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X (Twitter) キャンペーンの種類12選、やり方や成功のコツ、事例を紹介

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企業のX (Twitter) マーケティングにおいて、とても有効な施策は賞品(プレゼント)を用意して実施するプレゼントキャンペーンです。

多数のユーザーからの参加が期待でき、エンゲージメントの獲得にも繋がり、商品やサービスの認知拡大に適しているためです。

ただ、X (Twitter) キャンペーンの種類によって得られる効果は異なるため、種類ごとの特徴やメリットを理解する必要があります。

そこで、本記事ではX (Twitter) キャンペーンの種類や効果、やり方、事例などについて解説していきます。

 

 

X (Twitter) キャンペーンとは?

X (Twitter) キャンペーンとは、主に賞品(プレゼント)を用意して実施するキャンペーンのことです。

ユーザーは、「リポスト」や「いいね」などの操作で簡単に抽選に応募できます。抽選の結果がその場で分かる方法もあり、ユーザーにとって手軽に参加できるキャンペーンです。

賞品を用意することで、未フォローのユーザーが反応するきっかけが生まれるため、認知拡大や企業ブランドの向上といった、高いプロモーション効果が期待できるのです。

 

ポイント

企業側から能動的にきっかけを与えることでユーザーの参加が向上しやすく、高いプロモーション効果が期待できる

X (Twitter) キャンペーンの種類12選

ここでは、代表的なX (Twitter) キャンペーンの種類について、各々の特徴と効果について解説していきます。

1. フォロー&リポストキャンペーン

毎日どこかの企業が実施しているように、最も用いられる機会の多いキャンペーンフローです。

応募条件に「フォロー」を必須としているため、企業アカウントのフォロワーの増加が期待できます。さらに、キャンペーン投稿をリポストすることも参加条件となるため、キャンペーンでPRしている商品やサービスの認知拡大にも繋がります

2. フォロー&いいねキャンペーン

フォローと「いいね」といった簡単な操作で抽選に参加できるため、多くのユーザーが集まりやすいキャンペーンのタイプです。

応募者が集まるほどフォロワーが増え、さらに「いいね」のエンゲージメントを獲得できます。

投稿へのエンゲージメントが増加することで、投稿のインプレッション効率が高まる傾向があるため、認知拡大に繋がるというメリットもあります。

 

ポイント

フォローやリポスト、いいねなどをキャンペーンの参加条件にすることでフォロワーやエンゲージメントの増加が期待できます

3. フォロー&引用リポストキャンペーン

企業がポストしたキャンペーン投稿に対して、コメントを付けてリポストすることを応募条件としたキャンペーンです。

活用方法として多いのは、指定ハッシュタグをつけて参加させるフローや、商品の感想などを添えてリポストさせるフローです。

企業アカウントのフォロワー増加はもちろん、引用リポストに記載されているUGC(商品の感想など)の獲得といったマーケティング効果が期待できます。

得られる効果の中で一番大きなメリットはトレンド入りする可能性がある点です。

指定ハッシュタグをつけた引用リポストを一定時間内に増加させることで、トレンド入りが狙えることからも、即時抽選のインスタントウィンと組み合わせて実施されるケースも多く見受けられます。

4. カンバセーションボタンキャンペーン

カンバセーションボタンとは、画像や動画の下に選択肢のボタンが最大4つまで設定することが可能な添付フォーマットを指します。

このカンバセーションボタンを添付した投稿でキャンペーンを実施することで、ユーザーは選択肢のボタンをクリックして、立ち上がるテンプレート文をポストするだけで参加可能となります。

 

クイズ形式やアンケート形式のキャンペーンにすることによって、参加ユーザーの商品やブランドの理解促進などを目的としたキャンペーンで使用されるケースが多くなっています。

現在はX (Twitter) の管理画面上からカンバセーションボタンの作成ができない状況ですが、API経由であればカンバセーションボタンを作成することが可能です。

シャトルロックが提供しているShuttlerock BBF for X は、カンバセーションボタンを作成できる機能が備わっています。

詳細は以下のページで解説しておりますのでぜひご覧ください。

シャトルロックジャパン、Shuttlerock BBF管理画面からカンバセーションボタン付きのツイート作成機能をリリース

5. レシート投稿キャンペーン

レシートの画像をWebページにアップロードしたり、SNSのDMに送信することで、抽選に応募できる形式のキャンペーンです。

対象の商品の購入を促すことができるため、売上向上の効果が期待できます。

手作業で管理するのは非常に手間が掛かってしまうため、レシート情報の自動読み取り機能を用いると工数を大幅に削減することが可能となっています。

シャトルロックでは、レシートを自動で読み取り、参加者情報を一括で管理できるツールを提供しています。

詳細はこちらのページで紹介しておりますのでぜひご覧ください。

6. インスタントウィンキャンペーン 

インスタントウィンとは、その場で抽選結果が分かる抽選方式です。すぐに結果が分かるため、ユーザーの参加意欲が大幅に向上し、狙っている効果を短期的に得られやすい効果があります。

実施には外部ツールが必要になりますが、後日結果が分かるキャンペーンよりも多くの参加者数が期待できるため、費用対効果は高いと言えるでしょう。

なお、弊社が提供するキャンペーンツール「Shuttlerock BBF for X」も、インスタントウィン機能が備わっています。さらに、当選確率の設定やユニークコードの送信など、キャンペーンの開催に役立つ機能が備わっており、担当者の負担を軽減してくれるサービスです。

またツールの提供だけではなく、キャンペーンの企画立案や設定代行など、徹底的なサポートも含めたサービスとして提供しているため、初めて実施いただく企業様でも安心してご利用いただけます。

キャンペーンツール「Shuttlerock BBF for X」の詳細は、以下のページよりご確認ください。

twitterキャンペーン

7. Web遷移型キャンペーン

キャンペーン参加後、X (Twitter) 内のリプライやDMで抽選結果を通知せず、フォロー&リポストの後にユーザーがWebサイト上で抽選結果を確認することができるキャンペーンです。

自社のWebページや、アプリのお知らせなどで抽選結果を表示することができるため、ページへの流入やアプリダウンロード促進を目的とした施策に適しています。

8. 動画完全視聴キャンペーン

ユーザーが動画を完全に視聴することで、抽選に参加できるキャンペーンフローであり、視覚的に商品をPRしたいときに最適な方式です。

プロモーション動画を完全視聴させることで、商品の魅力を最大限伝えたい場合に効果的なキャンペーンです。

9. マイレージキャンペーン

フォローやリポストなどのアクションにポイント(マイレージ)を設定して、溜まったポイントに応じて即時で抽選に応募できる形式のキャンペーンです。

ユーザーはポイントを貯めるために複数回アクセスするため、継続的なファンとの交流やエンゲージメントの獲得といったメリットがあります。

 

ポイント

長期間に渡ってユーザーとコミュニケーションが取れるため、ファンが生まれやすい

10. アプリインストールキャンペーン

今までご紹介したキャンペーンフローの対象投稿に、アプリカードを添付することで認知拡大だけではなく、アプリインストールの導線も用意することでスムーズにインストールを促すことができるキャンペーンです。

新規リリースのアプリインストールを加速させたい場合に、最適なキャンペーン方法です。

11. ダブルフォローキャンペーン

2つ以上のアカウントをフォローすることを応募条件としたキャンペーン方法です。

他の企業とコラボキャンペーンを開催するときや、2つ以上の自社アカウントでのフォロワー増加施策などに適しています。

12. フォロー&コメントキャンペーン

X (Twitter) のリプライにて、コメントをすることを応募条件としたキャンペーンです。

フォロワー増加や、UGCの創出といったメリットがあるキャンペーン方法です。

種類別:X (Twitter)キャンペーンの事例

ここでは、これまで解説したキャンペーン種別から、幾つかの企業事例を紹介していきます。

事例1. フォロー&リポストキャンペーン|オープンハウス

株式会社オープンハウス様のキャンペーン事例で、毎日1名にサイン色紙が抽選で当たるX (Twitter)キャンペーン。

即時抽選ではなく後日抽選結果がわかるキャンペーンであったため、リポスト数は1,400件ほどでしたが、賞品をサイン入り色紙にしたことでファンに喜ばれる施策となりました。

事例2. フォロー&いいねキャンペーン|スシロー 

アカウントのフォローと、「いいねorリポスト」を条件としたスシロー様のキャンペーン事例です。

 

スシローで使える「お食事券」を賞品として用意。

4.7万を超えるリポスト、3.2万を超えるいいねがつき、合計7.9万と多くのエンゲージメントを獲得した事例です。

事例3. 引用リポストキャンペーン|ロッテ

商品のコンセプトにちなんだ独自のハッシュタグをつけた引用リポストで参加させるロッテ様のキャンペーン事例です。

 

アカウントをフォローし、「思い出」のコメントとハッシュタグをつけてキャンペーン投稿を引用ポストすることが応募条件とされています。

コメントやハッシュタグを投稿してもらう仕組みにしたことで、フォロワー獲得だけでなくUGC創出も実現した効果的なキャンペーン事例といえます。

事例4. インスタントウィンキャンペーン|ブラックサンダー

有楽製菓株式会社様のキャンペーン事例です。フォローとリポストだけで応募でき、「その場で当たる 」インスタントウィンでの抽選方法が採用されています。

 

 

即時で抽選結果が分かるため、ユーザーの参加意欲をより高めることができました。

結果、リポスト数が4.8万件を超えており、多くのユーザーが参加したキャンペーンの成功事例とも言えるでしょう。

事例6. webインスタントウィンキャンペーン|プレミアムバンダイ

応募条件を満たした後に、キャンペーン特設ページに遷移して、抽選を行う形式のキャンペーン事例です。

 

アカウントをフォロー&リポストした後、キャンペーン特設ページでX (Twitter)アカウント認証後、「応募するボタン」をタップするとその場で抽選結果が表示されます。

すぐに結果が分かるインスタントウィンでの抽選で、期間中毎日参加できるため、ユーザーにとって何度も挑戦しやすいキャンペーンと言えるでしょう。

事例7. マイレージキャンペーン|ニベア

花王様が提供するニベアのX (Twitter)アカウントで実施した、マイレージキャンペーンの事例です。

ポイント(マイレージ)を貯めて、好きな賞品コースに応募できる仕組みです。

 

ポイント獲得の対象となっているポストを、「リポスト」や「いいね!」をすることでマイレージポイントが溜まり、好きなコースに応募できます。

対象のポストには、ハッシュタグ「#ニベアマイレージ 」が付けられており、キャンペーン情報の拡散に貢献しています。

事例8. ダブルフォローキャンペーン|ドン・キホーテ

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス様が展開する、ディスカウントストア「ドン・キホーテ」と、総合スーパー「アピタ・ピアゴ」のWフォローキャンペーンです。

 

キャンペーンに参加するユーザーは、2つのアカウントをフォローする必要があるため、両方のアカウントのフォロワーが増加するという相乗効果が生まれるのが本キャンペーン最大のメリットです。

また、賞品をドン・キホーテ・アピタ・ピアゴを含むPPIHグループ店舗(一部店舗を除く)で利用できるギフト券にしているため、来店促進にも繋がります。

1つの施策で双方のアカウントのフォロワーを増やしつつ、来店促進を狙えるキャンペーンとなりました。

X (Twitter)キャンペーンのメリット

ここでは、X (Twitter)キャンペーンを実施するメリットについて解説していきます。

1.フォロワーの獲得

様々な企業がX (Twitter)キャンペーンを実施しておりますが、応募条件には必ず「アカウントのフォロー」を設定します。

これは、フォロワー増加によってマーケティングの効果を高める狙いがあるだけではなく、当選者にDMを送付するためにも必要となります。

X (Twitter)キャンペーンを実施する際には、メリットだけではなくキャンペーンフローに応じて仕様を把握しておくことも重要です。

2.商品やサービスの認知拡大

ユーザーに、「リポスト」や「いいね」といったアクションを取らせることによって、対象となる投稿は自然と拡散されていきます。

そのため、商品やサービスのPRキャンペーンであれば、その認知拡大に大きく役立ってくれるのです。

 

ポイント

X (Twitter) の特徴である高い情報拡散力を、上手に活用しましょう

3.ユーザーとのコミュニケーション

ユーザー参加型のX (Twitter)キャンペーンを実施することで、ユーザーとのコミュニケーションを取ることができます。

コミュニケーションの量が増えるほど、ユーザーは企業に対して親近感を抱くため、距離を縮めることができるのです。

当然ながら、好意的に感じているユーザーが多いほど、マーケティング効果は高まります。コミュニケーションを取れることは、X (Twitter)キャンペーンの大きなメリットと言えるでしょう。

X (Twitter) キャンペーンのやり方

ここからは、X (Twitter) キャンペーンの実施手順について解説していきます。

全体の流れは、以下の4つのステップに分けることができます。

 

STEP1. キャンペーン企画の設計
STEP2. キャンペーンの種類を決める
STEP3. 抽選方法を決める
STEP4. キャンペーンの告知と実施

 

それぞれの詳細を、解説していきます。

STEP1.キャンペーン企画の設計

最初に全体を設計します。具体的には、X (Twitter)キャンペーンの目的、フロー、賞品、実施期間などです。

特に、キャンペーンの目的は明確にしておきましょう。目的が曖昧な場合、効果が薄まってしまったり、目的に対してマイナスとなる設計になってしまうケースがあるためです。

なお、X (Twitter)企画の設計、やり方に関しては、以下の記事でも解説しておりますので、あわせてご確認ください。

X (Twitter) プレゼント企画のやり方、注意点や成功のポイントを解説

STEP2.キャンペーンの種類を決める

次に、前述したキャンペーンの種類から、採用する抽選方法やキャンペーンのフローを決めます。

フローによって得られるマーケティングの効果が異なるため、キャンペーンの目的から逆算してキャンペーンフローを決めると良いでしょう。

 

ポイント

キャンペーンの目的を明確にして、そこからキャンペーンの細部を設計していきましょう

STEP3.抽選方法を決める

キャンペーンの抽選方法を後日抽選か即時抽選のどちらで実施するか決めましょう。前述のとおり、その場で抽選結果が分かるインスタントウィンによる抽選方法がおすすめです。

後日、抽選結果が分かる方式よりも、すぐに結果が分かる方がユーザーの参加意欲を高めることができます。そのため、より多くのユーザーが集まるX (Twitter)キャンペーンを実施できることで目的に設定した効果を高めることに繋がります。

インスタントウィンの実施には、外部ツールが必要になりますが、キャンペーンで得られる成果を考えれば、利用する価値は大いにあると言えます。

弊社のキャンペーンツール「Shuttlerock BBF for X」も、インスタントウィン機能が備わっているサービスです。さらに、キャンペーンポストの投稿予約ができたり、ユニーク参加者数やフォロワー増加数など、参加状況のレポートを閲覧できたりする機能なども備わっています。

X (Twitter)キャンペーンには欠かせない機能を搭載した「Shuttlerock BBF for X」の詳細は、以下のページよりご確認ください。

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STEP4.キャンペーンの告知と実施

キャンペーンの細部が決まったら、告知をして実施する流れになります。告知方法は、X (Twitter) はもちろん、他のSNSやホームページ、メルマガなどを活用すると良いでしょう。

また、X (Twitter)キャンペーンを実施するだけで終わらせるのではなく、インプレッション数やエンゲージメント数の分析をして、次回のキャンペーンに役立てていきましょう。

X (Twitter)キャンペーンを成功させるコツ

ここでは、マーケティング効果を最大化するために、X (Twitter)キャンペーンを成功させるコツを解説していきます。

1.適切なキャンペーン種類の選択

第2章「X (Twitter)キャンペーンの種類13選」の章で解説したとおり、キャンペーンの種類や応募条件によって、得られるマーケティング効果は異なります。

そのため、キャンペーンの目的に合致したキャンペーン種別を選択することが非常に重要です。

情報を拡散したいのであれば「リポスト」、フォロワー増加を狙うのであれば「フォロー」というように、X (Twitter) の各機能の特性を理解したうえで、応募条件を設定しましょう。

2.キャンペーンツールの活用

インスタントウィンによる抽選が実現できるキャンペーンツールですが、他にもキャンペーンの効率化に役立つ機能が備わっています。

例えば、抽選結果のDM連絡を自動で行ってくれたり、当選に必要な条件の設定など様々な機能があります。

企業の担当者の負担を大幅に軽減してくれるため、キャンペーンツールの利用は、必須と言っても良いでしょう。

また、キャンペーンツールを提供している企業は多数のキャンペーン支援実績があるため、自社に合ったキャンペーンの提案や、効果を最大化できるノウハウなどを教えてくれるといったメリットもあります。

 

ポイント

効率化に繋がるキャンペーンツールを活用して、定期的にキャンペーンを開催しましょう

3.応募者数を増やす工夫

ユーザーがキャンペーンに応募する理由は「賞品が欲しいから」です。そのため、魅力的な賞品を用意することがキャンペーンを成功させるためには必要不可欠です。

例えば、キャンペーン限定の商品などです。自社の製品が無い場合は、汎用性の高いソーシャルギフトを活用しても良いでしょう。

前述のとおり、抽選方法は後日抽選よりも即時抽選である「インスタントウィン」の方がより応募者数が増える傾向にあります。

また、応募条件は出来るだけシンプルな内容にして、多くのユーザーが参加しやすいようなキャンペーンを設計しましょう。

なお、ソーシャルギフトの送り方や活用方法、企業の事例に関しては、以下の記事で解説しております。

X (Twitter) のギフトの送り方!メリットやおすすめギフト、活用事例を紹介

まとめ

ここでは、X (Twitter)キャンペーンの種類を中心に、企業の事例を踏まえて解説してきました。

X (Twitter)キャンペーンの種類ごとに得られる効果を正しく理解して、適切なキャンペーンを設計しましょう。

本記事を参考にして、ぜひ効果的なX (Twitter)キャンペーンを実施してみてください。

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