YouTube広告

YouTube広告の種類まとめ!選び方や単価をプロが解説

YouTube広告には多くの種類があるのを知っていますか?

今の時代は動画広告、その中でもYouTube広告だ!
と思っても、立ち止まってしまうマーケティング担当者は多いのではないでしょうか。

一視聴者としては何気なく見ているYouTube広告ですが、いざ広告を出稿する側に立てば、さまざまな種類があると気付くでしょう。

YouTube広告を出稿するにあたっては、まずどういった種類があるのかを理解することが大切です。種類によって広告の単価や期待できる成果も異なるため、選択肢を理解したうえで目的に合う広告の種類を見極める必要があります。

本記事では、YouTube広告の各種類の詳細を動画広告・画像広告に分けて紹介し、目的に合った広告の選び方を解説していきます。YouTube広告をこれから始める方は、ぜひ参考にしてください。

 

YouTube広告の種類

YouTube広告の種類(画像参照:動画広告フォーマットの概要 – YouTube ヘルプ

YouTubeで一般の動画を楽しんでいると、広告が出るタイミングや長さ、スキップの可否などに違いがあるなと気付くのではないでしょうか。

多くの人が認識しやすいのは、動画を視聴する前のスキップできる広告、スキップできない広告、長めの動画を視聴した際に途中で入ってくる広告の3パターンくらいかもしれません。実際YouTube広告には、番外編を含めて動画広告で7種類、画像広告で2種類あります。

それぞれの種類で、配信場所やタイミング、長さやスキップの可否、課金形式や単価が異なります。それに応じて期待される成果も異なるので、自社の目的に合った成果を出すためには、それぞれの広告の種類と特徴をしっかりと理解しておくことが重要です。

目的に応じて最適なYouTube広告を選定することで、自社のブランディングや認知拡大から、購入・お申し込みのアクション獲得まで、目的に応じて的確に取り組むことができます。

YouTube広告の種類:動画広告

ここではYouTubeの動画広告として代表的な6種類と、番外編1つをご紹介します。

各種類の掲載場所・課金形式・相場単価や期待できる効果について紹介しますので、目的や予算に応じて選ぶ参考にしてください。番外編では、コンバージョン効果の高い動画アクションキャンペーンについても取り上げます。

1.スキップ可能なインストリーム広告

インストリーム広告は動画の始まりや終了時点、再生の途中で流れる広告です。スキップ可能な種類は、動画広告が5秒流れたところでスキップできます。関心を惹きスキップされなければ、より長くアピールができます。一方、最初の5秒しか目に入らないことも多いため、最初の5秒に何を流すかが勝負です。

課金方式は動画が1回再生されるごとに課金されるCPVで、単価の相場は30秒以上再生もしくは1クリックで2~25円ほどと比較的低コストです。

2.スキップ不可のインストリーム広告

インストリーム広告の中でもスキップ不可のタイプです。ユーザーがスキップできず、最後まで流れないと見たい動画が流れない仕様です。ただし、動画の長さは15秒間に限定されます。必ず広告動画を目にしてもらえる一方、ユーザーとしては見たい動画を邪魔されている感覚になり、広告主である企業側に悪いイメージを抱かれるケースもあります。そのため、ユーザーを退屈にさせない動画広告を意識するのが良いでしょう。

課金方式は、広告が1,000回表示されるごとに課金されるCPMです。

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3.バンパー広告

バンパー広告は、動画の前後や再生途中に流れる6秒の動画広告で、スキップはできません。

スキップ不可のインストリーム広告に比べて、視聴時間が半分以下に制約されます。わずかな時間でアピールする必要がありますが、15秒の長さがあるインストリーム広告に比べると、比較的、不快感を与えずに視聴してもらえます。

課金方式は、広告が1,000回表示されるごとに課金されるCPMです。

4.インフィード動画広告

インフィード動画広告はYouTubeアプリのホームフィードをはじめ、YouTubeで動画を検索した結果表示画面やYouTube の「次のおすすめ」ページで表示される広告です。

検索結果と関連性が高いケースやターゲットとしているユーザーに対して広告が表示されやすいです。そのため、関心度が高く目に入りやすくので、試聴してもらえる可能性も高まります。

課金方式は、再生回数に応じて費用が掛かるCPVです。

5.アウトストリーム広告

アウトストリーム広告はYouTubeではなく、YouTubeと連携しているGoogle広告に関連するサイトやアプリなどに配信するモバイル専用広告です。アウトストリーム広告では、スマホユーザーやYouTubeを利用しないユーザーにも動画広告を見てもらうことができます。

音が出ないミュート状態で表示される仕様になっているため、音声なしでユーザーの関心を惹くような広告内容が求められます。近年は、老若男女問わずスマホを利用する人が増えているので、幅広いターゲットに対応可能です。

課金方式は、視認可能と判断されたインプレッションに対してのみ、広告料を課すvCPMです。広告面積の50%が2秒以上1,000回表示されるごとに課金され、相場単価は10円~500円です。

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6.マストヘッド広告

マストヘッド広告はYouTubeのホーム画面の上部に表示されます。幅広いユーザーの視界に入りやすく、認知度向上に役立ちます。そのため、新商品・サービスのプロモーションに利用されることが多いです。ただし、Googleの営業担当者を介して予約制でしか出稿ができません。

固定の日別単価制、もしくは広告が見られた回数に応じて課金されます。日数別もしくは表示回数1,000回ごとで、1日あたり数百万円の広告料になることもあります。検索エンジンやSNSのリンクから興味ある動画に直接アクセスし、YouTubeのホーム画面を経由しないユーザーも多いので、予算を考慮したうえで慎重に出稿の可否を検討しましょう。

番外編:動画アクションキャンペーン

動画アクションキャンペーンとは、YouTubeをはじめ様々な場所でコンバージョンを促進できるもので、コストパフォーマンスに優れています。

「スキップ可能なインストリーム広告」と「インフィード動画広告」のフォーマットで使用でき、動画の長さは10秒以上、行動を促すフレーズを表示することができます。動画アクションキャンペーンを利用するメリットは、以下の通りです。

1つ目は、広告配信によって得たいアクションのコンバージョンを高めるのに有効であることです。YouTubeホームフィード、YouTubeの動画再生ページをはじめ、Google動画パートナーなど、さまざまな広告枠を活用して同時期に配信できます。そのため、コンバージョン単価を最小限に抑えながら、コンバージョン促進ができます。

もう一つのメリットとしては、同時期に複数の場所で配信できるので、キャンペーンの掲載結果を改善しやすい点です。1つのキャンペーンで複数の媒体に簡単に配信できるため、広告枠のソースごとに入札単価と予算を設定する必要もなく、簡単にキャンペーンを拡大できます。

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YouTube広告の種類:画像広告

YouTubeは動画配信プラットフォームですが、動画広告だけでなく静止画での広告も表示できます。

代表的な画像広告であるディスプレイ広告とオーバーレイ広告の2種類について、特徴を確認しておきましょう。

1.ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、YouTubeで再生する動画の右側やおすすめの動画一覧の上に表示されるバナー広告になります。

気になった動画を視聴しているユーザーをはじめ、関連動画をチェックしているユーザーに対して広告を表示できます。ディスプレイ広告を目にしたユーザーが関心を抱いてバナーをクリックすると、広告主のWebサイトや商品購入・資料請求専用のランディングページに移る仕様です。

課金方式は、広告がクリックされた際に課金されるCPCです。

2.オーバーレイ広告

オーバーレイ広告は、再生されている動画の画面下部20%に半透明で表示される形式の広告です。画像もしくはテキスト形式で表示されます。気になったユーザーがクリックすると、広告主が希望するWebサイトやランディングページなどに移る仕様です。

動画に重なって広告が表示されるので、ユーザーの視界に入りやすい一方、邪魔に思われるリスクも潜んでいます。商品やブランドの認知拡大に向いている一方で、露出しすぎると不快感を与える恐れもあるので注意必要です。

課金方式は、CPCまたはCPMです。

YouTube広告の単価を決める課金形式

各広告の特徴の紹介の中でも触れてきましたが、広告を出した際の広告料の課金形式にも複数の種類があります。

ここでは、YouTube広告における4種類の課金形式をご紹介します。CPC(クリック単価)、CPV(視聴単価)、CPM(インプレッション単価)、vCPM(視認インプレッション単価)の4つがあります。

課金形式を知ることは予算や目標数値を考える際に重要であり、広告出稿による費用対効果にも大きく影響するため、しっかり理解しておきましょう。

CPC(クリック単価)

CPCは「Cost Per Click」の略語で、広告や見出しなどに配置されたリンク先を1回クリックするごとに課金されます。

CPV(視聴単価)

CPVは「Cost Per View」の略語で、広告動画を1回再生するごとに料金がかかる形式です。

YouTubeの場合はユーザーが広告動画を30秒以上再生するか、30秒未満の動画では最後まで再生した場合のみ、広告料が発生します。

CPM(インプレッション単価)

CPMは「Cost Per Mille」の略語で、広告が1,000回表示されるごとに広告料が発生する形式です。表示された回数のことをインプレッションと呼ぶため、インプレッション単価と呼ばれることもあります。

vCPM(視認インプレッション単価)

vCPMは視認可能と判断されたインプレッション1000回あたりの広告コストです。
視認可能とみなされる判断基準は、動画広告では2秒以上、ディスプレイ広告では1秒以上にわたり、広告の面積の50%以上が画面に表示された場合です。

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広告の種類の選び方

YouTube広告で期待する成果や目標数値などを達成したいなら、広告を出す目的に応じてYouTube広告の種類を選ぶことが重要です。

広告を出す目的として代表的なのが、認知拡大、比較検討、資料請求・購入・申し込みです。目的ごとにマッチするYouTube広告の種類をチェックしていきましょう。

認知拡大

自社商品やサービスなどの認知拡大を目指したいなら、バンパー広告か、スキップ可能または不可のインストリーム広告がおすすめです。少なくとも5秒から6秒、うまくいけば15秒以上にわたって動画広告を視聴してもらえます。

世代を問わず、インターネットはスマホのみしか使わないユーザーが増えていることを考えれば、モバイル専用のアウトストリーム広告も有効です。

他には、動画の下に表示されるオーバーレイ広告も視認性が高いので試す価値はあるでしょう。もし予算が潤沢にあり、不特定多数の人に対して広告を打ちたい場合は、YouTubeのホーム画面に表示されるマストヘッド広告も選択肢になります。

比較検討

ユーザーに比較検討を促したい場合には、スキップ可能または不可のインストリーム広告、またはインフィード動画広告がおすすめです。インストリーム広告は最低5秒は見てもらえるので、比較検討したい方の興味を惹けばそのまま見続けてもらえ、アクションにつながる期待もできます。

また、インフィード動画広告はYouTubeのホーム画面や検索画面・おすすめ動画一覧に表示されるので、動画の比較検討や発見を行おうとするユーザーの目に入りやすいです。さまざまな情報を比較したい、知りたいと思っている心理状態なので、広告もチェックしてもらえる可能性が高まります。

資料請求・購入・申し込み

資料請求・購入・申し込みという最終アクションに繋げたい場合には、スキップ可能なインストリーム広告とインフィード動画広告を使って、動画アクションキャンペーンを行うのがおすすめです。

複数媒体でさまざまな場所に同時期に配信キャンペーンが打てるので、多くの人の目に留まり、コンバージョンに繋がりやすくなります。

 

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まとめ

YouTube広告のそれぞれの種類、そして広告の選び方や単価について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

YouTube広告には大きく分けて動画広告と画像広告の2種類があり、その中にもインストリーム広告やバンパー広告、アウトストリーム広告などがあります。それぞれ広告の掲載場所や表示の仕組み、課金形式や相場、期待できる効果が異なるため、目的やターゲット・予算などに合わせて選ぶことが重要です。

また、YouTube広告に取り組むにあたっては、CPC(クリック単価)やCPV(視聴単価)などの課金形式も意識する必要があります。

認知拡大・比較検討・購買促進などの広告を出す目的に応じて、各種類のYouTube広告を使いこなしていきましょう!