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TikTokは、15秒から3分程度の短編動画を作成・共有することに特化したSNSプラットフォームです。
多くのユーザーが登録しており、企業にとって認知拡大、販売促進のために活用できる場所だといえます。
広告やブランディングはもちろん、TikTokを活かしたマーケティングをするにあたってUGC(User-Generated Content)を活用した戦略にも注目したいところです。
そこで今回はTikTokの公式パートナーとして、企業様のキャンペーン支援を行っている弊社・シャトルロックジャパンが、TikTokを活用したUGCの創出について網羅的に解説します。
本記事は、主要9大SNS公式パートナー & X (Twitter) 広告 認定代理店である
シャトルロックジャパンが提供しています。
こんな方におすすめ
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欲しい情報
- TikTokでUGCを創出する方法を知りたい
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本記事内容
- TikTokでUGCを創出する方法、メリット、具体的な施策などを解説
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UGC創出・商品やサービスの理解につながるTikTok インスタントウィンキャンペーン ハッシュタグ投稿や、指定キーワードの入力を参加条件としたキャンペーン手法に対応しています。TikTok内でのUGC創出や、動画を通して商品やサービスの理解につなげる貴社に合ったキャンペーンをご提案いたします。
TikTokとは
TikTokは、15秒から数分程度の短編動画を作成・共有することに特化したSNSプラットフォームです。
2016年に中国のByteDanceによってリリースされ、現在では世界中で *15億6000万人ものユーザーに利用されています。
出典:株式会社 36Kr Japan「世界のソーシャルメディア利用者数、50億人突破 TikTokは15億人超で3位に<概要>」2024
TikTokは10代の70%が利用する巨大なプラットフォーム
X(旧・Twitter)やInstagram、LINEと比べると後発ですが、TikTokはかなりの勢いで利用者数を伸ばしています。
総務省の調査によると、2023年にはFacebookの利用者数を超えました。

出典:総務省「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>」2023
なかでも10代、20代では半分以上が利用しています。特に10代の利用率は70%と、X(旧・Twitter)を超えていることが特徴です。

出典:総務省「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>」2023
特に10代の男女をターゲットとする企業にとっては、TikTok上でのマーケティングは無視できないものとなっています。
UGCとは
UGCとは「User-Generated Content」の略です。直訳すると「ユーザー生成コンテンツ」となります。
企業やブランドが制作するのではなく、一般のユーザーが作成・公開したコンテンツを指します。代表的なものは「商品のレビュー」です。ユーザーがレビューを公開することで、実際の使用感やリアルな声が分かるため、商品やサービスに対するコメントの信憑性が高まります。
TikTokではUGCが活発に発信されています。多くの一般ユーザーが商品やブランドに関する動画コンテンツを作成し投稿しています。TikTok独自のアルゴリズムにより、爆発的に拡散される可能性があることが特徴です。
企業にとってTikTok上でUGCを増やす施策は、必要不可欠なものになっています。
なお、シャトルロックジャパンでは、以前TikTokを活用したUGC増加施策についてセミナーを行いました。当日の資料を以下リンクよりダウンロードできますので、お気軽にご覧ください。
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〜 口コミは作れる 〜 TikTokキャンペーンを活用して、UGCを生み出す最新手法 2025年も最も伸びるSNSであると予測され、Z世代のマーケティングを考える上で、無視できないチャネルになっています。 一方で動画を活用するメディアのため、マーケターとしては「難しいチャネル」であるというイメージも。 本セミナー資料では、「UGCを生み出すキャンペーン」というテーマで、今までになかったTikTokでの即時抽選キャンペーンというTikTok運用の新手法についてご紹介いたします。
UGC風(UGC風動画)とは
UGC風とは、ユーザーが自発的に投稿したように見せる“自然体の動画表現”のことを指します。実際には企業が制作していても、「あえてプロっぽく見せない」「日常感を演出する」ことによって、ユーザーの共感や親近感を得るマーケティング手法です。
TikTokやInstagramを中心に、Z世代をはじめとした若年層に好まれる表現として、近年UGC風の動画広告が多く活用されています。
たとえば、インフルエンサーがスマホで自撮りしたような映像や、友人とおしゃべりしている風の構成、過度な編集を避けたリアルなトーンなどが特徴です。
UGC風動画は、「広告感」を抑えることでスルーされにくく、自然な形で商品の魅力を伝えることができます。そのため、UGCそのものの創出が難しい企業にとっても、UGC風コンテンツは効果的な代替施策となり得ます。
UGCのメリット
UGCを増やすことのメリットを紹介します。
1. 最小限のコストでコンテンツが完成する
企業が動画をはじめとしたコンテンツを自社で制作する場合、クリエイターの人件費をはじめ、大規模な予算が必要です。
一方でUGCは基本的にユーザーが作るため、企業側のコストは無料です。この場合、自社のコストはかかりません。コストを抑えたうえでコンテンツを増やせるのは大きな魅力です。
2. 消費者に信頼してもらいやすい
消費者は、企業が直接発信する情報をそのまま鵜呑みにはしません。WebやSNSで簡単に情報を検索できるようになった現在、消費者は一般ユーザーからの情報に信頼を寄せる傾向があります。
その点、UGCは口コミ効果を生み出すためにうってつけのコンテンツです。商品やブランドへの信頼感を高めるために必要だといえるでしょう。
3. バイラル効果と拡散力
バイラル効果とは口コミなどで商品の情報が広まることを指します。当然、UGCが増えるほど、バイラル効果は高まります。
特にTikTokは、情報を拡散することに慣れた10代から20代の世代が多いため、大きなバイラル効果を期待できるプラットフォームです。短期間で大量のユーザーに届く可能性があります。
4. 購買率の向上
ユーザーは商品購入の前に「この商品が信頼に値するか」を確認します。そんなユーザーにとってUGCは「背中を押してくれる情報源」といえるでしょう。
購買促進のためには、企業からの主観的な情報だけではなく、第三者の客観的情報が必要です。
5. ブランドコミュニティの構築
UGCが増えることで一体感が生まれ、ブランドの周りに強力なコミュニティが形成されます。ファンがブランドについて話し合い、他のユーザーとのつながりを感じる場として活用してくれることで、よりファン化を促進できることが魅力です。
UGC活用のリスクと対策
一方でUGCにはリスクもあります。対策と一緒に紹介していきます。
1. ブランドイメージのコントロールが困難
ユーザーが作成するコンテンツは、必ずしもブランドの意図通りにはならないことがあります。
かえって商品やブランドのイメージを悪くしてしまう可能性もあります。
これに対処するためには、明確なガイドラインを設定することが有効です。
具体的には、以下のような基準を設けてコントロールしましょう。
| 項目 | 詳細 |
| 適切なコンテンツの基準 | ・暴力的、差別的、性的な表現の禁止 ・誹謗中傷や個人情報の特定を含む内容の禁止 ・違法行為を助長する内容の禁止 |
| 使用許可と著作権 | ・投稿者が自身で撮影 ・作成したオリジナルコンテンツであること ・第三者の著作物(音楽、画像、動画など)を無断で使用しないこと ・他人の肖像権やプライバシーを侵害しないこと |
2. 不適切なコンテンツの拡散
TikTok上でUGCを活用する際には、ユーザーによって作成されたコンテンツが、企業の期待とは異なる方向に拡散されてしまう可能性があります。例えば暴力的な表現、攻撃的な言葉遣い、差別的なコメントなどです。
これを防ぐためにも、事前にガイドラインをつくりましょう。TikTokでは、手作業ですべてのコメントをフィルタリングしたり、* 設定したキーワードを含むコメントを自動でフィルタリングすることができます。
このうえで不適切な投稿が炎上などをした場合は、迅速な対応と謝罪を通じてブランドの信頼を維持しましょう。
出典:TikTok「TikTokの安心安全なコミュニティ環境を促進するための取り組み」2022
3. 著作権やプライバシーの問題
TikTokでは、ユーザーが投稿したコンテンツの著作権はユーザーにあります。企業が無断で利用することはできません。また、このほか権利のあるクリエイティブを使って動画制作することも、もちろんNGです。
企業としては、事前に著作権や肖像権、プライバシーに関する法律を理解したうえで、適切なステップを踏んでアクションしましょう。もしユーザーが投稿したコンテンツを利用したい場合は、投稿者に直接連絡をとり、許諾を得る必要があります。
4. ユーザーが期待するインセンティブ管理
UGCを増やすためのキャンペーンでユーザーに何らかのインセンティブを支払う際、公平性と透明性が求められます。
不明確な基準や不公平な選考はユーザーの不満を招き、ブランドへの信頼を損ねる原因になります。
そのため、参加者が納得できるよう、報酬の獲得方法を公開し、透明性を保つことが大切です。また、予算を超えるようなインセンティブの乱発を防ぐため、事前にしっかりと計画し、管理することも重要です。
5. ネガティブフィードバックの管理
UGCには、必ずしも全てのユーザーが好意的に反応するとは限らず、批判が寄せられることもあります。
ネガティブフィードバックは、商材やブランドを改善するための貴重な資源です。
そのため冷静で建設的な対応を心がけ、必要な場合は謝罪や改善策を示しましょう。一方、攻撃的なコメントは削除や警告を検討し、適切に対応することが重要です。
6. ステルスマーケティング(ステマ)のリスク
TikTokにおけるUGC活用で注意すべき点の一つが、ステルスマーケティング(ステマ)と誤認されるリスクです。企業がユーザーに対して報酬や商品提供を行い、その事実を明示せずに投稿させた場合、広告であるにもかかわらず一般投稿と見せかける形となり、消費者を欺く行為とみなされます。
消費者庁が「ステマ=景品表示法違反」として明確に規制対象とすることを公表しており、企業側にとっても法的リスクが高まっています。たとえ悪意がなくても、「広告・PR」である旨の表記がなければ違反に該当する可能性があるため、インフルエンサーやユーザーと連携する際には、PR表記や契約内容の明示など、適切な管理体制が不可欠です。
出典:消費者庁「令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。」
7. UGCガイドラインの未整備による混乱
UGCを活用するにあたり、ガイドラインの整備が不十分な企業では、意図しない混乱やトラブルが発生する可能性があります。たとえば、ユーザーが自発的に投稿したコンテンツを企業が無断で使用してしまった場合、著作権侵害やプライバシーの問題として訴えられるリスクもあります。
また、UGC投稿を促すキャンペーンを実施した際に、参加条件や著作権の帰属範囲が曖昧なまま進行すると、投稿削除依頼やクレームにつながることもあります。
こうしたリスクを防ぐためには、あらかじめ「UGC利用規約」や「投稿ルール」「注意喚起文」などを整備し、ユーザーにも分かりやすく提示しておくことが求められます。
TikTokでUGCが生まれやすい理由
TikTokはUGCを増やしやすいプラットフォームの一つです。その理由を各機能に着目しながら紹介していきます。
1. おすすめ(レコメンド)による拡散力が期待できるから
*TikTokの「おすすめ」では各ユーザーに合わせ、興味や関連性の高い動画を自動的に提示します。ユーザーによるリアクション、コンテンツの情報、ユーザーの情報を基に、AIを用いた独自のアルゴリズムにより、ユーザーに動画が提供される仕組みです。
フォロワー数が少なくても、「おすすめ」に表示される可能性があるため、新しくアカウントを開設する企業でもUGCを増やすチャンスがあります。
出典:TikTok「TikTokがコンテンツをおすすめする方法」
2. フォロワー数が少なくても拡散されやすいから
フォロワー数が少なくても「おすすめ」からユーザーに表示され、拡散されることはよくあります。特に以下の工夫がアルゴリズムに好影響を与えるとされています。実践してみましょう。
・流行の動画フォーマットを参考にする
・人気のあるジャンルで投稿する
・魅力的なハッシュタグをつける
・トレンドの楽曲を使う
・動画を高頻度で投稿する
3. トレンド文化が強いから
TikTokはトレンドに敏感な10代から20代のユーザーを多く持つプラットフォームです。毎日のように新しいトレンドが生まれます。
企業としてはユーザーの興味を惹きやすいといえます。トレンドを理解したうえで動画を制作することで、多くの人の興味を惹くことができます。興味を惹くことができれば、そのコンテンツに対するコメントや紹介している商品・サービスに関するコメントもつきやすくなります。
4. TikTokerとユーザーの連携が強いから
TikTokには多くのユーザーを持つTikTokerが存在します。企業としてはチャネルの一つとしてマーケティング利用しやすいことがメリットです。
例えばInstagramでのインフルエンサーマーケをやりつくしたとしても、TikTokには別のインフルエンサーがいます。TikTokerがコンテンツを拡散することで、多くのフォロワーがUGCを作るきっかけになることもあります。
5. ユーザー参加型キャンペーンを簡単に作れるから
TikTokでは、誰でも参加型のキャンペーンを作成することができます。こうしたキャンペーンを活用することで、UGCの創出を加速できるのが魅力です。
TikTokの広告のひとつである「ハッシュタグチャレンジ」では、特定のハッシュタグに基づく動画をユーザーに投稿してもらうことで、商品やサービスを宣伝できます。こうしたUGCを創出しやすい流れが、TikTokにはあります。
TikTokでUGCを作る具体的な方法
具体的に、TikTokを用いてUGCを増やすための手法を紹介します。
UGCを増やすためにTikTokのキャンペーンを活用するのも手段の一つです。
シャトルロックジャパンではハッシュタグ投稿するだけで、抽選結果がすぐに分かるキャンペーンツールを提供しています。
実際に、株式会社ドミノ・ピザ ジャパン様にご導入いただき、キャンペーンを実施いただきました。
以下に詳細をまとめておりますので、よろしければ画像をタップしご覧ください。
ハッシュタグチャレンジ
ハッシュタグチャレンジとは、TikTokの広告メニューの1つで、ユーザーが特定のテーマに沿った動画を作成・投稿することで、企業の商品やサービスの認知拡大を促すことができます。
ブランド独自のハッシュタグを作成し、視聴者を巻き込むことで、大量のUGCを生成できます。
デュエット機能
デュエット機能は、他のユーザーがTikTokで作成した動画と、自分の動画を並べて投稿することができる機能です。ユーザーが既存の動画に対して反応やコメントを含む新しい動画を作成できます。
デュエット機能を使用することで、ユーザーは簡単に既存の動画を活用してUGCを作ることができます。
インセンティブでユーザーの参加を促進
UGCの投稿を参加条件としたキャンペーンで、プレゼントなどのインセンティブを提供することも効果的です。報酬を提示することで、より多くのUGCが生まれます。
特に、アカウントを開設したばかりで市場の認知度が低い企業は積極的にキャンペーンを実施し、UGCの創出のきっかけを作りましょう。
弊社・シャトルロックジャパンでは、TikTokを活用したインスタントウィンキャンペーンの利用ツールShuttlerock BBF for TikTokを提供しています。公式アカウントなしでキャンペーンを実施できるツールです。気になる方は、以下のページから詳細をご確認ください。
UGC風動画の作り方と活用ポイント
UGC風動画は、プロモーションだけでなく、商品理解促進やブランド好感度向上にも有効です。以下に「制作のポイント」と「活用のポイント」を表で整理しました。
制作のポイントは以下です。
| 要素 | 内容 |
| 撮影スタイル | 手ブレや生活感のある背景など、リアルさを意識した演出 |
| 出演者 | 社員やインフルエンサー本人が出演することで親近感を演出 |
| セリフ/音声 | 台本感を抑えた自然な言葉遣いやトレンド音源の活用 |
| 編集 | 過剰なテロップや演出を避け、TikTokユーザーに馴染むスタイルに調整 |
| テーマ選定 | 商品レビュー、使い方紹介、リアクション動画など日常シーンを意識 |
活用のポイントは以下です。
| 活用シーン | ポイント |
| 広告配信 | 通常の広告よりもスキップされにくく、クリック率・視聴完了率が高まる傾向 |
| オーガニック投稿 | 企業アカウントでも広告臭を薄めて自然にブランドに触れてもらえる |
| インフルエンサーコラボ | 「UGC風にして投稿してください」と依頼することで広告臭を抑えられる |
| 商品理解促進 | 複雑なサービスや機能も「実際に使ってみた風」で伝えるとわかりやすい |
| 社員・顧客出演 | 信頼性や透明性のあるブランドイメージにつながる |
TikTokのガイドラインに違反しないよう、動画制作をする
UGCを効果的に促進するためには、動画編集や投稿のガイドラインを遵守することが重要です。これにより、ブランドイメージを損なわないコンテンツが生まれやすくなります。
TikTokはコミュニティガイドラインを定めており、以下の条件に該当するとおすすめフィードに掲載されなくなってしまいます。
・16歳未満のアカウント所有者が作成したコンテンツ
・ヘイトスピーチとヘイト行動
・摂食障害とボディイメージ
・危険な行為とチャレンジ
・ヌードと身体の露出
・性的な製品を表示すること
・衝撃的および生々しいコンテンツ
・誤情報
・市民と選挙の整合性
・偽のエンゲージメント
・賭博
・アルコール、タバコ、薬物
・コンテンツ情報開示設定を使用して情報開示されていないマーケティングコンテンツ
・ユーザーをプラットフォーム外へ誘導することを主な目的としたLIVEコンテンツ
参考:TikTok「「おすすめ」フィードの適格基準」
こうしたガイドラインに違反しないよう、適切な動画をつくらないといけません。そのうえ、UGCが増えるような魅力的な構成が必要になります。
弊社・シャトルロックジャパンでは、TikTokの公式パートナーとして動画制作サービスも行っています。
「専門的な動画クリエイターがいない」「TikTokに適した動画の制作方法が分からない」など、お困りの際はご相談ください。
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Z世代に刺さるUGCの特徴
TikTokやInstagramなど、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を通じたマーケティングが主流になる中で、特にZ世代にリーチしたい企業にとって「刺さるUGCの特徴」を理解することは欠かせません。
以下では、Z世代に響くUGCの3つのポイントを解説します。
リアルな体験から生まれる「自分ごと化」
Z世代は、企業の一方的な広告よりも「リアルな体験」に共感します。たとえば、一般ユーザーが商品を実際に使って感じたことや、日常の中で自然に取り入れている様子が投稿されていると、「これ、自分にも当てはまるかも」「自分も試してみたい」と感じやすくなります。
台本的ではない、飾らない言葉や映像が、Z世代の「自分ごと」として捉えられやすく、UGCの拡散力にもつながります。
つい真似したくなる「エンタメ性」と「再現性」
Z世代は、自分でも“やってみたくなる”ことに強く反応します。
踊ってみた、作ってみた、使ってみたといったフォーマットは、TikTokのトレンド構造とも相性が良く、エンタメ性と再現性のバランスが取れていることが重要です。
難しすぎず、ちょっとした工夫で誰でも真似できるような演出やフォーマットがあると、UGCが自然に広がりやすくなります。
「仲間」と繋がりたくなる参加型の仕掛け
Z世代は「共感できる世界観」や「一緒に盛り上がれる空気」に惹かれる傾向が強く、単なる発信ではなく“参加”できる企画が刺さります。
たとえば、ハッシュタグチャレンジや、ユーザーの投稿がブランドコンテンツに採用されるような仕組みは、「自分もその一部になれる」という感覚を生み、UGCの連鎖を促進します。
「つながり」や「承認欲求」を満たす設計が、Z世代のモチベーションを高めるカギになります。
TikTokでのUGC増加施策の始め方
では、具体的にTikTokでのUGC増加施策の始め方を5ステップで紹介します。企業のマーケティング担当者の方は参考にしてみてください。
1. 目的とターゲットを明確に設定する
UGCを増加させるには、最初に目的を明確にすることが重要です。例えば「ブランドの認知度向上」「製品の使用シーンの情報収集」などを決定します。
その後、ターゲットも確定しましょう。ターゲットとなるユーザーの興味や行動を分析し、その層がどのような動画に惹かれるかを理解することが第一歩です。このうえでキャンペーンの内容や、コンテンツの内容を決めます。
2. 簡単に参加できるキャンペーンを企画する
UGCを促進するためには、ユーザーが簡単に参加できるキャンペーンを作ることが効果的です。
たとえば、誰でも参加しやすいハッシュタグチャレンジや、ユーザー参加型のキャンペーンを用意します。シンプルで魅力的な企画にすることで、参加のハードルを下げ、多くのユーザーの関与を促せます。
弊社・シャトルロックジャパンでは、キャンペーンに参加後、すぐに抽選結果が分かるインスタントウィンキャンペーンツール・Shuttlerock BBF for TikTokを提供しています。気になる方は、以下より資料をダウンロードしてみてください。
- BBF
- TikTok
- キャンペーン
- サービス資料
認知拡大・UGC創出につながるTikTok インスタントウィンキャンペーン
ハッシュタグ投稿や、指定キーワードの入力を参加条件としたキャンペーン手法に対応しています。TikTok内でのUGC創出や、動画を通して商品やサービスの理解につなげる貴社に合ったキャンペーンをご提案いたします。
3. インセンティブを用意する
キャンペーンの参加ユーザーを増やすために、報酬や特典を用意して、参加のモチベーションを高めましょう。賞品、フォローバック、公式アカウントでの投稿拡散など、インセンティブを提供することでUGCが増えやすくなります。
ただし、インセンティブは公平で透明性のある方法で配布し、ユーザーが安心して参加できる環境を整えることが大切です。
4. ユーザーと積極的に交流する
UGCが投稿されたら、積極的にコメントやリアクションを返してユーザーと交流します。公式アカウントが反応することで、ユーザーは自分のコンテンツが注目されていると感じ、さらに投稿意欲を高められます。
また、ユーザーとコミュニケーションをとることでエンゲージメントが高まり、TikTokのアルゴリズムによりユーザーと企業との関連性が高いコンテンツと認識され、「おすすめ」に表示されやすくなります。
またこの段階でネガティブなUGCを見つけられます。炎上防止のためにも、監視と交流は重要です。
5. パフォーマンスを分析して改善する
最初に設定した目的・目標に応じて、UGC施策が効果を上げているかどうかを分析しましょう。投稿数、エンゲージメント率、バイラル性などの観点で分析し、施策を改善していく必要があります。
継続的に効果測定を行い、施策の改善を重ねることで、次回のキャンペーンに活かしましょう。
TikTokでUGCを作る具体的な方法
TikTokでUGC(ユーザー生成コンテンツ)を生み出すには、自然な投稿を期待するだけでなく、企業側から能動的に「巻き込みの設計」を行うことが重要です。以下では、Z世代の行動特性やTikTokのアルゴリズムに適した5つの方法を紹介します。
ブランドハッシュタグチャレンジを設計する
ユーザーが動画を投稿しやすいよう、ハッシュタグとお題をセットで提示する「ブランドハッシュタグチャレンジ」は、UGC創出の定番施策です。
例えば「#〇〇チャレンジ」のように、誰でも真似しやすいダンス・アクション・レビュー投稿などを促す設計にすることで、参加のハードルが下がり、拡散力も高まります。
マイクロインフルエンサーと協働する
フォロワー数が数千〜数万人規模のマイクロインフルエンサーと連携することで、ブランドへの親近感と投稿の信頼性を両立できます。
彼らの自然体な投稿スタイルはUGCに近く、フォロワーも「自分にもできそう」と感じやすいため、波及的なUGC投稿を誘発しやすいのが特徴です。
シャトルロックでは、マイクロインフルエンサーのアサイン・撮影・編集までを一括で対応する「Shuttlerock UGC」サービスを展開しております。詳細は以下のバナーをクリックしてご確認ください。
ユーザー参加型コンテスト・イベントを開催する
投稿数を増やすだけでなく、ユーザーの熱量を引き出すには、コンテストやキャンペーン設計が有効です。
たとえば、「優秀投稿を商品化」「最優秀作品には賞品を贈呈」など、参加する意義とメリットを明示することで、自発的な投稿が生まれやすくなります。
コラボレーション動画を企画する
インフルエンサーやクリエイターとコラボしたテンプレート動画や「○○してみた系」企画を設計することで、ユーザーが同じ構成で投稿しやすくなります。
「音源」「セリフ」「演出」のフォーマット化はTikTokの拡散構造にマッチしており、UGCを模倣・連鎖的に広げる起点になります。
UGCを二次活用する公式投稿を作る
実際に投稿されたUGCを、企業の公式アカウントで紹介・編集・リミックスすることで、UGC投稿者のモチベーションを高めると同時に、他のユーザーにも「自分も取り上げられたい」という参加意欲を促します。
また、UGCに対する企業の反応を見せることは、ブランドの親しみやすさやエンゲージメント強化にもつながります。
TikTokでUGCを創出した成功事例
TikTokでUGCを創出している企業の成功事例を紹介しますので参考にしてみてください。
大塚製薬
大塚製薬の「ファイブミニ」は、TikTok上での自然発生的なUGCによって爆発的に拡散された代表的な成功事例です。あるユーザーの投稿がきっかけとなり、ファイブミニの見た目や味に対するレビュー動画がZ世代の間でバズを起こしました。
ユーザーのリアルな投稿から始まったバズを逃さず、広告によって増幅させるという対応は、UGCを活用するうえでの重要な学びとなります。
カネボウ化粧品
カネボウ化粧品が展開するメイクブランド「KATE」は、TikTokを活用した戦略的なUGC創出によって大きな成果を上げた代表的な事例です。なかでも「リップモンスター」のプロモーションは、TikTokユーザーの購買行動を大きく動かしました。
人気クリエイターを起用したレビュー動画やメイクチャレンジ企画を展開することで、自然な形でUGCが拡散されました。
この事例は、「自社アカウントを運用せずともUGCを軸としたプロモーションは可能である」という好例です。エフェクトやインフルエンサーを活用した仕掛けと、拡散の勢いを広告で加速させる戦略が成功の要因といえます。
エヌドット
エヌドット(N.)はTikTok上で多数のUGC(ユーザー生成コンテンツ)を生み出しており、美容師と一般ユーザーの双方が製品の魅力を発信しています。美容師による施術動画では、ワックスやオイルを使ったリアルなスタイリング過程が紹介され、「サロン品質」のイメージを高めています。こうした投稿はプロの信頼性と製品の使いやすさを同時に伝えており、公式アカウントによる再シェアでさらなる拡散にもつながっています。
一方、一般ユーザーによるビフォーアフター動画や使い方解説も豊富で、「実際に使ったらどうなるか?」という疑問に答える内容が多く見られます。エヌドットのUGCは、視聴者に親しみやすく実用的な情報を提供することで、ブランド認知と信頼性の向上に大きく貢献しています。
TikTok UGC マーケティングの今後の見解
TikTok上でのUGCは、今後ますます企業のマーケティング戦略において重要な位置を占めていくと考えられます。以下に主な動向と企業が押さえておくべき視点を整理します。
| トレンド | 概要 |
| エンタメ×コマース×コミュニティの融合 | 視聴→参加→購買が一体化。UGCが三位一体の導線を形成するカギに。 |
| マイクロ動画の優位性 | 10秒以下など短尺コンテンツがUGCとしても拡散しやすい。 |
| AI・ARとの連携強化 | AI生成・AR演出をUGCに活用。より没入感あるUGCが広がる。 |
| ローカル特化UGCの重要性 | 地域性や文化に合わせた「ご当地的」なUGCがユーザー共感を呼ぶ。 |
| 発信量より共感・リアクション重視 | フォロワー数ではなく、内容のリアリティとエンゲージメントが重視される流れに。 |
このように、TikTokでのUGCマーケティングは単なる流行ではなく、「次のスタンダード」へと進化しています。今後の戦略では、ユーザー起点の共感・技術活用・データドリブンの3軸で設計することが、成功への鍵となるでしょう。
TikTokのUGCに関するよくある質問
TikTokでUGCを活用したい企業担当者からは、「費用感」や「法的な注意点」「BtoB活用の可否」など、よく似た質問が寄せられます。
ここでは、そうしたよくある疑問に対し、実務目線での回答をまとめました。
UGCキャンペーンの費用や予算はどれくらい?
UGCキャンペーンの費用は、インセンティブ内容やキャンペーンの規模、外注の有無によって大きく変わります。
たとえば、小規模な投稿キャンペーンであれば10万円台でも可能ですが、インスタントウィンの導入や大規模リーチを狙う場合には、数十万円〜100万円超の予算が必要になることもあります。
また、投稿後のUGCをTikTok広告などで二次利用する場合は、使用許諾や編集加工、広告出稿の費用も考慮しておきましょう。
ユーザーの投稿を二次利用する際の注意点は?
ユーザーが生成したコンテンツを企業が再利用する際には、以下の点に十分注意が必要です。
- 投稿者本人からの使用許可を取る(DMや応募規約内の同意が一般的)
- 使用目的・媒体(SNS、Webサイト、広告など)を明確に伝える
- 第三者の著作物や人物が映っている場合、その権利関係を確認する
- 利用規約や応募要項で事前に明文化しておく
特にTikTokでは、投稿に使用されている音源の権利関係にも注意が必要です。
企業のアカウントでの再編集・配信時に音源使用が制限される場合があるため、許諾済み音源の活用か、オリジナル楽曲の使用も検討しましょう。
BtoB企業でもUGCは活用できますか?
はい、BtoB企業でもUGCの活用は可能です。たとえば以下のような活用方法が考えられます。
- 自社サービスの導入事例を顧客に話してもらう(現場のリアルな声)
- セミナー・展示会の来場者による感想投稿を促す
- オウンドメディアや営業資料でUGCを信頼材料として引用する
TikTokでは難しそうに思えるかもしれませんが、技術系スタートアップやSaaS企業の中には、社員やカスタマーサクセス担当が登場する形で「社内の雰囲気」や「製品活用シーン」を発信し、BtoBながら親しみやすいブランドを形成している事例も増えています。
まとめ
TikTokはUGCを生み出すのに最適なプラットフォームです。戦略的に活用すれば、コスト削減からエンゲージメント向上まで、多くのビジネスメリットを受けられます。リスクを正しく管理しつつ、積極的にUGCを活用してみましょう。
弊社・シャトルロックジャパンでは、TikTokを活用したインスタントウィンキャンペーンの活用をご支援いたします。
UGC増加にもつながりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。




