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X (Twitter) には誰でも利用できる「アンケート(投票)機能」があるのをご存知でしょうか。
どのようなアカウントでも、無料で利用できる機能であり、特別なツールなどを利用することなくアンケートを実施できます。そのため、多くの企業がプロモーションに活用しています。
ここでは、X (Twitter) アンケート機能の基本的な使い方から、企業がマーケティングに活用する方法や企業事例を解説していきます。
目次
X (Twitter) のアンケート(投票)機能とは?
X (Twitter) のアンケート機能とは、投票形式のアンケートを投稿して、ユーザーにアンケートを取ることができる機能です。 TwitterJapanのアンケート機能を使ったサンプル投稿が、以下のツイートです。このように、「好きなのは…」という質問とともに、回答の選択肢を作成することができます。 選択肢は最大で4つまで作成が可能で、手軽にアンケート調査を実施できるのです。 X (Twitter) 上でアンケートを見たユーザーは、フォロワーでなくても回答(投票)することができ、最終的なアンケート結果も閲覧することができます。みなさんのアカウントには新しい投票機能が入りましたでしょうか?まだの方は、数日中に追加されるはずですので、もう少々お待ちください。 投票機能はこんな風にご利用いただけます。
https://twitter.com/XcorpJP/status/657101565237432320
X (Twitter) アンケート機能の使い方
ここでは、X (Twitter) アンケート機能の使い方(パソコン版)について、解説していきます。 基本的な利用方法を理解して、企業のマーケティングに活かしていきましょう。1.アンケートの作成方法
まず、通常のツイート投稿と同様に、投稿画面を開きます。 投稿画面の左下にあるアイコンの中から、左から3番目にある「投票」のアイコンをクリックします。 「投票」アイコンをクリックすると、以下の画像のように「アンケート作成画面」が表示されます。 「質問してみましょう。」の箇所に、アンケートの質問を入力します。 次に、「回答1」「回答2」の欄に、アンケートの回答となる選択肢を入力していきます。 選択肢の右側にある「+」ボタンをクリックすると、下記の画像のように、回答の選択肢をオプションとして追加できます。 選択肢の入力が終わったら、最後に「投票期間」の設定を行います。 なお、「投稿期間」は、1分~最大で7日間まで指定ができます。 投稿期間が過ぎると、アンケート投票が締め切られ、回答ができなくなります。 また、アンケート機能の文字入力には、文字制限が設けられているので注意が必要です。 ツイート内容(質問部分)は通常どおり140文字以内、回答の項目は25文字以内です。
・アンケート機能の文字制限
ツイート内容(質問)は140文字以内
回答の項目は25文字以内
2.アンケート結果の確認方法
アンケートの投票は、該当の選択肢をクリックするだけです。 アンケートの途中経過は、投票後すぐにアンケート画面で確認することができます。 なお、自分が投票した選択肢には「チェックマーク」が付きます。 投票期間が終了すれば、最終的なアンケート結果を閲覧することができます。X (Twitter) アンケート機能の企業活用法
簡単に利用できるX (Twitter) のアンケート機能ですが、企業はどのようにして活用すれば良いのでしょうか。 ここでは、以下の3つの活用方法について解説していきます。
1.ユーザーとのコミュニケーションに活用
2.マーケティング調査に活用
3.エンゲージメント数の向上のために活用
1.ユーザーとのコミュニケーションに活用
どのようなユーザーでも気軽にアンケートに参加できるため、フォロワーやユーザーとのコミュニケーションを取る目的で利用しましょう。 企業からの一方的な情報発信のツイートだけでは、どうしてもマンネリ化してしまうのがX (Twitter) の運用です。 そこで、定期的にアンケートを実施して、ユーザーが参加する機会を作るのです。例えば、新商品に対するユーザーの意見や好みに関するアンケートを実施してみましょう。 アンケートに参加することで、ユーザーは親近感を覚えるため、プロモーション活動にプラスになることは間違いありません。ポイント
コミュニケーションを取って、ユーザーとの距離を縮めよう
2.マーケティング調査に活用
ユーザーリサーチ(顧客調査)を目的としてアンケートを実施することも、基本的な使い方といえるでしょう。 例えば、既存の商品に対して「どのような機能が欲しいか」というようなアンケート調査を実施すれば、商品の開発や改善に役立てることができます。 気軽に参加できるX (Twitter) のアンケート機能だけに、工夫次第で多くのユーザーの意見を入手できます。 顧客の意見や嗜好を把握するのは、マーケティングの基本ともいえます。積極的にアンケート機能を活用していきましょう。3.エンゲージメント数の向上のために活用
X (Twitter) をマーケティングに活用する際に、必ず意識したいのがエンゲージメント数です。 ユーザーが「いいね!」やリツイートといった行動をとった回数であり、効果的な情報発信が行えている証拠になるためです。 そして、エンゲージメント数の向上に効果的な施策が、アンケートやX (Twitter)キャンペーンといったユーザー参加型のプロモーションなのです。 また、アンケートに似ている機能で、カンバセーションボタンがあります。カンバセーションボタンとは、下記の画像のように、選択肢のなかにハッシュタグを付けて、アンケートを実施できる機能です。 ハッシュタグの活用は、ユーザーのUGCが生まれやすく、エンゲージメント数の底上げに繋がるため積極的に実施したい施策です。さらに、多くのツイートが集まれば、トレンド入りを狙うことも可能です。 なお、X (Twitter) のカンバセーションボタン機能は、すでに提供が終了しております。しかし、弊社が提供するX (Twitter) キャンペーンツール「Shuttlerock BBF」を利用すれば、カンバセーションボタンの機能を利用することができます。 ご興味をお持ちでしたら、以下のバナーをクリックしてお問い合わせください。) (※条件を満たしたアカウントのみ利用が可能です。ご興味をお持ちの方は、お問い合わせをお願い致します。)X (Twitter) アンケート機能の注意点
ここでは、X (Twitter) のアンケート機能を利用する際の注意点について解説していきます。1.簡易的なアンケート機能である
どのようなアカウントでも利用できるX (Twitter) のアンケート機能ですが、簡易的なアンケートしか実施できないことを理解しましょう。 前述の通り、アンケートで入力できる文字数に制限があり、回答の選択肢も最大で4つまでです。そのため、複数の質問によって、よりユーザーを深く理解していくような調査には向いていません。 気軽に、簡単に参加できるアンケートという特徴を活かして、活用する方が賢いといえるでしょう。ポイント
簡単に参加できるメリットをプロモーションに活かそう
2.アンケート回答者を指定できない
アンケートを取る対象者(ユーザー)を選ぶことができない点も、注意が必要です。 例えば、商品のターゲットユーザーが40〜50代の女性であれば、そのターゲット層に向けてアンケートを実施するのが基本です。 しかし、X (Twitter) のアンケート機能では、対象者を指定することができません。 アンケートに回答したユーザーのユーザー名も確認できないため、回答者のユーザー像は把握できないことを理解しておきましょう。X (Twitter) アンケート機能の企業事例
ここでは、X (Twitter) のアンケート機能を活用したプロモーションの企業事例を紹介していきます。 自社の商品やサービスにも応用できそうな事例があれば、ぜひ参考にしてプロモーションを企画してみてください。東急ハンズ様 自社アプリの利用アンケート
自社で開発したアプリに関する利用アンケートを実施した、東急ハンズ様の事例です。 自社の商品やサービスに関するシンプルなアンケートになっており、マーケット調査としての基本的な使い方といえます。アンケートと同時に、アプリのダウンロードリンクも付いているため、商品への誘導もできているツイートになっています。こんな機能あるんだ!みなさん、教えてください↓
— ハンズ公式 (@Hands_official_) November 2, 2015
ハンズアプリ https://t.co/ivX0t8HoIq 使ってますかー?
フジテレビ競馬様 勝ち馬予想アンケート
競馬の勝ち馬予想をアンケート形式で実施したのが、フジテレビ競馬様の事例です。 イベント開催中に、イベントに関するアンケートを実施することで、ユーザーの反応がダイレクトに伝わってきます。スポーツや音楽、ファッション、選挙などのあらゆるイベントで活用できる事例といえます。【うまズキッ! 3月5日(土)深夜1時25分放送】
— フジテレビ競馬 (@fujitvkeiba) March 4, 2016
【みんなのKEIBA 3月6日(日)午後3時生放送】
勝ち馬予想アンケート! G2弥生賞で勝つのは?#フジテレビ競馬 #弥生賞
海外留学EF Japan様 サービス関連アンケート
海外の留学プログラムを提供するEF JAPAN様は、自社のサービスに関連のあるテーマを取り上げ、質問形式でアンケート機能を活用しました。自社サービスに関連の深い質問のため、アンケートと同時にEF JAPANのサービスにも注目を集められるプロモーションとなっています。 参照元:Twitter「投票機能の活用事例」現在の語学力を伸ばすために最適だと思う方法を教えてください。
— 海外留学EF (@efjapan) December 9, 2015