今やキャンペーンもインスタントに実施できる

最初のインスタントであるインスタント麺が出てからすでに半世紀以上たった現在、インスタントに、つまり時間をかけずにできる活動はネット上においても広がりつつあります。 インスタントに写真をアップすることができるInstagramなどは、その最たるものです。 その名の通り、スマホで撮影した写真をそのままスマホアプリからアップロードして手軽にシェアできることが、運営上の重要なコンセプトの一つとなっていることはいうまでもないでしょう。 このようなネット上においてみられるインスタントな活動の中でも、昨今マーケティング戦略の一つとして注目を集めているのは、Twitterなどで実施できるインスタントウィンと呼ばれるキャンペーンです。 今回は、このインスタントウィンがどんなものであるか、またその有効性などについて説明します。

インスタントウィンとは

インスタントウィンとは、ユーザーが応募したら即座に結果が判明するキャンペーンです。 棒アイスの当たりくじや飲料に貼られたシールくじ、自販機のスロットくじなどに見られるように、ユーザーが参加するのにほとんど手間がかからず、気軽に魅力的な景品を狙うことができることを特徴としています。 最近では、QRコードを記載してネット上のキャンペーンサイトに誘導し、シリアルナンバーなどの識別情報を入力すると即座に結果が判明するなど、オンライン上で実施されるインスタントウィンも存在します。 その中でも注目を集めているのが、Twitterを活用したインスタントウィンキャンペーンです。

製品購入すら不要なTwitterでのインスタントウィン

従来のインスタントウィンキャンペーンのほとんどが、最低限の条件として製品の購入を必須としていました。 これに対し、一線を画しているのが、Twitterで実施されるインスタントウィンキャンペーンです。 Twitterにおける対象アカウントをフォローし、そのアカウントの対象ツイートをリツイートすることで、即座に自動返信やDMとして結果を受け取ることができるのが、このキャンペーンの特徴です。 場合によってはアカウントのフォローが不要であることもありますが、利用者に拡散してもらうことが、キャンペーンの参加条件である点は、最も基本的な特徴となっています。 日本では、2016年4月に実施されたコカ・コーラ社のヨーグルスタンドの事例が、マーケッターの予想を大きく上回る大成功だったことを皮切りに注目されるようになりました。 現在では、マクドナルドやローソン、コカ・コーラのライバルであるペプシなど、多くの企業がこの手法をキャンペーンに取り入れています。

インスタントウィンの有効性

このように、今や商品を購入することすらなくキャンペーンに参加することができるようになったインスタントウィンですが、その有効性を見ていきましょう。 先に上げたヨーグルスタンドの例では、新たに開発したブランドであるヨーグルスタンドの知名度を向上させることを目的としてキャンペーンが実施されました。 キャンペーンの対象ツイートは累計で約27万件拡散され、キャンペーンの参加者は約10万人、平均参加回数は約5回とリピート率にも優れた結果が現れたため、このキャンペーンはTwitterを活用した宣伝の中でも有数の成功事例になったといえるでしょう。 実際、Twitter Japanの調査によると、ブランドリフト、すなわちブランドの知名度向上効果においては、世界的にも上位1%に入るほどの大きな成功を収めたとされています。 この事例からもわかるように、Twitterを用いたインスタントウィンは、拡散性に優れていることが特徴です。 このため、うまく活用できれば、ユーザーに拡散してもらうことによって、知名度や好感度の向上を図る効果が見込めます。

インスタントウィンで注意すべきこと

特にTwitterを活用したインスタントウィンで最も重要になるのは、ユーザーに拡散してもらうことであり、そのためには、拡散したい、つまりキャンペーンに参加したいと思わせることが重要になります。 Twitterでは投稿字数の規制もあることから、伝えられる情報には一定の制約が存在します。 その制約を超えてユーザーに届くようにするためには、シンプルでわかりやすいキャンペーンメッセージを打ち出すことやユーザーの期待感をうまくかき立て、ハズレが出てもまたキャンペーンに参加したいと思わせることが重要です。 また、インスタントウィンで景品にできる製品にも、一定の制限があることに注意する必要があります。 通常、インスタントウィンは景品表示法上のクローズド懸賞に該当します。 このため、取引価格にもよりますが、当たり景品は最大でも10万円以内にしなければなりません。 端的にいうと、飲食品など、比較的手軽に購入できる製品には向いている一方、高価な家電製品や家具などの製品を、そのままインスタントウィンの景品にすることはできないということです。 ただし、キャンペーンの内容によっては製品紹介キャンペーンの一環として、紹介者に対して提供される謝礼の一種と解釈することができる可能性があります。 この場合は取引を伴わないと判断されるため、景品表示法上の景品には該当せず、少なくとも同法によって景品価格が規制されることもありません。 判断に迷う場合は、法律家や政府機関に関連する法律などについてキャンペーン実施前に問い合わせ、法令を遵守したキャンペーンを展開するようにしましょう。

インスタントウィンを有効活用して製品を広めよう

特にTwitterで実施されるインスタントウィンは拡散性に優れ、ブランドの知名度向上などの効果が見込めることがわかりました。 注意するべき点を意識し、ユーザーにきちんと届くメッセージを発信できれば、その効果は十万人単位にも及ぶ、大きなものとなります。 広めたい製品やサービスがある場合、積極的にユーザーに拡散してもらえるように、うまくインスタントウィンを有効活用しましょう。



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