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Instagram広告の種類と成果を出すコツ8つを紹介!

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Instagram広告を活用して、もっと自社の商品やブランドの認知を広げたい!
ただ、種類が多く、何を活用したら良いか分からない…という方多いのではないでしょうか?

Instagramは、世界の月間アクティブユーザー数が約10億人にのぼると言われています。
また、日本に限ってもおよそ3,000万人のアクティブユーザーがいるとされています。

これだけのユーザーが使っているSNSに広告を出稿するメリットは大きいです。
今回はそんなInstagramに出稿できる広告がどんなものか、効果的な広告を出すにはどうしたら良いかを解説していきます。

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Instagram広告とは

Instagramは、もともとビジネス目的ではなく、
ユーザーが写真や動画のアップ、閲覧などを楽しむSNSでした。

2015年になると、先行で海外で導入されていたInstagram広告が日本でも導入され、
ビジネスとして活用することができるようになりました。
そしてここから現在まで、さまざまなアップデートが繰り返され、
一般ユーザーも企業も1つのSNSで容易につながることができるようになったのです。

Instagram広告の有効性はさまざまな企業に認められており、最近では有名な企業も広告を出すようになってきました。

MMD研究所の調査によれば、Instagramの投稿を見てなんらかの商品を買ったことがあるという人はおよそ40%にものぼります。
商品購入の参考にInstagramを使うユーザーは、男性よりも女性のほうが多く、特に10代から30代の女性の半数はInstagramをきっかけに商品を買ったことがある、と回答しています。
Instagramに公告を出稿することで商機につなげるというのは極めて有効な戦略と言えるでしょう。

Instagram広告の種類

Instagramはユーザーがさまざまな投稿を行うことができるSNSです。
その時々の気分に合わせて異なる投稿をすることができるため、ユーザーの人気を集めたメディアと言えるでしょう。
広告もまたユーザー投稿と同じようにいろいろな形で投稿することができます。
種類は全部で5つあるので、それぞれ確認していきましょう。

フィード

Instagramにアクセスすると、まずホーム画面が表示されます。
そこには、自分の投稿や自分がフォローしているユーザーの投稿がメインで表示されます。
そうした投稿と投稿の間に広告の投稿を挟めるのがフィードです。
ホームはあらゆるユーザーが真っ先に開く画面でもあるため、広告効果の高い掲載場所と言えるでしょう。

ストーリーズ

2016年に開始されたストーリーズは投稿してから24時間でコンテンツが消える仕様となっております。
2017年からは、ストーリーズに広告も掲載できるようになったため、現在ではストーリーズ広告を活用している企業は多くいます。
ストーリーズはフル画面で画像が表示されるので、伝えたい情報を盛り込みやすく、ユーザーにインパクトを与えることができるでしょう。

発見タブ

Instagramにアクセスすると、下のタスクバーに虫眼鏡のアイコンが表示されます。
そこをタップすると、フォロー外のユーザーの投稿にアクセスできるのが発見タブの機能です。
ホーム画面でフィードに流れている投稿は、自分がフォローしているユーザーの投稿が主になるので、発見タブでは新たなユーザーに出会うことができます。
特にこの発見タブは商品購入のきっかけにもなることが多いのが特徴です。
株式会社Radixが公開した「【2021年最新】Instagramの動向調査」では、90%以上のユーザーが「購入したいと思ったことがある」と回答しました。
そのため、発見タブでの広告は、うまくユーザーを惹きつけることができれば購買に直結する確率が高い掲載場所と言えるでしょう。

リール

リールとは、動画に音楽やエフェクトをつけたショート動画を投稿・閲覧できる機能です。
ストーリーズ広告と同じように、コンテンツを全画面で表示できるため、ユーザーにインパクトを与えられます。
また、このリール専用のタブがあったり、リールのアップデートも追加されているため、リールの活用がトレンドだと言えるでしょう。
ただ、投稿できる動画時間は15秒から90秒に制限されているため、
長尺動画を投稿できるYoutubeなどと違って、限られた時間でいかに効果的な広告を作れるかがカギになります。

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ショップ機能

Instagramのショップ機能とは、投稿に商品の購入ページをリンクさせる「商品タグ」を設置することで
投稿されたコンテンツから直接、ブランドのECサイトに遷移して商品を購入できる機能です。
ユーザーの熱量を下げることなく商品理解を深め、商品購入につなげることができます。

Instagramの投稿を見て「この商品良いな」と思っても、いちいち検索し直さなければいけなかったのはユーザーにとって面倒でした。
しかし、この機能が追加され、かつ広告出稿も可能になったことで、これまで以上にユーザーを商品購入へと誘導しやすくなったと言えるでしょう。

Instagram広告の費用形態

ここまで、Instagram広告の有効性と広告形態の種類について見てきました。
とはいえ、ここで気になるのは、Instagramに広告を出す際にどれだけの料金がかかるかです。

いかに効果の高い広告出稿先といえど、料金が高ければなかなか手が出しづらいです。
Instagramの費用対効果はどれくらいのものなのでしょうか。

それぞれの料金形態を見ていきましょう。

CPM(Cost Per Mile)

CPMとは、広告が1,000回表示されるごとに費用が発生する費用形態です。
どれだけクリックされたのか、どれだけ再生されたのか、といったことは問われません。
あくまでも表示された回数が重要ですので、たくさん広告を見てもらいたい、という時に使うべきでしょう。

CPC(Cost Per Clic)

CPC(Cost Per Clic)とは、クリックの回数によって費用が発生する費用形態です。
いくら広告が表示されても、ユーザーが商品やサービスのページにアクセスするとは限りません。
それに対して、CPCは確実にリンク先に飛んだ場合にしか発生しないため、とにかくサイトを見てほしいという場合におすすめです。

CPI(Cost Per Install)

CPI(Cost Per Install)とは、ユーザーがアプリなどをインストールするたびに費用が発生する費用形態です。
アプリ制作会社にとってはいかに名前が売れるかよりも、アプリをインストールしてもらえるかどうかが大事になってくるでしょう。

CPV(Cost Per View)

CPV(Cost Per View)とは、動画が15秒以上再生されるたびに費用が発生する費用形態です。
ユーザーが動画をスキップせず、15秒以上視聴した場合のみに費用が発生するので、コストに見合う結果につながりやすいと言えるでしょう。
ただ、動画を見てもらえないことには意味がないので、ユーザーを惹きつける動画制作が必須です。

Instagram広告の成功のコツ8選

Instagram広告の概要について見てきたところで、いよいよInstagramに広告を出してみましょう。
とはいえ、緻密な戦略を持たないまま広告を出してしまえば利益にはつながりません。
特に、長年テレビをはじめとしたメディアに広告を出した経験がある企業ほど注意が必要です。

Instagramは、ほかのメディアとは違った広告のノウハウがあります。
ひとまずそれを学んでから、自分の企業の商品はどういう広告にすれば良いだろう、ということを模索するようにしましょう。

動画のサイズを調整する

Instagramの掲載箇所によって、適切なサイズは異なります。
例えば、フィードであれは1:1、ストーリーズであれば9:16のサイズが推奨サイズです。
そのサイズを超えてクリエイティブを制作してしまうと、テキストやイラストなどが
切れて表示されてしまう可能性がありますので、注意してください。

短い動画で攻める

Instagramは、YouTubeと違って短尺の動画が好まれるSNSです。
そのため、だらだらと長い広告を配信してもスキップされてしまう可能性が高まります。
伝えたい内容をわかりやすく完結に伝えるようにしましょう。

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最初の2秒でインパクトを出す

短い広告でインパクトを出すためには、早めにメッセージを提示することが重要です。
前置きが長く、動画の終わりごろになると何のCMだったのかようやくわかる、という広告では視聴者の心を掴むことはできません。
しっかりと視聴者の心を掴むなら、最初の2秒に力を入れるようにしましょう。
たとえば、食べ物のCMなら、おいしそうな食べ物の画像を真っ先に出すようにすると良いです。

離脱されない動画構成にする

Instagramを楽しんでいるユーザーは、この動画面白くないな、と思ったら
すぐにスクロールをして動画から離脱できるようになっています。
そのため、最初にインパクトのある内容や、伝えたいことを持ってくるようにしましょう。
こうすれば、離脱されにくく、たとえ離脱されたとしても、一瞬でユーザーの印象に残すことができるかもしれません。

無音でも成立させる

基本的に人々がスマホを見るのは隙間時間です。
周りに配慮してマナーモードにしながらInstagramを見ている人が少なくありません。
そのため、動画を作る時は音声だけに頼るのではなく、視覚だけでもメッセージを伝えられるような構成にしましょう。
音声の内容を字幕に書き起こすだけでも十分有効です。

テキストの位置に配慮する

動画でメッセージを伝える時にはテキストをうまく組み合わせなければいけません。
この時、注意したいのがテキストの位置です。
たとえば、人の顔にかぶる形でテキストが表示されていたら視聴者は集中できません。
見えやすい場所に配置しつつも、視聴者の集中を妨げないようなテキスト位置を模索するようにしましょう。

ユーザーにとってほしい行動を示す

いかに面白い動画を作って視聴者に見てもらっても、自社の利益につながらなければ意味がありません。
たとえば、商品を宣伝したいのならば、商品の購入ページに誘導するような言葉がなければユーザーはアクションを起こさないでしょう。
「詳細は下のリンクから」などといったメッセージを添えるだけでも十分成果につなげることはできます。

ABテストと分析を行う

広告を出す際には一つのパターンにこだわらず、最低でも2つ目のパターンを用意しておくと良いでしょう。
余裕があれば、試しに1ヶ月間Aのパターンを流してみて、次にまた1ヶ月間Bのパターンを流してみてください。
こうすれば、どちらがユーザーの食いつきが良いかを判定することができ、効果的な広告を知ることができます。
これとあわせてアクセス数の分析なども行えば、広告の効果は高まっていくでしょう。

まとめ

今回は、Instagramがどのように成り立っているメディアなのか、そこで広告を出す際はどうすれば良いのかを見てきました。
一見するとInstagramの投稿形態は多数あり、適切な広告を出すのは難しいように見えます。
しかしながら、フィードならフィード、リールならリールの特性をしっかりと見極めれば大きな利益につながる広告を出すことができるでしょう。
まずは1度でも広告を配信してみて、そこから改善を繰り返していき、自社の勝ちパターンを見つけましょう。

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