの実践方法

Twitterでも順序良く実践していけば、上手にUGCを活用できます。まずユーザーに興味を持ってもらい、Twitterのタイムライン上にUGCをたくさん生み出すことで、認知を拡大する流れを作りましょう。

UGCを生み出すためには、ユーザーが投稿する際のハードルを下げて、インセンティブを作ることが重要です。

1.UGCのきっかけを作る

まず、自社の商品について「こういった使い方もできるんだよ」という気付きを作り出します。「こんな使い方もあるんだ、試してみたい!」とユーザーの気持ちをくすぐるような工夫が必要です。

直接ユーザーに向かって自社の商品を投稿してくれと頼むのではなく、ユーザーが魅力を感じ、自ら試したいという欲を掻き立てることが重要。食品メーカーであれば、公式では紹介していなかった新しい食べ方の紹介などが効果的です。

2.UGCを引用リツイートする

UGCのきっかけを作った後は、それをマネしてくれたり、さらに新しい気付きを投稿してくれた人の投稿を引用リツイートしましょう。

その際に、感謝の気持ちと共に引用リツイートすることが重要です。言葉を添えることで、投稿者には喜んでもらえますし、ほかのユーザーの投稿をさらに促すことにもなります。「私の投稿も紹介してもらいたい」と思うと、他のユーザーも質の高いUGCを投稿してくれるのです。

その他:Twitterキャンペーン

番外編ですが、UGCを集めたいときにはTwitterキャンペーンを実施するとさらに効果的です。可能であれば、「素敵な写真を投稿してくれた人の中から抽選で〇名の方にプレゼント」というような抽選キャンペーンを開催するようにしましょう。

Twitterキャンペーンにおける応募条件には、指定ハッシュタグをつけて投稿してもらう形式が一般的で、参加ハードルも低いため効果的です。

ただし、ユーザーにとってあまり魅力的でないキャンペーンだと、参加者が少なく、盛り上がらずに終わる場合もあるので注意が必要。ユーザーが思わず参加したくなるようなキャンペーン内容を考えるようにしましょう。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、InstagramとTwitterにおけるUGCの活用事例と実践方法について解説しました。

企業のInstagramやTwitterの運用において、UGCの活用はとても重要です。多くの方にとって親近感を持ちやすく信憑性の高いUGCは、今後さらに重要度が増していくでしょう。

今回ご紹介した活用事例や実践方法を参考にし、ぜひ上手にUGCを活用してみてください!