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X(Twitter)で、企業同士がコラボレーション(以下コラボ)している投稿を目にしたことはありませんか?

異業種だけれど、どこか共通点のある企業とのコラボや、キャラクターとのコラボなどX(Twitter)には多くのコラボ投稿で溢れています。

これだけ多くの企業がコラボ投稿を実施するのは、双方にメリットがあると感じる企業が多いためです。

今回は、コラボキャンペーンを実施するメリットや実施の流れ、事例や注意点など幅広い観点で徹底解説しますのでぜひ参考にしてみてください。

 

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X(Twitter)の企業コラボとは

コラボとは一般的に「共同制作や共同作業」と言われておりますが、企業間で実施する場合はコラボレーションマーケティングとして活用し、話題性や新規顧客の獲得を狙った施策を実施することを指します。

X(Twitter)上で行う企業コラボには主に以下の2種類があります。

 

・企業間同士のやり取りや情報発信で、話題喚起を行う
・企業間同士でキャンペーンを実施し、新規フォロワー獲得や認知拡大を狙う

X(Twitter)での企業コラボのメリット

話題性

異業種とコラボすることで、意外性や真新しさなどを感じさせることができるため、メディアやユーザーからの興味関心を高めることができ、話題喚起につながります。

また、自社だけでは思いつかなかったような企画を実現することができる可能性がある点も、メリットと言えるでしょう。

新規顧客獲得

双方のアカウントから情報発信することで、コラボ先の企業アカウントのフォロワーに情報を届けることができ、新規顧客の獲得につながります。

また、コラボキャンペーンを実施し、双方のアカウントをフォローすることを参加条件とすれば、新規フォロワーの獲得も見込めるでしょう。

費用対効果の高さ

コラボをすることで、マーケティングコストを2社で折半することができれば、コスト削減につながります。

さらに、2社のアカウントで情報発信を行うことができれば、1社で行うよりも拡散力が見込めます。

コストは削減にもなり、情報拡散は自社のみで行うより多くできることから、費用対効果は高いと言えるでしょう。

X(Twitter)で企業コラボを行う流れ

ここまでで、企業コラボを行うメリットはお分かりいただけたかと思います。では実際に実施するとなった場合、どのような流れで進めたら良いでしょうか?

この章では、その流れについてご紹介いたします。

①企業コラボを行う目的や戦略策定

まず初めに、コラボ投稿の全体像を把握しましょう。

 

・何のためにコラボを行うか
・行った上で何を得たいのか
・そのためには何をするべきなのか など…

 

全体像が明確でないと、どのような目的でどのようなコラボ投稿をするかなどが曖昧となり、迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。

また、KPIを決めておくと、コラボ投稿を実施して良かったか・悪かったかを判断でき、悪かった場合何を改善したら良いかが見えやすくなります。

②企業コラボの企画

実施想定時期やコンテンツ内容(投稿を行うのかキャンペーンを実施するのか)など、どのようなイメージで投稿するのか、大まかなイメージを決めましょう。

こうすることで、どのような企業とコラボしたいかや、コラボ先と打ち合わせをするときにスムーズに話を進めることができます。

③コラボ先企業の選定

次に、どのような企業とコラボをしたいかを選定しましょう。

フォロワー獲得が目的なので、フォロワー数が多い企業に依頼をするのか、話題喚起が目的なので、異業種だけれどどこかに共通点がある企業に依頼をするのかなど、目的に合わせて企業を選定しましょう。

④コラボ先企業への声がけ

シンプルに依頼をしても良いのですが、自社アカウントとコラボをすることのメリットを合わせて伝えると、快諾してくれやすくなります。

例えば以下のような内容です。

 

・当社のアカウントには、〇〇名フォロワーがいるため、コラボキャンペーンを実施することで貴社の情報をより多くのユーザーに情報を届けることができると考えております。

・当社のアカウントと貴社のアカウントでは、ターゲット層が近しいと考えております。そのため、コラボキャンペーンを実施することで双方の求めるターゲット層にアプローチできると想定できます。

 

⑤コラボ企業との打ち合わせ

打ち合わせでは、以下を話し合うと良いでしょう。

 

・現状考えている企画内容の共有
・コラボ先がユーザーにアピールしたいことのヒアリング
・どちらが何を対応するかの棲み分け(バナー作成やテキスト作成、賞品の梱包・発送など)
・スケジュール

 

スケジュールや棲み分けが決まったら、投稿の公開に向けて準備を進めましょう。

⑥コラボ投稿を行う

X(Twitter)であれば事前に予約投稿ができるため、投稿時間に問題なく投稿されているかを確認しましょう。

また、コラボ先の企業も投稿をしてくれたら、お互いが対象投稿を引用RTすることをおすすめします。

⑦効果検証を行い、改善策を考案

コラボ投稿が完了したら、効果検証を行いましょう。

当初決めていたKP Iと比較をして数値が高かったか・低かったかを確認します。

低かった場合はなぜ低かったか、高めるためには何をしたら良いかを考えておくことで、次回に活かすことができます。

Twitter  コラボ投稿

X(Twitter)のコラボ事例6選

X(Twitter)を活用したコラボキャンペーン事例をご紹介します。

相互フォローを促すことで、両方のアカウントのフォロワー増加が見込めます。

また、お互いのアカウントのフォロワーに情報を届けることができるため、双方のアカウントでキャンペーン告知ができるなど、相乗効果を生むというメリットもあります。

事例1. ドン・キホーテ×アピタ・ピアゴ|店舗で利用できる商品券で来店促進

次にご紹介するのが、株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス様が展開する、ディスカウントストア「ドン・キホーテ」と、総合スーパー「アピタ・ピアゴ」のWフォローキャンペーンです。

ドン・キホーテ様は、商品やお得な情報の発信だけでなく、ユーザーへのコメント返信などを行い、コミュニケーションをとりながらエンゲージメントが最大化するような運用を行っています。その中で、さらなる認知拡大や情報発信を目的に、インスタントウィンキャンペーンを定期的に実施いただいています。

「株式会社ドン・キホーテ」が運営している、X(Twitter)アカウント@donki_donkiと、「ユニー株式会社」が運営しているX(Twitter)アカウント@apita_piago_unyをフォローし、上記の投稿をリポスト(RT)することがキャンペーンの参加条件となります。

上記のX(Twitter)キャンペーンに参加するユーザーは、2つのアカウントをフォローする必要があるため、両方のアカウントのフォロワーが増加するという相乗効果が生まれるのが本キャンペーン最大のメリットです。

また、賞品をドン・キホーテ・アピタ・ピアゴを含むPPIHグループ店舗(一部店舗を除く)で利用できるギフト券にしているため、来店促進にも繋がります。

1つの施策で双方のアカウントのフォロワーを増やしつつ、来店促進を狙えるキャンペーンとなりました。

事例2. AOKI×QUOカードペイ|季節との親和性・汎用性の高い賞品

【キャンペーン概要】
株式会社AOKIホールディングス様株式会社クオカード(QUOカードPay クオとペイ)とによるコラボキャンペーンです。@Aoki_snsと@QUOcardPayの両方をフォローし、指定のハッシュタグをつけて投稿することで、その場で抽選結果が分かる仕組みのキャンペーンを実施しました。

【賞品】
AOKI店舗で使えるQUOカードPay1,000円分を450名様分

【参考にしたいポイント】
クリスマスの時期に行ったプレゼントキャンペーンです。季節との親和性が高いキャンペーンを行ったことで、よりユーザーの興味を惹くことができました。

また、“すぐに結果が分かる”  インスタントウィンキャンペーンを実施したことで、ユーザーのキャンペーンに対する参加モチベーションを上げることができたと言えるでしょう。

さらに、賞品をAOKI店舗で使えるQUOカードPayにしたことで、店舗への来店促進やQUOカードPayの認知拡大など、双方にメリットがありました。加えて、QUOカードPayはAOKI店舗で好きな商品の購入に使えるため、ユーザーからも喜ばれる賞品を設定した点も参考にしたいポイントです。

 

ポイント

・季節との親和性が高いキャンペーン
・即時抽選ができるインスタントウィンキャンペーン
・双方の企業にとってメリットの感じられる賞品設計

 

事例3. SANYO|約8.75万件の応募総数獲得


【キャンペーン概要】
株式会社三洋物産様が行った、新章アイマリンプロジェクトの新曲「ダンシング・クレイジー」のMVリリースを記念したキャンペーンです。@sanyobussanと@iMarine_Projectを両方フォローし、対象投稿をRTすることで、その場で抽選結果が分かる仕組みのキャンペーンを実施しました。

【賞品】
9,041円分のQUOカードPayをキャンペーン期間中毎日3名様分

【結果】
応募者数約8万7500件

【参考にしたいポイント】
MVの公開記念キャンペーンのため、より多くの方にMVを見ていただくことを目的としていました。その目的を達成するために、最も情報拡散されやすく、かつ参加ハードルの低いフォロー&RTキャンペーンを実施した点は参考にしたいポイントです。

また特別感があり、汎用性が高いアイマリンデザインのQUOカードPayを賞品としたことで、ファンにとって参加意欲が向上するキャンペーンとなりました。

さらに、その場で抽選結果が分かるインスタントウィンキャンペーンを実施したことで約8万7500件以上の応募に繋がったと言えるでしょう。

 

ポイント

・目的に合ったキャンペーンを実施(フォロー&RT)
・特別感があり、汎用性の高い賞品を設定
・インスタントウィンキャンペーンで参加意欲向上

 

これらのキャンペーンは3つとも、シャトルロックジャパンのWフォローキャンペーンツールを使用しました。どちらも“ユーザーがキャンペーンに参加後、結果がすぐに届く”というインスタントウィンキャンペーンを実施したところ、多くの方にご参加いただけました。

Twitterキャンペーン

 

シャトルロックでは、X(Twitter)アカウントを成長させていきたい
企業様のサポートを行っています!
・キャンペーン企画のご提案
・拡散〜ファン化に繋がるキャンペーンツールの提供
・キャンペーン終了後の事務局の対応

 

事例4. 養命酒×おやつカンパニー|異業種とのコラボでフォロワー獲得・情報拡散

【キャンペーン概要】
養命酒製造100周年記念のお祝いとして、おやつカンパニー様が養命酒製造様とコラボキャンペーンを行った事例です。6日間のキャンペーン期間内で、@BABYSTAR_OYATSUと @binkun_yomeishuの両方をフォローし、対象投稿をRTすることが参加条件のキャンペーンです。

【賞品】
おやつの詰め合わせとキャラクターのリュック14名様分

【参考にしたいポイント】
養命酒もベビースターも、誰もが知っている老舗ブランドであるという共通点があるということと、100周年という記念すべきタイミングでキャンペーンを実施したことで、ユーザーから受け入れてもらいやすかったキャンペーンです。

こちらのキャンペーンでは、お祝いコメントやどちらの賞品も欲しいなどポジティブなコメントで溢れました。

フォロー&RTキャンペーンを実施したことで、アカウントのフォロワー増加や、情報拡散による認知拡大など、双方にとってメリットのあるキャンペーンが実施できたと言えるでしょう。

 

ポイント

・異業種だが老舗という点で共通点のある企業コラボ
・100周年記念という、お祝いしやすいタイミングでのキャンペーン実施
・フォロー&RTキャンペーンでフォロワー獲得・情報拡散

 

事例5. ピザーラ×ぷよクエ|異業種とのコラボで新規フォロワー獲得

 

【キャンペーン概要】
ぷよぷよ!!クエスト10周年記念をお祝いしたキャンペーンです。双方のアカウントでそれぞれキャンペーンツイートを行い、コラボ先の企業の商品を賞品としたキャンペーンを実施しました。

【賞品】
ゲーム内通貨10名様分
ピザーラネットクーポン2,500円分

【参考にしたいポイント】
一見共通点がないように見えますが、どちらの商品も“家で楽しめるもの”という共通点があります。そのため、コメント欄には「ピザーラを食べながらぷよぷよしたい!」といったコメントが目立ちました。

双方のアカウントでプレゼントキャンペーンを実施することで、双方のフォロワーが参加してくれやすくなるため、新規フォロワーの獲得に繋がります。

 

ポイント

・異業種だが家で楽しめるものという点で共通点のある企業コラボ
・双方のアカウントでキャンペーンを実施することで新規フォロワーの獲得

 

事例6. ミツカン×うめぼしちゃん|作曲でユーザーに商品の印象付け

【投稿概要】
株式会社Mizkan様がキャラクターとコラボをした投稿例です。

Mizkanは、納豆のフィルムを剥がすときについてしまう豆のストレスをキャラクターとコラボすることでユニークに表現しました。そこから、容器を工夫し、そのストレスを解消できる商品があることを、うまくPRに繋げた事例です。

【参考にしたいポイント】
多くの人が共感できる悩みをキャラクターとコラボすることでユニークに伝えました。

その結果、よりユーザーの商品に対する興味を高めることができました。また歌を作り動画として投稿し、キャッチーさを演出できたことから、ユーザーにとって商品の印象づけにも寄与できたと言えるでしょう。

 

ポイント

・キャラクターとコラボしたことでネガティブな情報をユニークに伝えた
・歌にしたことで、ユーザーの印象に残りやすくした

X(Twitter)の企業コラボでの注意点

X(Twitter)企業コラボをスムーズに進めるための注意点がございますので、ぜひ参考にしてみてください。

コラボ先の企業は慎重に選ぶ

自社と異業種だからといって片っ端から声をかけるのはNGです。

現在のブランドイメージを強化したいのか、それとも今までのブランドイメージを一新したいのかでどのようなコラボ先を選ぶかが変わります。

コラボ投稿は、新しい客層を取り込むことができるという利点がありますが、どのような客層にアプローチしたいかを考え、コラボ先を慎重に選ぶことでその利点を最大限に活かすことができるでしょう。

コラボ先の企業もメリットを感じられる企画にする

自社にどのようなメリットがあるかを考え、企画を練ることはもちろん大事ですが、コラボなのでコラボ先にもメリットがある企画を考案しましょう。

そのためには、コラボを通して双方がどのようなことを求めているか認識を合わせ、相乗効果を生むことができる企画を練る必要があります。

X(Twitter)でコラボ投稿を行う場合は、より拡散効果が見込めるTwitterキャンペーンを実施することで双方の情報拡散・フォロワー数増加を同時に狙うことができるためおすすめです。

コラボ先の企業がどこまで協力してくれるか事前に確認する

企業によっては、自社アカウントで他社については投稿しない、もしくはRTをしないと方針で決まっているアカウントもある可能性があります。

そうなった時、せっかくコラボ投稿を行なってもコラボ先のアカウントで情報を発信してもらえないことになります。

そのため、コラボ投稿をX(Twitter)アカウントで配信してくれるのか、もしくは自社で投稿したものをRTしてくれるのかは事前に確認しておくようにしましょう。

業務の棲み分けを明確にする

コラボ投稿を行うにあたり、どちらの企業が何を行うかを明確にしておきましょう。

例えばX(Twitter)キャンペーンを実施するとなった場合、賞品発送や梱包はどちらが対応するか、問い合わせが来た際はどちらが対応するか、FAQはあるかなど、事前に細かく決めておくことでキャンペーン開始後もスムーズに対応することができます。

X(Twitter)の企業コラボキャンペーンでより参加者を増やすコツ

ここからは、コラボ投稿の中でもおすすめのX(Twitter)キャンペーンにおいて、より参加者を増やすためのコツをご紹介します。

賞品設計にこだわる

コラボキャンペーンに限らず、キャンペーンの参加者数を大きく左右する要因の一つが賞品です。

例えば来店促進を促したい場合は、自社店舗で使用できるクーポン券や賞品と交換できるチケットなどを賞品とするのは良いのですが、参加者数を増加させるという点では得策ではありません。なぜなら、店舗まで足を運ばないと賞品を得られないというハードルの高さがあるためです。

そのため、参加者数を増加させるという目的がある場合は、その場で手に入るデジタルギフト券などがおすすめです。

参加方法を複雑にしない

キャンペーンの参加者数を大きく左右する要因のもう一つが参加方法です。

他社と差別化をしたいからといって、ユーザーに複雑なキャンペーンフローを提示するのは推奨ではありません。

なぜなら、賞品によほどの魅力がない限り、ユーザーは複雑なキャンペーンに参加しようとなりにくいためです。

つまり、キャンペーンを成功させるには賞品と参加方法のバランスがとても重要なのです。

そのため、参加者数を増加させたい場合は、最も参加ハードルの低いフォロー&RTキャンペーンを実施するのが良いでしょう。

キャンペーンツールを使用する

X(Twitter)キャンペーンの中で、より参加者数を増加させやすいと言われているのが、即時抽選のできるインスタントウィンキャンペーンです。

ただ、このキャンペーンを実施するためにはツールが必要なため、ツール提供をしているベンダーに依頼をする必要があります。

ベンダーに依頼をすれば、ツールの利用が可能になるだけでなく、キャンペーン運用にあたり、企画の相談やよりスムーズに進めるためのサポートを行なってくれるため、自社運用と比較をすると圧倒的な工数削減につながることもメリットです。

シャトルロックでは、コラボキャンペーンで即時抽選ができるインスタントウィンキャンペーンツールを提供しています。
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Twitter  コラボキャンペーン

まとめ

今回は、X(Twitter)のコラボ投稿についてご紹介をさせていただきましたがいかがでしたでしょうか?

企業コラボを行うと、新規フォロワーの獲得や自社だけでは実施できなかった施策などを行うことができるため、メリットが多いです。ただ、自社だけでは完結しないため、コラボ先との綿密な打ち合わせが必要です。

準備も自社で行うよりは大変ですが、ツールベンダーに依頼することで工数削減につながります。

自社のリソースや予算を考慮し、どのように運用するかを考え、コラボ投稿を成功させましょう!

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