SNS運用
Twitterの企業アカウントでフォロワーを増やす10の方法

せっかく自社企業の公式Twitterアカウントを作成したにもかかわらず、まったくフォロワーを増やすことができずに悩んでいる。。
そんなSNS運用担当者も多いのではないでしょうか?
とりあえずTwitterアカウントさえ作れば、自然とフォロワーを増やすことができる。
そんな期待を抱いてしまいがちですが、何かきっかけがないと一般のユーザーはフォローをしてくれません。もともと企業のファンでなければ、アカウント自体に気付いてもらえないでしょう。
そこで今回は、「Twitterの企業アカウントでフォロワーを増やす10の方法」についてご紹介します。Twitterでのフォロワーの増やし方を具体的に解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
Twitterの企業アカウントでフォロワーを増やす意味
そもそも、企業のTwitterマーケティングの一貫として、フォロワーを増やすことにはどのような意味があるのでしょうか?
認知拡大とユーザーとの距離という、2つの観点から解説します。
商品やサービスの認知拡大ができる
企業での目玉商品や開発に力を入れた新商品があれば、多くのユーザーに知ってもらい購入を促したいと考えているでしょう。
そのようなときにTwitterでフォロワーが多ければ、より多くの人に広告費を掛けずに宣伝することができます。期間限定商品の場合であれば、リアルタイムで多くの人に伝えることも可能です。
また、フォロワーに情報を届けるだけでなく、リツイートをしてくれる「ファン」がいればさらにTwitterの影響力は増していきます。実際に、一つのツイートがきっかけとなり投稿が多く拡散され、商品の購入にまで至るケースは珍しくありません。リアルタイムでの情報をお届けするために、フォロワーが多いことは強力な手段になり得るのです。
ユーザーとの距離が縮まる
Twitterのフォロワーになってもらうことで、心理的な距離を縮めることもできます。企業側が思っているよりも、ユーザーは会社というものに壁を感じているケースが一般的です。Twitterでフォロワーになってもらい、ツイートやコメントなどでやり取りができると親密感が湧き、企業に対して親近感をわいてくれます。
Twitter上での小さなコミュニケーションの接点を繰り返し作ることで、「この企業が好き」というファンが増え、リツイートやポジティブな発信をしてくれるユーザーも増えるでしょう。
なぜTwitterの企業アカウントをフォローするのか
そもそもユーザーはただ漠然とTwitterの企業アカウントをフォローをしているわけではなく、「この企業をフォローしたい!」という理由や動機を持って行動に移しています。そのため、ユーザーにこの企業をフォローしたいと思わせる工夫が必要となってきます。
企業アカウントをフォローする理由として一番多いのは「自分にとって有益な情報を発信してくれそう」と感じたときです。そのため、ユーザーにとってお得なキャンペーンや割引情報など、有益だと感じるものを発信していくことが非常に大切です。
逆にせっかくフォローしてもらえても、解除されてしまう場合もあります。「自分には関係のない投稿が多い」と感じられるとフォローを外される傾向にあります。一方通行で宣伝中心の投稿ばかりにならないよう、フォロワーとの距離感を大切にしましょう。
Twitterの企業アカウントでフォロワーを増やす10の方法
ここからは具体的に、Twitterの企業アカウントでフォロワーを増やす方法を10個ご紹介していきます。
参考にしながら、ぜひ一つずつフォロワーの増やし方を身に付けてください。
1. ターゲット設定を明確にする
まずは、改めて自社アカウントのターゲット設定を明確にしましょう。幅広くアバウトに宣伝するのではなく、Twitterでどんな人たちにフォローしてもらいたいのかを明らかにします。
商品によっては40代以上向けのアンチエイジングケア化粧品であったり、20代向けのかわいい服を多く取り扱っていたりなど、ある程度ターゲットが決まっているはずです。そこからさらに、細かくターゲット像が持つ課題を深ぼってみましょう。その課題に関する有益な情報を発信し続けることで、次第にフォロワーが増えていきます。
2. プロフィールをわかりやすくする
あなたの企業のアカウントのプロフィールは、初見の人が見てもわかりやすい内容になっていますか?ユーザーはフォローをするときに、プロフィールを読んでどんな企業か確認します。そのため、ターゲット像に合ったプロフィールを作り、興味を惹かせるようにしなければいけません。
まず、ユーザー名だけではピンとこない場合もありますので、その後ろに@を付けて、自社製品の中でヒットした商品の名前も一緒に入れましょう。皆が知っているような商品であれば、「あの○○という商品を販売している企業だ」という安心感からフォローしてくれます。
そして、ターゲットに向けた文章を書き、製品についても紹介します。新鮮な情報を常に届けるために、プロフィールのヘッダー画像もセール品など何かキャンペーンが変わるたび、こまめに更新していきましょう。企業の公式サイトのURLを貼り付けることも必須です。
■ 関連記事
3. まず身内にフォローしてもらう
Twitterアカウントを見つけてもらうのには、一般的に時間がかかります。フォロワー数が一桁台のアカウントをフォローしようとは思わないので、まずは社員や既存のお客様にフォローしてもらいましょう。
また、初期にフォロワーを獲得する手法としては、「フォロワー限定特典」などを実施し、固定ツイートにしておくことも効果的です。明確なメリットがあると、フォロー率がアップします。
4. 投稿ルールを決める
思い立ったときにだけTwitterへ投稿していたのでは、ツイートを見てもらえる機会も増えません。気まぐれな感じではなく、毎日投稿をして有益な情報をつぶやくようにしましょう。
投稿のルールとして、「毎朝8時には1ツイートする」などと決めておくと継続しやすくなります。
他にも、投稿内容に関するルールを決めることも有効です。企業としての一貫性を持たせることで、ユーザーからの信頼獲得に繋がります。
5. 投稿のタイミングを工夫する
いつでも投稿すれば見てもらえるというわけではなく、見てもらいやすいタイミングというものが存在します。
Twitterは、スキマ時間に利用している人がほとんどです。特に見てもらいやすいタイミングとしては、朝8時〜9時、夕方17時〜18時前後の通勤・通学の時間帯です。このタイミングでTwitterをチェックしている方も多いので、おすすめな時間帯です。
また、お昼休憩の12時から13時あたり、仕事や学校も落ち着きまったりしている夜22時前後もTwitterが見られやすい時間帯になります。ただし、実際はフォロワーの属性によっても異なるので、投稿に対するいいねやリツイートなどのエンゲージメント率を見ながら調整していきましょう。
■ 関連記事
6. ハッシュタグを活用する
今はハッシュタグを使って知りたいことを検索するユーザーも多いので、トレンド的に話題になっていることをハッシュタグ付きで投稿すると、検索してもらいやすくなります。
また、独自のハッシュタグを作り、フォロワーに使ってもらう工夫をするのもおすすめです。
7. 画像・動画付きツイートをする
ツイートする際は、できるだけ画像や動画付きで投稿するようにしましょう。画像や動画付きのツイートは、文字だけのツイートに比べ、ユーザーからの反応率が高まる傾向にあります。
多くの人に認知してもらいたいキャンペーンに関するツイートなど、重要な投稿に関しては必ず画像・動画を付けるようにしましょう。
8. 親和性の高いユーザーと交流する
すでに自社の商品に関心を持っているユーザーにアプローチをすれば、フォロワーを増やせる可能性が高くなります。具体的なアプローチとしては、ユーザー投稿へのいいねやリツイートがあります。自社の商品名や会社名でエゴサーチを行い、まずはその投稿にいいねしてみましょう。もし、非常にポジティブな口コミや有益な情報(商品の新しい使い方等)について書かれているツイートがあれば、お礼コメントを添えて引用リツイートをするのも効果的です。
また、競合他社のTwitterアカウントをフォローしているユーザーも親和性が高いと言えます。競合のフォロワーの投稿にいいねするのも、効果的な施策の一つです。
9. 定期的に分析を行う
自社で分析をこまめに行うことも重要で、今後の戦略を考える際に役立ちます。Twitterで新規フォロワー数を増やしたいときには、投稿回数を増やすことで得られるインプレッション数、魅力的なプロフィールにしておくことで伸ばせるプロフィールクリック数、リツイートやいいねの指標を伸ばすことで増やせるエンゲージメント率などが重要です。
たとえば1ヶ月ごとなど定期的にそれらの指標を見直し、足りないところがあれば改善していきましょう。
10. Twitterキャンペーンを打つ
一気にフォロワーを増やすためには、Twitterキャンペーンが最も有効です。フォローをすることでプレゼント企画に応募できるなど、ユーザーがメリットを感じるキャンペーンはバズりやすい傾向にあります。
特にTwitterで多いのは、フォローとリツイートを応募条件にして、プレゼントを抽選してもらうキャンペーンです。今までご紹介した1~9の基本を実行したのちに、実施を検討してみるのも良いでしょう。
■ 関連記事
フォロワーを増やす際の注意点
最後に、フォロワーを増やす際の注意点について説明していきます。
炎上を避ける
適当に投稿してしまうと、その内容が政治や宗教などのセンシティブな発言に引っ掛かってしまうことがあります。
他にも信ぴょう性がない情報やフェイクニュースをそのまま投稿してしまうと、炎上のきっかけになります。
1人だけでTwitterの投稿を行うのではなく、社内の中で複数人で確認をして問題なければ投稿するようにしましょう。
凍結に注意する
とにかくフォロワーを増やしたいという気持ちから、アカウント凍結を招かないように注意が必要です。まず、どんなに人数が欲しくても、フォロワーを購入してはいけません。
また、自社から積極的にフォローをする際にも、1日でフォローできる上限人数が決まっています。通常のアカウントであれば最大400フォロー、認証済みアカウントであれば最大1,000フォローです。気持ち的には大量にフォローしたくなってしまいますが、悪質なアカウントと判断されると凍結する可能性があるため慎重に行いましょう。
■ 関連記事
まとめ
Twitterでフォロワーを増やす方法について、マスターできましたでしょうか?
今回は「Twitterの企業アカウントでフォロワーを増やす10の方法」についてご解説しました。
黙って投稿をしていただけでは、フォロワーを増やすことはできません。今回紹介した方法をぜひ実践してみてください。
そして、徐々に自社のファンを増やしていきましょう!