SNS運用

X (Twitter)

X(Twitter)サークル機能の使い方、廃止はいつから?特徴や注意点を紹介

    記事をシェアする

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • Linkedin
  • はてなブックマーク

X(Twitter)を活用しているなかで「限定したユーザーにのみ情報を公開したい」と思うことはないでしょうか。このような時に便利な機能が、X(Twitter)のサークル機能です。

しかし、X(Twitter)のオーナーであるイーロン・マスク氏は2023年7月、サークル機能を廃止する意向であることを明らかにしました。

ここでは、X(Twitter)サークルの基本的な使い方から、特徴や注意点、そして機能の廃止に関する最新情報について解説していきます。

 

 

X(Twitter)サークル機能とは?

X(Twitter)サークル機能とは、特定のユーザーに限定して、ツイートを公開できる機能です。

サークルと呼ばれるグループに追加されたメンバーのみが、そのサークル内のツイートを閲覧したり、返信したりできます。

そのため、特定の話題や趣味などを、限定されたメンバーで話し合いたいときに便利な機能なのです。

X(Twitter)サークル機能の廃止はいつから?

2023年7月8日、イーロン・マスク氏は「サークル機能を廃止する意向」であることを明らかにしました。

該当のツイートが、以下になります。

 

X(Twitter)のコミュニティに関するユーザーの質問に対して、X(Twitter)の開発に携わるAndrea Conway氏の回答に続く形で、このツイートが投稿されました。

 

We’re deprecating Circles in favor of improved Communities & DM group chat

 

原文を直訳すると、以下のようになります。

 

サークル機能を廃止して、コミュニティとDMグループチャットの改善に務める

 

しかし、具体的な廃止のスケジュールに関しては明言しておらず、いつから廃止になるかは、現時点(23年7月)では判明しておりません。

ただ、X(Twitter)サークル機能は、2022年8月からサービスが開始されたため、このまま廃止された場合は、わずか1年で終了することになります。

X(Twitter)サークル機能の使い方

ここからは、サークル機能の具体的な使い方について、操作画面(パソコン版)の画像とともに説明していきます。

X(Twitter)サークルの作成

最初に、X(Twitter)サークルを作成します。

ツイートの作成画面にある「全員」タブをクリックして、「X(Twitter)サークル」の箇所にある「編集」をクリックします。

 

下記の画像のように「X(Twitter)サークルにはまだ誰も追加されていません」というアナウンスが表示されます。

 

 

X(Twitter)サークルにユーザーを追加するために、右側にある「おすすめ」のタブをクリックします。

そうすると、下記のようにフォロワーであるユーザーが表示されます。

 

 

ユーザーの右側に表示されている「追加」をクリックすれば、サークルのメンバーとして追加されます。

また、「ユーザーを検索」へユーザー名を入力して検索し、そのユーザーを追加することもできます。

ここまでで、X(Twitter)サークルの作成は完了です。

X(Twitter)サークル内での投稿

サークルのメンバー追加が完了したら、サークル内でのツイートを投稿できます。

このとき、下記の画像のように、左上のタブを「全員」から「X(Twitter)サークル」に変更してからツイートしましょう。

 

 

投稿されたツイートには、下記の画像のように「◯◯さんのX(Twitter)サークルに追加されているユーザーのみこのツイートを表示できます」と表示されます。

 

投稿したツイートは、作成したサークルのメンバーだけが閲覧でき、「いいね!」や返信といったアクションもメンバーのみが可能です。

X(Twitter)サークル機能の特徴

X(Twitter)サークル機能の特徴に関して、以下のような疑問やが生まれると思います。

 

・X(Twitter)サークルは幾つまで作成できる?
・X(Twitter)サークルに追加できるユーザー数は?
・X(Twitter)サークルのメンバーは確認できる?
・X(Twitter)サークルから退出する方法は?

 

それぞれの疑問について、回答していきます。

X(Twitter)サークルは幾つまで作成できる?

作成できるX(Twitter)サークルの数は、1アカウントにつき1個のみとなっています。

有料プランである「Twitter Blue」であっても、作成できるのは1個のみです。

そのため、2個目のサークルを作成したい場合は、既存のサークルを削除したり、別のアカウントを作成したりしなければいけません。

 

ポイント

1アカウントで1サークル限定のため、どのプロモーションで活用するかを判断しましょう

 

X(Twitter)サークルに追加できるユーザー数は?

X(Twitter)サークルに追加できるユーザー数は、最大で150人までです。

自社のアカウントが「フォローしている・いない」や「フォローされている・されていない」という状態にかかわらず、ユーザーを追加できるため、自由度は高いといえます。

150人以上のユーザーを追加したい場合は、別のアカウントで運用することを検討しましょう。

X(Twitter)サークルのメンバーは確認できる?

X(Twitter)サークルに追加されているメンバー(ユーザー)は、サークルを作成したアカウントからしか確認することはできません。

ただし、X(Twitter)サークル内のツイートに対して、サークル内のユーザーが「いいね!」をした場合、該当のツイートの「いいねしたユーザー」もしくは「いいねされました」の欄にユーザー名が表示されます。

「いいねしたユーザー」もしくは「いいねされました」の欄は、該当のツイートの「◯件のいいね」をクリックすると表示されます。

 

X(Twitter)サークルから退出する方法は?

もし、自分が望んでいないサークルに追加されてしまった場合は、どのようにしてサークルから退出できるのでしょうか。

一番、確実にサークルから抜け出す方法は、サークル作成者のユーザーを「ブロック」することです。

ブロックすれば、サークルから退出できますし、再びサークルに追加されることもありません。

具体的には、該当のユーザーのプロフィール欄にある「・・・」をクリックして、「◯◯さんをブロック」を選択すれば、ブロックができます。

同様に、サークル作成者のユーザーのフォローを外すことで、サークルから抜け出すことができます。ただし、再びサークルに追加される可能性があることは覚えておきましょう。

参照元:Twitter公式ヘルプセンター「Twitterサークルについて」

X(Twitter)サークル機能の注意点

ここでは、X(Twitter)サークルを利用するときの注意点について、話をしていきます。

具体的な注意点として、以下の5つを挙げることができます。

 

1、投稿時には設定を確認
2、リツイートはできない
3、追加や削除は通知されない
4、情報の漏洩にも注意が必要
5、廃止になった場合の注意点

 

それぞれの詳細を、解説していきます。

1、投稿時には設定を確認

X(Twitter)サークル向けにツイートを投稿するときは、対象先を十分に確認しましょう。

具体的には、下記の画像のように、左上のタブを「全員」から「Twitterサークル」に変更しているかを確認します。

 

 

もし、誤って変更せずに「全員」のままツイートしてしまうと、一般公開されてしまい、X(Twitter)の全ユーザーが閲覧できてしまいます。

X(Twitter)サークルのメンバーに限定で発信するべき情報が、一般公開されてしまうので、企業のトラブルや損害に繋がりかねません。投稿の際は、十分に注意しましょう。

2、リツイートはできない

サークル内で投稿されたツイートに対しては、サークルのメンバーだけが「いいね!」や返信といったアクションを取れます。

しかし、投稿されたツイートを「リツイート」することはできません。

そのため、プロモーション活動のために情報を拡散をしたいという観点においては、不向きであるともいえます。

企業がサークル機能を活用する場合は「限定のメンバーに向けて情報を発信する」という観点で利用すると良いでしょう。

 

ポイント

X(Twitter)サークルの特徴を理解したうえで、企業のマーケティングに活用しましょう

 

3、追加や削除は通知されない

X(Twitter)サークルのメンバーにユーザーを追加した際には、そのユーザーに通知が届くことはありません。

このことを前提としたうえで、X(Twitter)サークルを作成しなければいけません。

例えば、特定サービスの会員だけでX(Twitter)サークルを作成する場合、事前に周知しておくと良いでしょう。

X(Twitter)サークルの存在を知らない顧客(ユーザー)もいるため、「強制的に加入させられた」という印象を与えてしまうこともあります。

そのため、企業に対する不信感に繋がってしまう可能性もあるのです。企業がX(Twitter)サークル機能を活用する際は、このような点にも注意しなければいけません。

4、情報の漏洩にも注意が必要

限られたメンバー(ユーザー)のみが閲覧できるX(Twitter)サークルであっても、情報漏洩に関しては十分な注意が必要です。

例えば、スマートフォンのX(Twitter)の画面をスクリーンショットされた場合、ツイートの内容が拡散されてしまう危険性があります。

X(Twitter)サークルでは「リツイート」ができなくても、スクリーンショットによって、限定的な情報が広まってしまう可能性があるのです。

企業の機密情報や個人情報などの情報漏洩にも、企業として十分に注意しなければいけません。

 

ポイント

どのようなリスクがあるかを洗い出したうえで、企業のマーケティングに活用しましょう

 

5、廃止になった場合の注意点

前述したとおり、イーロン・マスク氏がX(Twitter)サークル機能の廃止について言及しました。

マスク氏の言葉どおり廃止になった場合、サークルのメンバーや過去のツイートが閲覧できなくなってしまう可能性もあります。

サークル機能が廃止された後の利用環境までは、現時点(2023年7月)では明らかになっていませんが、不便な点が発生する可能性を考慮しておきましょう。

特に、企業がマーケティングや顧客とのコミュニケーションを目的として利用する場合は、十分にリスク対策を考えておく必要があります。

 

X(Twitter)の最新情報やできる施策

直近でさまざまなX(Twitter)の仕様変更がありました。

そのため、自身のアカウントでX(Twitter)キャンペーンを実施したいけれど何ができるのか、実施するためには何をしたら良いのかなど悩まれる方も多いと思います。

弊社では、X(Twitter)における最新情報のご共有や、施策のご提案などを行なっていますので、詳細が気になる方はぜひお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

x twitter キャンペーンツール 認証バッジ 無料相談 申請受付中

まとめ

ここでは、X(Twitter)のサークル機能の使い方や特徴、注意点について解説してきました。

また、サークル機能の廃止に関する最初の情報も取り上げました。前述したとおり、廃止になることを前提として、企業はサークル機能を活用した方が賢明といえるでしょう。

ここで解説した内容を踏まえたうえで、ぜひ企業のマーケティング活動に活かしてみてください。

記事をシェアする