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X (Twitter) 企業アカウントの成功事例5選!1週間で約1万人フォロワー増加した事例あり

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自社でX (Twitter) アカウントを運用しているけれど、フォロワー数やエンゲージメント数が伸び悩んでいる。そのようなマーケターは多いのではないでしょうか?

そこで今回は、実際に効果の良かった施策の事例や、成功しているX (Twitter) 企業アカウントの共通点、運用上の注意点などをご紹介しますので、ぜひ自社のX (Twitter) アカウント運用の参考にしてみてください。

 

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企業がX (Twitter) 運用に力を入れる理由

企業はなぜ、費用や時間をかけてX (Twitter) アカウントを運用するのでしょうか?それは、X (Twitter) には以下のメリットがあるためです。

 

・他のSNSと比較してアクティブユーザー数が多いから
・圧倒的な情報拡散力を持ち、商品やサービスの認知拡大に効果的だから
・ユーザーと近い距離で繋がることができ、ファンの獲得に繋がりやすいから

 

1つずつ見ていきましょう。

他のSNSに比べてアクティブユーザー数が多い

日本のSNS別アクティブユーザー数

X (Twitter) は主要SNSの中で最もアクティブユーザー数が多いSNSです。その理由として以下が挙げられます。

【他SNSと異なる特徴】
・テキストのみで気軽に投稿することができる
・リアルタイムな情報が行き交い、情報収集として有効なSNSである
・企業アカウントがお得なキャンペーンを頻繁に行なっている

 
【他SNSより早い導入】(参考サイト:ツギノジダイ/Grab/TikTokSNS別日本への導入開始月

他のSNSとは異なった特徴を持ち、ユーザーにとって欲しい情報が多く集まるSNSであることや、他のSNSと比較をして導入時期が早かったことが多くのアクティブユーザー数を誇る理由と言えるでしょう。

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ファンの獲得に繋がりやすい

よく企業アカウントがユーザーに質問を投げかけたり、アンケートを取ってユーザーとコミュニケーションを行なっているのを目にしたことはありませんか?

X (Twitter) はコミュニケーションツールとして馴染みがあるSNSであるため、一方的な情報発信だけで終わらせずにユーザーとコミュニケーションをとることで、ファンの獲得に繋がりやすいです。

圧倒的な情報拡散力を持ち認知拡大に効果的

X (Twitter) が圧倒的な拡散力を持つ理由は以下が挙げられます。

 

・X (Twitter) には投稿をシェアできるRT機能がある
・自社が発信した投稿にいいねをされるだけでも投稿が拡散される可能性がある
・特定のKWが瞬間的に多く投稿されればトレンド入りする可能性がある

 

つまり、ユーザーに何かアクションをしてもらう仕組みを作ることができれば、短期間で情報拡散をすることもできるのです。そこで企業が用いる情報拡散方法の一つとして、X (Twitter) キャンペーンを実施するという方法があります。

フォロー&RTキャンペーンは、その代表的な例で、リツイートされることで効率的に情報を拡散させることが可能です。さらに、その場ですぐにキャンペーンの当落結果がわかるインスタントウィン形式にすれば、ユーザーの参加意欲を高めることもできます。

弊社が提供しているX (Twitter) キャンペーンツール「Shuttlerock BBF」を利用すれば、このような効果的なキャンペーンを簡単に実施することができます。

X (Twitter) キャンペーンツール「ShttlerockBBF」は、以下のページより詳細のサービス内容をご確認ください。

X (Twitter) キャンペーンツール

X (Twitter) 企業アカウント 成功事例5選

X (Twitter) では、知名度に自信がないブランドであっても、コツを掴んで運用を続けていれば人気のアカウントへ発展することは十分にあり得ます。

人気のアカウントとなれば、自社の商品やサービスを紹介した際、多くのユーザーに興味を持たれやすく、売上に繋がることも夢ではありません。

ここからは、実際に高い実績を残した事例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 日本サニパック|1週間で約1万人のフォロワー獲得

■日本サニパック株式会社

【目的】
・フォロワー増加

【キャンペーン概要】
・20日間毎日実施
・フォロー&リツイートキャンペーン
・とって付きのハロウィン袋が、毎日10名に抽選でその場で当たる

【キャンペーンの成果】
サニパックの公式X (Twitter) は当キャンペーン実施の3ヶ月前に開設され、キャンペーン開始時にはフォロワーが約150名のみでした。しかし、キャンペーン開始後1週間でフォロワー数1万人超えを達成。キャンペーンの実施目的であるフォロワー数の増加を達成することができました。

 

ポイント
・その場で当たるインスタントウィンキャンペーンを行ったこと
・外れた場合でも、Wチャンスとして2,000円相当の賞品が抽選で当たる設計にしたこと

 

今までは、後日結果が分かる形式でキャンペーンを行なっていたため、ユーザーが応募してから抽選結果を知るまでに時間がかかっていました。

しかし、すぐに抽選結果が分かる形式(インスタントウィン)に変えることで応募者数を圧倒的に伸ばすことができました。また、Wチャンスとしてユーザーに再度プレゼント当選のチャンスを作ったことで、ユーザーの期待値を上げることに繋がりました。

2. ブルボン|1ヶ月の平均エンゲージメント数の約3倍を獲得

■株式会社ブルボン

【施策】
新商品の情報を投稿

【成果】
平均エンゲージメント数(1投稿あたり)の約3倍を獲得した
(計測期間1ヶ月/タレントを起用した投稿はカウントから除く)

 

ポイント
・新商品の告知を一方的な情報発信で終わらせずに、「食べたいと思ったらRTしてね」というようにユーザーからアクションをしてもらうよう促した
・RTをしてほしいことを分かりやすく伝えるため、画像内に目立つデザインで訴求した

 

ブルボンは普段からユーザーのアクションを促すよう、クイズやアンケートなどの投稿を多く行なっていますが、本投稿はその中でも「食べたいと思ったらRT」とユーザーにしてもらいたいことを分かりやすく訴求しています。

「新商品が発売したから買ってね!」という一方的な情報発信ではなく、ユーザーからのアクションを求める投稿を行うことはファンの獲得にも繋がりますので、参考にしたい運用方法と言るでしょう。

3. バッファロー|1施策でトレンド1位を獲得

■株式会社バッファロー

【目的】
新商品であるWi-Fiルーターの認知拡大・商品理解

【キャンペーン概要】
・5日間毎日実施
・カンバセーションボタンを活用し、日毎にボタン内のテキストを変更した
・応募条件はアカウントのフォローと、画像下部のボタンを押すことで自動生成されるハッシュタグ付き投稿をツイートすること

X (Twitter) キャンペーン成功事例

【キャンペーンの成果】
・フォロー&リツイートキャンペーンではないものの、合計6,500以上もリツイートされた
・カンバセーショナルカードで指定したハッシュタグ3つにおいてX (Twitter) トレンド1位を獲得
 トレンド1位を獲得したハッシュタグ
 #そろそろ買い替えたいもの
 #最近使っているスマホの機能
 #最新ルーターほしい

 

ポイント
・Wi-Fiルーターという魅力的な自社商品を賞品に選んだこと
・指定ハッシュタグのお題が、すぐに思いつき、投稿しやすいものだったこと
・カンバセーションボタンの活用でハッシュタグが自動生成されるため、ユーザーの投稿する手間を最小限にしたこと

 

魅力的な賞品と参加ハードルの低さは、キャンペーンを成功させるにあたって重要なポイントです。

現在はX (Twitter) の管理画面からカンバセーションボタンを作成する機能が廃止されたため、カンバセーションボタンを使った投稿を行うことは難しくなりましたが、Shuttlerockが提供している「ShuttlerockBBF」では使用することが可能です。(※条件をクリアしたアカウントのみ使用可能)

▼詳細を見る▼

シャトルロックジャパン、Shuttlerock BBF管理画面からカンバセーションボタン付きのツイート作成機能をリリース

4. SANYO|応募総数約8万7500件を獲得

■株式会社三洋物産様、アイマリンプロジェクト

【目的】
新曲ミュージックビデオの視聴・認知拡大

【キャンペーン概要】
・株式会社三洋物産様とアイマリンプロジェクトの企業コラボ
・キャンペーン期間中は、9,041円分のQUOカードPayが毎日3名に当たる
・両方の企業アカウントをフォローして、対象ツイートをRTでキャンペーンに参加

【キャンペーンの成果】
・キャンペーン応募者数約8万7500件

 

ポイント
・参加ハードルの低いフォロー&RTキャンペーンを実施
・インスタントウィンキャンペーンによる参加意欲の向上
・特別感があり、汎用性の高いQUOカードPayを賞品に選んだこと

 

ユーザーが簡単に参加できるフォロー&RTキャンペーンを実施した点が大きなポイントです。リツイートにより情報が拡散され、ミュージックビデオの視聴数を増やすという目標も達成されました。

また、限定のアイマリンデザインのQUOカードPayを賞品に用意したことで、特別感が生まれ参加意欲の向上に繋がりました。その場で結果が分かるインスタントウィンの形式にした点も、成功のポイントといえるでしょう。

5. NTTドコモ|フォロワー数が1年間で20万人増加

■株式会社NTTドコモ

【目的】
フォロワーの獲得

【施策】
・コミュニケーションに重点を置いた様々なキャンペーンを実施
・フォロー&RTキャンペーンのようなユーザー参加型の施策を実施

【施策の成果】
・1年間で20万人のフォロワーが増加

 

ポイント
・ユーザーとのコミュニケーションに重点を置いたこと
・参加ハードルの低いフォロー&RTキャンペーンなどを実施したこと

 

NTTドコモの運用担当者は、X (Twitter) におけるユーザーとの距離を感じていたため、コミュニケーションが取れる様々な施策を実施してきました。上記のフォロー&RTキャンペーンは、その施策のうちの一つです。

1年間で20万人ものフォロワーを増やしたという実績は、他に類を見ないため、間違いなく企業アカウントの成功事例といえるでしょう。

成功しているX (Twitter) 企業アカウントの共通点4つ

ここでは、X (Twitter)の運用に成功している企業アカウントの共通点について解説していきます。

どのような点に力を入れているのかを理解して、自社のアカウント運用に役立ててください。

定期的にキャンペーンを行なっている

多くのユーザーに情報を届けるためX (Twitter) を運用しているのに、フォロワーが増えず投稿を見てくれるユーザーが少なければ、いくら毎日投稿をしたりクオリティの高い画像を投稿したとしても、かけたコスト(時間や人件費)程の効果は見込みにくいです。

そのため、フォロワーを増やし続けるにはユーザーからフォローをしてもらうきっかけづくりが必要です。

フォロワー10万人以上を抱えている企業アカウントは、定期的にキャンペーンを行なっているケースが多いです。キャンペーンを行うことでフォローのきっかけを作り、フォローしてくれたユーザーをファンにしていくという運用方法を多くのアカウントが取り入れています。

 

ポイント
定期的にキャンペーンを実施することが、企業アカウントの成功に繋がる

 

ユーザーにとって有益な情報を発信している

X (Twitter) 企業アカウントをフォローする理由 

上記のグラフから分かるように、ユーザーが企業アカウントをフォローする理由は「有益な情報を発信してくれるから」が最も多いです。

例えば、ひとつ前でお伝えしたお得なキャンペーンの情報や、自社商品を使ったレシピなど、ユーザーがアカウントをフォローしていて価値があると感じる投稿を行うことが重要です。

企業の一方的な情報発信だけではない

例えば新商品をPRしたい場合、「〇〇発売しました!みんな買ってね!」と投稿しているのをよく目にするかと思いますが、X (Twitter) 運用が上手なアカウントは別の方法で商品を訴求します。

X (Twitter) 運用において情報拡散が特に重要になるため、「気になると思った人はRTしてね」や、キャンペーンと絡めてユーザーに拡散をしてもらうなど、ユーザーにアクションを促すような投稿を行なうと、ユーザーが投稿に対してアクション(RTやコメントなど)をしやすくなるのでおすすめです。

また、ユーザーからきたコメントに返信をしたり、フランクな口調でユーザーに質問を投げかけたりして、近い距離で繋がることを意識することがファンの育成には重要なポイントです。

 

ポイント
X (Twitter)のユーザーとコミュニケーションを取ることを意識しよう

X (Twitter) のトレンドを意識している

X (Twitter) でよく話題にあがるのが「〇〇の日」など、記念日と絡めた投稿です。

#母の日 や#クリスマス などメジャーな記念日の他にも、#旅の日#ゴミゼロの日 なども注目されており、実際2022年にはトレンド入りをしていました。話題性の高いトレンド入りしたキーワードを使用することで、ハッシュタグからの流入も見込めるためおすすめです。

X (Twitter) 企業アカウント運用の注意点3つ

ここでは、X (Twitter)の企業アカウントの運用する際に、意識しておきたい3つの注意点について解説していきます。

X (Twitter) の公式ルールに注意する

X (Twitter) を安全に運用するために、公式のルールに従いましょう。また、キャンペーンを行う上でのガイドラインも公開されています。

情報拡散やフォロワー獲得を目的にキャンペーンを行っても、ガイドラインに違反してしまうとX (Twitter) の利用が制限されてしまい、運用を続けることすらも難しくなってしまう可能性があるため、禁止されていることは行わないよう注意しましょう。

炎上を避ける

事実とは異なることや、政治・宗教などセンシティブな発言をしてしまうと炎上のきっかけになります。

企業として発信する情報として正しいか、誤解を生まないかなど慎重に考え投稿するようにしましょう。また、炎上を避けるためにも一人で投稿をするのではなく、複数人で確認をしてから投稿するとよりリスク回避になるでしょう。

なお、企業アカウントが炎上する原因や事例、対策などに関しては、以下のページで解説しておりますので、ご確認ください。

企業SNSの炎上の原因と事例、企業が取るべき対処法と防止策を解説

アカウント凍結に注意する

アカウント凍結される理由  が公開されているので確認するようにしましょう。

例えば、以下の行為が対象になると言われています。

 

・スパム
・セキュリティが危険な状態にあるアカウント
・攻撃的なツイートや行動

 

特にアカウントが凍結される多くの原因は、スパム行為または明らかな偽装であると公言されているため偽装はもちろん、同じ投稿を行なったり、同じ行動(フォローやいいねをし続ける)などは行わないよう注意しましょう。

まとめ

ここでは、X (Twitter) 企業アカウントの成功事例について解説してきました。

X (Twitter) 運用を上手く行なっている企業には、共通点が多くあります。運用がうまくいっていないと感じた場合は、競合のアカウントやフォロワー数が多いアカウント、ユーザーと密にコミュニケーションをとっているアカウントなどを参考に、運用方法を真似することが成功の近道になるのかもしれません。

本記事で紹介した企業は全て運用に力を入れていているので、ぜひ自社のX (Twitter) 運用の参考にしてください。

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