X (Twitter)

キャンペーン

X (Twitter) レシートキャンペーンとは?やり方や成功のコツ、事例を解説

    記事をシェアする

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • Linkedin
  • はてなブックマーク

X (Twitter) で実施されているマストバイキャンペーンにおいて、特に人気が高いのがレシートキャンペーンです。

X (Twitter) を利用することで、ユーザーは簡単にキャンペーンに応募できることから、多くの参加者が集まりやすいためです。

そこで、X (Twitter) レシートキャンペーンの基本とやり方、成功させるポイントや企業事例などを解説していきます。

 

 

X (Twitter) レシートキャンペーンとは?

X (Twitter) レシートキャンペーンとは、対象商品の購入レシートを写真で撮影し、その画像をDMで送ることが応募条件となっているマストバイキャンペーンのひとつです。

対象の商品を購入することが条件のため「直接的に商品の購入を促すことができる」というようなメリットがあります。

また、商品を指定するのではなく「〇〇円以上のレシート」というような条件を設定するケースも良く見られます。

X (Twitter) レシートキャンペーンのメリット

ここでは、参加者側と実施する企業側の両側面から、レシートキャンペーンのメリットについて解説していきます。

【1】参加者側のメリット

X (Twitter) レシートキャンペーンの参加者にとってのメリットとして、以下の3点を挙げることができます。

 

1. 応募時に個人情報が不要
2. 画像応募で、レシート保管が不要
3. DMの画像送付で応募が簡単

 

それぞれの詳細を、解説していきます。

1. 応募時に個人情報が不要

専用のハガキや応募用紙にレシートを貼付して応募する場合、自分自身の氏名や住所などの個人情報を記載する必要があります。

しかし、X (Twitter) レシートキャンペーンは、DMでレシート画像を送信するため、参加時に氏名や住所の個人情報は一切不要になります。

プライバシーや個人情報の保護が注目される現代において、参加時に個人情報を提供する必要がない点は、参加者にとって大きなメリットと言えます。

2. 画像応募で、レシート保管が不要

レシート原本を送付する必要がある場合、レシートを無くさないために、保管して置かなければいけません。

ただ、X (Twitter) レシートキャンペーンであれば、スマホのカメラ機能などで撮影した画像で応募できるため、レシート原本を保管する手間が省けます。

手軽に応募できるため、参加者にとっては大きなメリットでしょう。

 

ポイント

参加のハードルが低いほど、多くの応募者が集まります

3. DMの画像送付で応募が簡単

DMで画像を送るだけのX (Twitter) レシートキャンペーンは、専用のハガキや応募用紙を用意する必要がありません。

さらに、郵送のための切手代や、投函の手間なども省けるため、参加者にとってはメリットが多いのです。

スマホだけで完結できるほど簡単に応募できるため、参加のハードルが大きく下がります。

【2】企業側のメリット

主催者側である企業のメリットとして、以下のような項目が挙げられます。

 

1. 直接的に購買を促せる
2. 個人情報管理の簡素化
3. レシートチェックの負担軽減

 

それぞれの詳細を、解説していきます。

1. 直接的に購買を促せる

特定の商品の「購入レシート」という条件を設けることで、直接的に商品の購入を促せることは、企業にとって大きなメリットです。

例えば、新商品をリリースした直後で、販売数を加速させたいタイミングです。ピンポイントで商品を指定できるので、このような効果を得ることができるのです。

さらに、リポストキャンペーンも行うことによって認知拡大も狙えるため、商品の認知拡大から購買を、X(Twitter)の施策で完結させることも可能です。

このように、X (Twitter) レシートキャンペーンは、企業にとって多くのメリットがあるのです。

2. 個人情報管理の簡素化

ハガキでの参加の場合は、参加者全ての応募者の氏名や住所などの個人情報が記載されたハガキを企業は適切に管理しなければいけません。

しかし、応募の際に氏名や住所といった個人情報が不要であるX (Twitter) レシートキャンペーンは、当然ながら個人情報の管理が必要ありません。

賞品を郵送して当選者に送るケースであっても、当選者のみに個人情報を提供してもらえば良いので、管理が必要な個人情報は最小限で済むのです。

 

ポイント

個人情報の管理を最小化すれば、担当者の手間を大きく省けます

3. レシートチェックの負担軽減

応募ハガキなどでレシートを送付してもらう場合、全ての応募ハガキを手に取って、それぞれを確認していく必要があります。

しかし、X (Twitter) レシートキャンペーンであれば、パソコンからX (Twitter) にログインしてDMを確認できるため、作業が簡潔になります。

さらに、X (Twitter) のキャンペーンツールのなかには、レシート画像を自動で判定できる機能が備わったサービスのもあります。

なお、弊社が提供する「レシート応募キャンペーンツール」も、OCR(自動画像判定機能)により、レシート画像の自動判定が可能なサービスです。(※画像の読み取り成功率は約 80%)

例えば、レシートの合計金額や指定商品を購入しているかチェックし、条件を満たしているかを自動で判定します。これにより、大幅に担当者の負担を軽減することが可能になります。

X (Twitter) レシート応募キャンペーンツールの詳細は、以下のページよりご確認ください。

Twitterレシートキャンペーンツール 紹介 マストバイキャンペーン

 

X (Twitter) レシートキャンペーンのやり方

X (Twitter) レシートキャンペーンの実施手順は、以下の3つのステップに分けることができます。

 

STEP1. キャンペーンの全体設計
STEP2. キャンペーンの告知と実施
STEP3. 分析と効果測定

 

それぞれの詳細を、解説していきます。

STEP1. キャンペーンの全体設計

キャンペーンを実施する目的や企画内容、対象レシートの条件、賞品、実施期間などを設計していきます。

特に、実施する目的が曖昧の場合、思うような成果が得られないケースが多いです。

例えば、「新商品の認知拡大」や「商品の購買促進」というように、キャンペーンを実施する目的を明確にしましょう。

 

ポイント

最初に目的を明確に定めてから、キャンペーンの全体を設計していきましょう

STEP2. キャンペーンの告知と実施

キャンペーンの告知を実施して、実際にキャンペーンを実施していきます。

告知の手段として、X (Twitter) による告知はもちろん、コーポレートサイトやメルマガ、他のSNSなどの媒体を有効に活用すると良いでしょう。

また、DMで送られてきたレシート画像をチェックする作業は、参加数によっては担当者にとって負担になる可能性があります。前述した「キャンペーンツール」の導入を検討しましょう。

STEP3. 分析と効果測定

キャンペーン終了後は、必ず分析と効果測定を行って、次回以降のキャンペーンの精度を高めていきましょう。

X (Twitter) には無料で利用できる「アナリティクス」がありますので、エンゲージメントやインプレッションの数値は、必ず確認するようにしましょう。

なお、「X (Twitter) アナリティクス」の見方や分析方法に関しては、以下の記事で解説しておりますので、あわせてご確認ください。

X(Twitter)アナリティクスの基本!見方や分析・活用方法を解説

X (Twitter) レシートキャンペーン 企業事例

ここでは、企業が実施したX (Twitter) レシートキャンペーンを、事例として紹介していきます。

事例1. プリマハム株式会社様

プリマハム様が実施したレシートキャンペーンの事例です。

2つの参加方法があり、一つがアカウントのフォローと、対象投稿をリポスト。もう一つが対象商品800円以上購入のレシート画像をDMで送付することが参加条件となっています。

レシート投稿キャンペーンの賞品を、特別感のある「東京ディズニーシー貸切プライベート・イブニング・パーティーご招待」としているため、フォロー&リポストより参加ハードルが高くても、参加したくなる賞品設計となっています。

また、キャンペーン応募の際の対象商品が自社商品のため、直接購買を促している事例と言えます。

事例2. ほっともっと(株式会社プレナス様)

お持ち帰り弁当のチェーン店である「ほっともっと」のレシートキャンペーン事例です。

 

アカウントのフォローと、900円以上購入レシートの画像送付が参加条件として設定されました。店舗で利用できる電子マネー10,000円分が、抽選で当たるキャンペーン。

キャンペーン期間中は何度でも応募できるため、消費者の来店意欲の向上に繋がります。さらに、電子マネーによって、当選者のリピート来店を促せるレシートキャンペーンとして実施されました。

X (Twitter) レシートキャンペーンを成功させるコツ

ここでは、X (Twitter) レシートキャンペーンを成功させるポイントについて解説していきます。

1. 魅力的な賞品の準備

X (Twitter) のユーザーがキャンペーンに応募する目的は、もちろん「賞品」です。

そのため、ユーザーが店舗に足を運び、対象商品を購入して貰えるほどの魅力的な賞品が望ましいと言えます。

例えば、先程の事例でも利用されていた「ギフト券」や「電子マネー」といったソーシャルギフトは、ユーザーが好きな商品を購入できるため人気が高いです。

なお、ソーシャルギフトの送り方や活用事例、おすすめのギフトなどは、以下の記事で解説しております。

X (Twitter) のギフトの送り方!メリットやおすすめギフト、活用事例を紹介

2. キャンペーンツールを活用する

送られてきたレシート画像の全てに目を通す作業は、非常に大きな負担になります。そのため、キャンペーンツールを活用することは、必須とも言えるでしょう。

OCR(自動画像判定機能)によるレシート画像の自動判定のみならず、他にもキャンペーンに役立つ様々な機能が利用できるためです。

例えば、弊社が提供する「レシート応募キャンペーンツール」では、効率化や負担の軽減に繋がる以下のような機能を備えています。

 

■DMを一斉送信できる機能
 当選者にDMを一斉に送信することができます
■レシートの重複をチェックする機能
 送付したレシートの重複をチェックできます
■応募条件の自動判定
 購入日や金額といった応募条件に、一致するレシートを自動で判定します
■参加者データの一覧
 キャンペーン参加者の一覧を表示。CSVでのダウンロードも可能です

 

弊社の「レシート応募キャンペーンツール」の詳細は、以下のページよりご確認ください。

Twitterレシートキャンペーンツール 紹介 マストバイキャンペーン

 

3. X (Twitter) の特性を活かす

数あるSNSのなかでも、情報の拡散性に優れているのがX (Twitter) です。このような利点は、最大限に活用することを意識しましょう。

例えば、応募条件に「リポスト」を設定するだけでも、より多くのX (Twitter) ユーザーに情報を届けることができます。

X (Twitter) の特性やメリットを理解して、最大限に活用しましょう。

X (Twitter) レシートキャンペーンの注意点

ここでは、X (Twitter) レシートキャンペーンを実施する際の、幾つかの注意点について解説していきます。

景品表示法を遵守する

商品の購入を条件とするプレゼントキャンペーンは、景品表示法で景品(賞品)の最高額が定められています。

例えば、「懸賞に関わる取引の価額の二十倍の金額を超えてはならない」というように規定が設けられています。法規則の規定に違反しないためにも、必ず目を通すようにしましょう。

なお、「景品表示法」の詳細は、こちらから確認することができます。

レシート撮影の規定を明確にする

レシートに写すべき項目は、キャンペーンの規定で必ず明確にしましょう。

例えば、レシートの「購入日」と「合計金額」が分かるように撮影する、というようなルールです。

ルール規定や条件の説明が不十分な場合、応募者からのクレームに繋がるケースも考えられます。この点を考慮のうえ、十分な対策を実施しましょう。

まとめ

ここでは、X (Twitter) レシートキャンペーンの基本や実施方法、成功させるポイントなどについて解説してきました。

X (Twitter) レシートキャンペーンは、基本を抑えて実施することで、大きな成果を得ることができる施策です。

ここで解説した内容を正しく理解して、ぜひ自社でもレシートキャンペーンを実施してみてください。

記事をシェアする