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X (Twitter)の企業アカウント人気ランキングTOP10【2022年最新版】

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自社の公式X (Twitter)アカウントのフォロワー数がさっぱり伸びないとお悩みの担当者も多いのではないでしょうか。

しかし、世間を見てみると、数百万フォロワーといった企業アカウントのツイートがタイムラインを賑わせています。人気の企業アカウントと自社のアカウントの差を理解することは、SNS運用において非常に重要です。

今回は、「X (Twitter)の企業アカウント人気ランキングTOP10」ということで、人気企業のX (Twitter)運用について掘り下げていきます。

業界ごとにランキング形式で紹介してくので、自社のX (Twitter)運用にぜひお役立てください。

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X (Twitter)の企業アカウントランキングTOP10

まずはX (Twitter)の企業アカウントのフォロワーランキングをご紹介していきます。
※本記事で紹介するアカウントのフォロワー数及びランキングは、2022年3月時点のものです。

1.ローソン 660万フォロワー
2.スターバックス コーヒー 551万フォロワー
3.マクドナルド 443万フォロワー
4.セブン-イレブン・ジャパン 435万フォロワー
5.ファミリーマート 409万フォロワー
6.任天堂株式会社 221万フォロワー
7.ケンタッキーフライドチキン 209万フォロワー
8.コカ・コーラ 162万フォロワー
9.SUNTORY(サントリー) 158万フォロワー
10.アサヒビール ASAHIBEER 150万フォロワー

ランキング上位の企業はどこも聞き覚えがあり、生活に関わっているのが特徴です。
どの企業もユーザーの興味を惹くようなお得な情報やキャンペーン、新商品の情報などを工夫して打ち出しています。ターゲット設定を明確にして、効果的にツイートしているのです。

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X (Twitter)ランキング:コンビニ編

自社のアカウントを成果につなげたいと思っているのならば、X (Twitter)ランキングを参考にするのがオススメです。X (Twitter)ランキングの上位層には、必ず自社アカウントから成果につなげるための秘密が隠されています。

主にアカウントの概要とフォロワーが多い理由について掘り下げていきますので、自社のアカウントの運用方法について模索してみましょう。

1. ローソン

ローソンのアカウントはすさまじい人気を誇っていると言えるでしょう。まさに、企業のX (Twitter)アカウントの理想形と言えるかもしれません。フォロワー数は堂々の660万人で、企業のアカウントの中で1位に輝いています。

まずポイントとなってくるのが、X (Twitter)アカウントでの発信は、「あきこちゃん」というキャラクターが発信していることになっている点です。これも巧みな戦術で、かわいらしいキャラクターに情報を発信させることによって、一気に親近感が高まるのです。

また、国民に馴染み深いコンビニエンスストアのアカウントということで、より相乗効果を発揮しているとも言えます。さらに、あきこちゃんのバックグラウンドについてもある程度掘り下げていて、「大学2年生。ローソンX (Twitter)店勤務。ユニフォームがかわいいのでローソンでアルバイトを始めた。」と設定されています。これによってユーザーは、より情報に入り込むことができるのです。

具体的にどんな情報が発信されているかといえば、新商品情報や割引情報などです。人気の秘訣は、やはり「あきこちゃん」というキャラを作った点でしょう。このキャラのおかげで、企業と個人という間の壁を良い意味で崩してくれています。さらに、アカウントのアイコンについても、企業ロゴだけではなく、あきこちゃんの画像とロゴのセットになっている点も注目です。これはしっかりと参考にしたいポイントではないでしょうか。

しかし、いくらキャラがかわいいからといって、ユーザーにとってメリットのあるアカウントでなければなりません。ローソンの場合は、さすがはランキング1位なだけあってその点も押さえています。定期的にキャンペーン情報や割引情報が発信されますので、このアカウントをフォローしているおかげで得をすることができたと、ユーザーに印象づけることができるのです。

また、何がメリットなのかわかりやすく伝えている点も大きいでしょう。ポイントになってくるのが、基本的にすべてのツイートが画像や動画、Webサイトリンク付きで投稿されているので、とてもわかりやすい点です。

2. セブン-イレブン・ジャパン

コンビニ編のランキング2位は、セブン-イレブン・ジャパンです。
ローソンのフォロワー数には及ばないものの、435万というフォロワー数は圧巻の数字と言えるのではないでしょうか。セブン-イレブン・ジャパンのアカウントの特徴は、フォロワー参加型のアカウント運営です。

このアカウントのツイートを確認してみると、一般ユーザーの投稿のリツイートが多いことがわかります。セブン-イレブン・ジャパンについて利用者がどのように思っているのかをダイレクトに伝えているのです。これをすることによって、利用者の生の声がフォロワーに伝わるというメリットがありますし、それだけではなく、フォロワーを、そして利用者を大切にしているという姿勢を垣間見ることができるのです。

また、セブン-イレブン・ジャパンは特定の商品を集中的にツイートするピンポイントの戦略が目立ちます。こうすることによってロングセラー商品を作り出している点もこれからアカウント運用を始める企業は参考にしたいところではないでしょうか。

3. ファミリーマート

ファミリーマートもフォロワー数は409万フォロワーとなっていて、膨大な数字と言えるでしょう。ファミリーマートも、ローソンと同様にX (Twitter)上にキャラクターを作っています。それが「日々野優」というキャラで、SNS全般を担当していることになっています。このキャラクターがおすすめの商品を紹介したり、お得なキャンペーンを紹介したりしています。

ファミリーマートもローソンと同じく、コンビニのX (Twitter)アカウントとしては、王道的な使い方をしていると言えるでしょう。

X (Twitter)ランキング:飲食店編

続いて、飲食店のX (Twitter)ランキングをご紹介します。
こちらも飲食店の上位アカウントを取り上げて、アカウントの概要とフォロワー数が多い理由について掘り下げて解説していきます。

1. スターバックス コーヒー

スターバックスコーヒーもX (Twitter)の活用が非常に上手な企業として知られています。その証拠に第4回ソーシャル活用売上ランキングでは1位を獲得しているのです。

スターバックスの人気の秘訣は、ユーザーの想像力を刺激する点です。基本的には、新商品やお得なキャンペーン情報といった、どこのアカウントもやっているような情報が多くなります。しかし、スターバックスの場合は、ここに一工夫して、その商品を使って、ユーザーがどんな時を過ごすことになるのかを連想させるツイートを多く発信しているのです。

そうすることによって、「スターバックスを利用する自分」というのを利用者に想像させ、フォロワーの獲得に繋げています。まさにSNS巧者の戦略と言えるでしょう。その結果、フォロワー数は551万人というすさまじい数字になっています。

2. マクドナルド

マクドナルドのフォロワー数は443万人です。
だれもが知っているファストフード店にふさわしい数字と言えるでしょう。マクドナルドのX (Twitter)運用方法は、量の力で圧倒する戦法とも言えます。とにかく1日の平均ツイートが多いことで知られており、フォロワーにマクドナルドという存在を忘れさせません。

これだけのツイート数で文章が多くなってくると、通常はユーザーもわずらわしさを覚えますが、マクドナルドの場合は、画像や動画中心のツイートなので、ユーザーにとっても楽しみやすい工夫がされています。

テレビCMをただ流すだけではなく、Twitterオリジナルバージョンを投稿するなど、ここでしか見られないコンテンツでアピールしている点も注目です。

3. ケンタッキーフライドチキン

ケンタッキーフライドチキンのフォロワー数は209万人です。
スターバックスやマクドナルドにはやや押されているものの、それでもかなり影響力の強い数字だと言えるでしょう。ツイートの画像や動画からすぐに割引額がわかる、ユーザー目線の情報発信が特徴です。

また、母の日やこどもの日といった、特別なイベントのときに強烈にアピールする選択と集中も上手に活用しています。

X (Twitter)ランキング:番外編

続いては番外編のランキングです。
こちらもアカウントの概要とフォロワー数が多い理由に注目して紹介していきます。

アサヒビール ASAHIBEER

アサヒビールのフォロワー数は150万フォロワーになっています。
これまで紹介したアカウントは、正攻法のSNSマーケティングを取っている企業が多かったです。一方、アサヒビールのアカウント運用は奇策になっていて、X (Twitter)でのコミカルなやり取りが楽しめるアカウントです。

アサヒビール×ファミチキ先輩のコラボなど、他社との絡みにおいても非常に注目を集めています。

NHK広報局

NHKといえば、お堅いイメージをしてしまう人が多いのではないでしょうか。そんな現状を打破するかのごとくNHK広報局が行っているのが、ギャップを利用したゆるツイートです。世間が持つイメージとは逆の意外性を活用して注目集めている例です。

人気企業アカウントの共通点

さまざまな企業の人気アカウントをご紹介してきましたが、ここでは人気企業アカウントの共通点を分析してみたいと思います。ぜひ、自社のアカウント運用でも再現してみてください。

ユーザーとの距離が近い

ユーザーとの距離が近いことは、企業のX (Twitter)アカウントにおいて非常に重要なポイントです。ユーザーと企業の壁を取り除くようなツイートをしている点も共通しています。
これは企業の人気アカウントには必ず見受けられる点になるので、必ず情報発信に親近感を盛り込むようにしましょう。

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季節やイベントなどのリアルタイム性を意識

ユーザーとの距離を近くしたら、今度は季節やイベントなどのリアルタイム性を意識して、お得な情報を発信しましょう。
リアルタイム性を重視することによって、ユーザーがその商品を利用する自分を想像をしやすくなります。ここを連想してもらえれば、売上などの成果につながる可能性も高くなってくるでしょう。

お得なキャンペーンを実施

フォロワーの獲得や新商品の認知拡大などを目的として、X (Twitter)キャンペーンを実施している企業は多いです。もちろん日々の運用は重要ですが、これらのキャンペーンによって注目度を一気に集めることも可能です。

X (Twitter)キャンペーンは、ユーザーとの距離も縮まりますし、さらにはユーザーにお得感を与えることもできます。

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まとめ

X (Twitter)の企業アカウント人気ランキングを解説しましたが、いかがでしたでしょうか?自社のアカウント運用において再現できる点も、いくつかあったのではないでしょうか。

それぞれ今回紹介した企業はフォロワー数の多い人気アカウントですが、特別で奇抜なことをやっているわけではありません。やはり人気アカウントを作るためには、基本を押さえて地道に活動することが重要です。

本記事の内容が、少しでもお役に立てていれば嬉しいです!

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