X (Twitter)

キャンペーン

Web遷移型インスタントウィンキャンペーンとは?やり方や人気の理由、成功のコツや事例をご紹介

    記事をシェアする

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • Linkedin
  • はてなブックマーク

X (Twitter) で開催するキャンペーンにおいて、どのような企業様にも推奨できるのがWeb遷移型インスタントウィンキャンペーンです。

自社のWebページや、アプリのお知らせなどで抽選結果を表示することができるため、ページへの流入やアプリダウンロード促進を目的とした施策に適しています。

本記事では、Web遷移型インスタントウィンキャンペーンの概要や人気の理由、企業の事例などを解説していきます。

 

 

Web遷移型インスタントウィンキャンペーンとは?

Web遷移型インスタントウィンキャンペーンとは、X (Twitter) やTikTokなどで行われるキャンペーン手法の一つです。

ユーザーがフォロー&リポスト等でキャンペーンに参加した後、X (Twitter) のリプライやDMで抽選結果を受け取るのではなく、Webサイトに遷移した上で抽選結果を確認するキャンペーンフローです。

遷移後の抽選ページで、X (Twitter) アカウントのログイン認証を行い、その場で抽選結果が表示されるといった流れになります。

なお、本フローはX (Twitter) の機能だけでは実現できず、外部のキャンペーンツールを利用する必要があります。

 

ポイント

Web遷移型インスタントウィンキャンペーンは、その場で抽選結果を確認することができます。

X (Twitter)で完結するキャンペーンとの違い

キャンペーンに参加後、X (Twitter)のリプライで当落の抽選結果を伝えるインスタントウィンキャンペーンを実施する場合は、X (Twitter) 社へリプライの送信数制限の解除申請(ホワイトリスト化)が必要になります。

しかし、Web遷移型インスタントウィンキャンペーンはリプライではなくWeb上で結果を告知するためX (Twitter) 社へのホワイトリスト化申請が不要となります。

また、ホワイトリスト化申請を行う際にはX (Twitter) 広告の出稿が必須となりますが、上記にあるようにWeb遷移型インスタントウィンキャンペーンを実施する際にはホワイトリスト化申請が不要なため、広告出稿も必須ではなくなります。

そのため、Web遷移型インスタントウィンキャンペーンは、オートリプライを使ったX (Twitter)上で完結するインスタントウィンキャンペーンを実施するよりも、コストを抑えてキャンペーンを実施できるのです。

しかし、Web遷移型インスタントウィンキャンペーンは、参加ユーザーが抽選結果を確認するのにX (Twitter)から離れ、Webに遷移する必要があるため、X (Twitter)上で完結するインスタントウィンキャンペーンよりも参加ハードルが高くなる可能性があります。

したがって、自社で使用できる予算を加味した上で、効果を最大化できるキャンペーン手法を選択しましょう。

Web遷移型インスタントウィンキャンペーンが人気の理由

多くの企業が採用しているWeb遷移型インスタントウィンキャンペーンですが、なぜ人気があるのでしょうか。

ここでは、参加者側と企業側に分けて、それぞれのメリットについて解説していきます。

【1】参加者側のメリット

Web遷移型インスタントウィンキャンペーンの参加ユーザーのメリットは、主に以下の3点になります。

 

1.その場で抽選結果が分かる
2.手軽に参加できる
3.ゲーム感覚で楽しめる

 

それぞれを解説していきます。

1.その場で抽選結果が分かる

参加ユーザーにとって最大のメリットは、その場で抽選結果が分かる点です。

即時で抽選結果を確認できるインスタントウィンキャンペーンは、後日結果が分かるキャンペーンとは異なり発表日を待つ必要がないため、参加するユーザーの負担が少ないのです。

2.手軽に参加できる

短い時間で「キャンペーンへの参加」が完結するため、ユーザーは気軽に参加できる点も大きなメリットです。

例えば通勤中の電車の中であっても、スマホからの簡単な操作で、手軽にキャンペーンに参加できるのです。

 

ポイント

即時で抽選結果が確認でき、手軽に参加できるキャンペーンほど、多くの参加者が集まる傾向にあります

3.ゲーム感覚で楽しめる

遷移した抽選ページで、「おみくじ」や「診断」などのコンテンツを体験し応募条件をクリアすると、その場で抽選結果が分かるといった仕組みのキャンペーンもあります。

企業独自のオリジナルコンテンツを用意することで、ユーザーはゲーム感覚で、楽しみながらキャンペーンに参加できるのです。

抽選ページへ遷移して参加するWeb遷移型インスタントウィンキャンペーンだからこそ、感じられるメリットと言えるでしょう。

【2】企業側のメリット

キャンペーンを開催する企業側のメリットとして、以下の3点が挙げられます。

 

1. 広告配信無しでも実施可能
2.商品理解を促進する施策として実施可能
3. アプリインストール施策としても実施可能

 

1. 広告配信無しでも実施可能

「X (Twitter)で完結するキャンペーンとの違い」の章でも説明したとおり、Web遷移型インスタントウィンキャンペーンを実施する際はX (Twitter) の広告出稿が必要ありません。

キャンペーンを定期的に開催することを考えると、費用を抑えられる点は大きなメリットと言えるでしょう。

2. 商品理解を促進する施策として実施可能

ユーザーがキャンペーン参加時に遷移するWebページに、自社商品の写真や商品名、商品の特徴などを記載した診断コンテンツや、おみくじなどを体験できるようなコンテンツを用意することで、キャンペーンに参加したユーザーは、自然と商品名や商品のビジュアルを目にするため商品の理解促進につながります。

あえてWebに遷移をさせるキャンペーンだからこそ、企業側がユーザーに伝えたい内容をより多く訴求できる点はメリットと言えるでしょう

 

ポイント

Webインスタントウィンキャンペーンは、コストを抑えつつもユーザーの商品理解を促す施策に適しています

 

3. アプリインストール施策としても実施可能

抽選結果が見られるページをアプリ内のみに設置することで、アプリをインストールしたユーザーのみに抽選結果を表示する「インストール促進施策」を実現することが可能です。

キャンペーンの参加条件としてアプリインストールを必須とすることができるため、直接コンバージョンを生むことを目的とした施策を実施することができる点はメリットと言えるでしょう。

Web遷移型インスタントウィンキャンペーンのやり方

Web遷移型インスタントウィンキャンペーンを実施する流れは、以下の4ステップに分けることができます。

 

STEP1. キャンペーン企画の設計
STEP2. キャンペーンツールの導入
STEP3. キャンペーンの告知と実施
STEP4. 分析と効果測定

 

それぞれの内容を、解説していきます。

STEP1. キャンペーン企画の設計

キャンペーンの目的、フロー、賞品選定や実施期間など、全体の設計を行います。

特に「どのような成果を得たいのか」といったキャンペーンの目的は、明確にしましょう。

目的が曖昧な状態だと、効果が薄まってしまったり、目的の達成に繋がらないケースがあるためです。

 

ポイント

最初に目的を明確に定めてから、キャンペーンの全体を設計していきましょう

STEP2. キャンペーンツールの導入

前述のとおり、Web遷移型インスタントウィンキャンペーンを実施するためには、外部ツールの導入が必要になります。

そこで、弊社が提供する「Webインスタントウィンキャンペーンツール」を例にして、実施の流れを説明していきます。

まず、参加ユーザーは、キャンペーン告知のポストからフォロー&リポストなどの応募条件をクリアし(STEP1)、抽選ページへのリンクをクリック(STEP2)します。

WEBインスタントウィンキャンペーンツール 認証バッジなし X(Twitter)

遷移した抽選ページにてX (Twitter)ログイン 認証を行い(STEP3)、応募条件を満たした場合は(STEP4)、その場で抽選結果が表示されます(STEP5)。

弊社のキャンペーンツールを利用することで、上記のようにその場で抽選結果が分かるWebインスタントウィンキャンペーンを実施できるのです。

さらに、管理画面ではLPを簡単に作成できる機能や当選確率の設定、参加者一覧をCSVダウンロードできる機能など、キャンペーンに役立つ機能が搭載されています。

また弊社ではツールのご提供のみならず、1社につき1名専属の担当者がつき、企業様に合わせたキャンペーン設計サポートや管理画面への設定などを行うため、初めてWebインスタントウィンキャンペーンを実施される企業様でも安心してご利用いただけます。

サービスの詳細資料は、こちらよりダウンロードすることができますので、ぜひご覧ください。

WEBインスタントウィンキャンペーンツール 認証バッジなし X(Twitter)

STEP3. キャンペーンの告知と実施

キャンペーンツールを導入して必要な設定が完了したら、告知をしつつキャンペーンを実施する流れになります。

キャンペーン開催の告知は、X (Twitter) はもちろん、他のSNSやホームページ、メールマガジンなど様々な媒体を活用すると良いでしょう。

STEP4. 分析と効果測定

キャンペーンを実施するだけで終わらせず、投稿のインプレッション数やエンゲージメント数など、キャンペーンを実施した後の効果を確認しましょう。

次回以降に開催するキャンペーンの改善に繋がるためです。

X (Twitter) には無料で利用できるアナリティクスがありますので、活用しましょう。X (Twitter) アナリティクスの使い方や分析方法に関しては、以下の記事で解説しております。

X(Twitter)アナリティクスの基本!見方や分析・活用方法を解説

 

Web遷移型インスタントウィンキャンペーン成功事例

ここでは、Web遷移型インスタントウィンキャンペーンをより理解していただけるように、企業が実施した事例を紹介していきます。

事例1. サントリーホールディングス株式会社様

サントリーホールディングス様の事例で、フォロー&リポストが応募条件に設定されたWeb遷移型インスタントウィンキャンペーンです。

 

投稿内にある画像をタップするとキャンペーンサイトに遷移し、遷移したWebページで抽選結果を確認できる流れです。

さらに、はずれても賞品に応募できる点数がもらえる仕組みにすることで「Wチャンス」として楽しめるキャンペーン設計となっています。

事例2. 株式会社DINOS CORPORATION様

日本初のテレビ通販を放送したディノス様が実施した、Web遷移型インスタントウィンキャンペーンです。

 

自社の通販サイトで利用できる1,000円分のクーポンが賞品として用意されました。

また抽選結果を、ログイン後の通販のページで確認できる仕組みにすることで、会員登録を促す施策として実施されたキャンペーンとなりました。

事例3. 株式会社BANDAI SPIRITS様

応募条件を満たした後に、キャンペーン特設ページに遷移して、抽選を行う形式のキャンペーン事例です。

アカウントをフォロー&リポストした後、キャンペーン特設ページでX (Twitter)アカウント認証後、「応募するボタン」をタップするとその場で抽選結果が表示されます。

すぐに結果が分かるインスタントウィンでの抽選で、期間中毎日参加できるため、ユーザーにとって何度も挑戦しやすいキャンペーンと言えるでしょう。

 

Web遷移型インスタントウィンキャンペーン 成功のコツ

Web遷移型インスタントウィンキャンペーンを成功させるためのポイントとして、以下の3点が挙げられます。

 

1. 参加のハードルを下げる
2. キャンペーンツールを活用する
3. 魅力的な賞品を用意する

 

それぞれの詳細を、解説していきます。

1. 参加のハードルを下げる

応募条件は、簡単でシンプルな操作を設定しましょう。ユーザーはスマホで操作することが多いため、応募に手間がかかってしまうとユーザーは参加ハードルを高く感じてしまうためです。

キャンペーンを実施する目的にもよりますが、より多くのユーザーに参加してもらうためには数回の操作で完結できるキャンペーンを設計しましょう。

 

ポイント

ユーザーの立場になって考えて、参加しやすい応募条件を設定しましょう

2. キャンペーンツールを活用する

Web遷移型インスタントウィンキャンペーンを実施するためには外部ツールが必要ですが、他にもキャンペーン実施に役立つ機能を利用できるため、キャンペーンツールの活用は欠かせません。

例えば、弊社の「Webインスタントウィンキャンペーンツール」では、キャンペーンへの重複参加をチェックし当選から除外できる機能や、当選確率、当選上限数を日ごとに設定できる機能などを利用することができます。

他にも、参加者の一覧をCSVでダウンロードできたり、ユニーク参加者数やフォロワー増加数などを確認できるレポート機能があったりと、キャンペーンの効率化に役立つ機能が豊富に備わっています。なお、サービスの詳細資料は、こちらのページからダウンロードすることが可能です。

WEBインスタントウィンキャンペーンツール 認証バッジなし X(Twitter)

3. 魅力的な賞品を用意する

X (Twitter) のユーザーがキャンペーンに参加する理由は、賞品を手に入れたいためです。そのため、賞品が魅力的なほど、多くの参加者が集まる傾向にあります。

例えば、キャンペーンでしか手に入らない限定商品や、好きな商品を選べる商品ギフト券などです。自社の製品がなければ、ソーシャルギフトを活用しましょう。

なお、ソーシャルギフトの送り方や活用方法、活用事例などは、以下のページで解説しております。

X (Twitter) のギフトの送り方!メリットやおすすめギフト、活用事例を紹介

Web遷移型インスタントウィンキャンペーンの注意点

ここでは、Web遷移型インスタントウィンキャンペーンを実施する際に、注意するべき項目について解説していきます。

1. ガイドラインの遵守 

X (Twitter) は、キャンペーン開催における「ガイドライン」を設けています。

例えば、「複数アカウントを作成させない」「繰り返し同じポストをさせない」というような規定です。

違反した場合、企業アカウントの凍結などのペナルティがあるため、ガイドラインは遵守しなければいけません。なお、下記の公式サイトでガイドラインを確認できます。

ヘルプセンター「キャンペーンの実施についてのガイドライン」

 

ポイント

キャンペーンを実施する企業の担当者は、必ずガイドラインに目を通しましょう

2. 炎上への対策

キャンペーンにおける応募規約や注意事項は、Webページに分かりやすく記載しましょう。ユーザーが誤認しないように、明確に伝えることがポイントです。

実際に、当選者の選定基準に関して、事実と異なる内容を告知したことにより、炎上に発展してしまった事例もあります。

企業にとって炎上は、大きなダメージに繋がるため十分に注意しましょう。なお、SNSの炎上の原因や対策、上記のキャンペーン炎上の事例などは、以下のページで解説しております。

企業SNSの炎上の原因と事例、企業が取るべき対処法と防止策を解説

まとめ

ここでは、Web遷移型インスタントウィンキャンペーンを中心に、事例を交えながら実施の方法やコツなどを解説してきました。

X (Twitter)で完結できるインスタントウィンキャンペーンよりも安価に実施できるキャンペーンであり、多くのユーザーに参加してもらうことができれば、非常に費用対効果の高い施策になります。

ここで解説した内容を参考にして、ぜひWeb遷移型インスタントウィンキャンペーンを実施してみてください。

記事をシェアする